ドイツの文化・習慣

ワインとグーテンベルクの町マインツの星降るクリスマスマーケット

もうあと1週間ほどでクリスマスですが、ドイツのクリスマスに欠かせないものがクリスマスマーケット。クリスマスマーケットが開催される時期に合わせて旅行する人も多いからか、この時期になるとフランクフルトで日本人を見かける機会がぐっと増えます。

世界最古と言われるフランクフルトのクリスマスマーケットは、規模も大きくて国際色豊か。一方でフランクフルトから少し離れた町では、その場所ならではの個性豊かなクリスマスマーケットが楽しめます

フランクフルト周辺には面白い町がいくつもありますが、今回はそのなかからマインツのクリスマスマーケットを紹介します。

マインツのクリスマスマーケット

200年以上の歴史を持つマインツのクリスマスマーケットは、町のシンボルでもある大聖堂前の広場で開催されています。まるで星のカーテンのようなイルミネーションがとても素敵。これを見る為にも昼間ではなく夜に行く方がおすすめです。

広場を囲むルネサンス調のファザードのとの調和も美しい。

星つながりでこんなお店もありました。この大きな星は窓辺にぶら下がっているのをよく見かけます。

写真はお店のものですが、一般家庭でもこんな風に飾り付けするんですよ。外が暗くなると窓からこの星が見えてとても素敵なのです。

この時期は家の中のみならず、通りから見える窓際にもなんらかの飾りつけをする家庭が多いです。飾るものは星のほかにも、シュビップボーゲンとよばれるアーチ形の木のおもちゃやサンタの置物など様々。外も暗いし家の照明もくらいので、ほのかに光る飾りが良く映えます。

クリスマスマーケットを上から見下ろせるミニ展望台みたいなのがあるので上ってみました。電気ケーブルが目の前にあるのが少し残念ですが、そこからの眺めはとても幻想的。

展望台の上にはキリスト生誕の様子を再現した模型「クリッぺ」が飾られています。クリッぺはこの時期クリスマスマーケットや教会などで見かけるもので、それぞれ子どもうけする様なメルヘン風だったり、逆にかなりリアルに作られている物もあったりと色々です。比較的小さめに作られている物が多いなか、ここのクリッぺは等身大なんだそう。

いかにもマインツらしいものが、このピラミッド。これ自体はどこのクリスマスマーケットでも見かけますが、マインツのピラミッドでは「マインツェルメンヒェン」というZDF(第二ドイツテレビ)のキャラクターが鎮座しています。1960年代に誕生したキャラクターですが、今でも夕方のニュースで天気予報の前後にチラッと出てきたりしてお茶の間の人気者(おそらく)なのです。

「天気予報」というキーワードとその容貌から、どことなく「ヤン坊マー坊」を連想させるマインツェルメンヒェンでもあります。

メリーゴーランドはどことなくレトロな雰囲気。

グーテンベルク博物館の前には大きなツリーがありました。マインツと言えば中世に活版印刷術を発明したグーテンベルクが生まれた町。グーテンベルク博物館ではそんな彼の功績や印刷技術の進歩が分かるほか、中世の印刷術の実演もしてくれます。

クリスマスマーケットの背後にそびえる大聖堂は、1000年以上という歴史をたたえるもの。トリーア大聖堂、ケルン大聖堂とならぶ「ドイツ3大大聖堂」のひとつです。

ブタの丸焼きまで・・・食べ物飲み物いろいろ

クリスマスマーケットの楽しみと言えばグルメ。普段カフェやレストランでは見かけない珍しいメニューもあるので、屋台巡りも楽しいです。

一番びっくりしたのはブタの丸焼き。実は見るのは初めて。見た目に少し抵抗がありますが、見てると段々慣れてくるものですね。注文が入るとお店の人が肉をそぎ落として、パンに挟んだりして渡していました。

手前にあるのはブタの貯金箱。何故かわかりませんが何だか可哀想に見えてきます・・・。

写真のお店ではありませんが、夫は豚のローストを購入。よく見たらすでに誰かがかじってありますね・・・。少し分けてもらったのですが、スパイスが効いた肉はとても柔らかくて美味しかったです。

最近私の中でブームになっているカイザーシュマーレン。この生地のモチモチ感がたまらんのです。作っている工程もちゃんとみてきたので、今度家で作ろうと思います。

ハンガリーやチェコといった東欧でよくみかけるクルトシュ・カラーチ。写真はシナモンシュガーをコーティングしたものです。ほかにもヘーゼルナッツやココナッツなどバリエーション豊富。外側は香ばしくて中はフワフワ、熱々を食べるのが美味しいです。

食べ物の写真ばかりですが、クリスマスマーケットで忘れてはならないのがホットワイン。マインツはワイン生産も盛んなので「ワイン醸造所のホットワイン」なんてアピールしているお店も多いです。そんな中、「ワインはそもそもワイン醸造所で作るものじゃん」とちょっと意地悪な事をいう夫(笑)。まあそうなんですけどね・・・。

旧市街の散策も忘れずに

マインツのクリスマスマーケットを楽しんだらぜひキルシュガルテン(Kirschgarten)と呼ばれる旧市街へも足を伸ばしてみてください。ここにはお店などは出ていませんが、いくつもある木組みの家がライトアップされとても綺麗です。

[aside type=”boader”]マインツ観光の関連記事
【家族・親戚とドイツ観光】教会が沢山ある町マインツ[/aside]

マインツへのアクセス

マインツへはフランクフルト中央駅からS8、RB、REで30分ちょっと。ICEもありますが、時間が大して変わらない割に値段が高くなるのでおススメではありません

ヘッセンの州都であり、温泉とカジノの町でもあるヴィースバーデン(WIesbaden)からは電車で10分ほど。この辺の町はフランクフルトから日帰りでも遊びに来れるので、覚えておくと便利です。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でMopsをフォローしよう!