南西ドイツ旅行(2)豪華絢爛カジノツアーとラシュタットのレジデンツ

温泉保養地としても知られている南西ドイツの町バーデン・バーデン

ここには3泊し、町の散策をしたり近くのラシュタット(Rastatt)へ出かけたりしました。

[aside type=”boader”] 宿泊したホテル
Hotel Etol
部屋はバスタブ付きで朝食も充実。
町の中心で、クアハウスや美術館、トリンクハレなど主要なスポットが徒歩圏内。
[/aside]

バーデン・バーデンで一番楽しみにしていたのが、カジノのガイドツアー

営業時間前である午前中のみ、ガイドツアーで中の見学ができます。

早速朝一で出かけましたが、なんと参加者は私ひとりのみでした。

sponsored link



カジノ見学ツアー

カジノがあるクアハウス(Kurhaus)

カジノはクアハウスという建物の中に入っています。1821年から1824年にかけて建てられた白亜の建物からは、なんとなく高級な雰囲気が漂っています。

クアハウスの前に広がる芝の中には沢山の花が植えられていて、花の前で写真を撮る人が大勢いました。

すぐ近くにはこんなアーケードもあり、ジュエリーやバッグ、他には雑貨などを扱うお店が並んでいます。

そしてこちらがカジノの入り口。時計が5時過ぎを指しているのは、ガイドツアーとは別の日に写真を撮ったからです。

豪華絢爛なカジノ

上にも書いたように、ガイドツアーの参加者は私だけ。それでも開催してくれるとは何と優しいのか・・・。

おかげで質問し放題でしたが、係の人からも逆に色々質問されました。「ドイツにはどのくらい住んでいるの?」や「何を専攻しているの?」等々。

そんな感じでお喋りをしながら、カジノ内の各部屋を回っていきます。

ちなみに服装は何でもOK。営業中は男性だとジャケット、女性なら綺麗目のワンピースみたいなシックな服装が求められますが、ガイドツアーなのでそれも関係なしです。

フランスの王宮を真似て造られたというだけあり、中は豪華絢爛。映画何かのセットの中にいるみたいです。

シャンデリアは重さ1トン。我が家のダイニングにも小さなシャンデリアがありますが、それとは比べ物にならないほどの迫力。

部屋は趣の異なるものがいくつもありますが、平日は来場者も少ないので解放されるのは一部のみだそうです。

テラスに面した部屋。天気のいい日は窓を全開にして、テラスでもくつろぐ事ができます。

カジノなので来場者全員がゲームを目的に来るのかと思いきや、「社交場」として人と会ったり話したりを目的に来る人も多いそうですよ。

この部屋はパーティーといったイベントなどにも使われます。一部喫煙可の部屋もありましたが、全然タバコ臭くなくてびっくりしました。

バーカウンターで「山崎」や「白州」を発見。

各部屋を一通り回ってガイドツアーは終了。豪華なカジノから外に出たら、一気に現実の世界に戻ってきた様な気分になりました・・・。

初めてカジノという場所に行きましたが、「大人の社交場」という言葉の通り、エレガントな雰囲気の漂う洗練された場所でした。それに営業中はどんな感じなのかも気になる・・・。

建物の特徴や歴史についても色々勉強できるので、ガイドツアー結構おすすめです。

[aside type=”boader”]カジノ ガイドツアー
【時間】9:30~11:45(4月~10月)、10:00~11:30(11月~3月)
【住所】Kaiserallee 1, 76530 Baden-Baden
【料金】大人7ユーロ
[/aside]

sponsored link



ラシュタットのレジデンツ

カジノツアーの後は、ラシュタットという町のレジデンツを見学してきました。

「バロックの町」として大々的にアピールしていて、レジデンツはその中でも目玉スポットです。

[aside type=”normal”] バーデンバーデン⇔ラシュタット
電車で10分ほど。バスの場合は所要時間20分。 [/aside]

連邦資料館

ガイドツアーまで時間があったので、建物の端にある連邦資料館をまず見学します。

展示されているのは、三月革命や旧東ドイツ内で起こった抗争についての資料。紙の資料だけではなく映像や音声もふんだんに使われ、その当時の様子が鮮やかに蘇るよう。

ドイツの歴史に興味のある人にはおすすめです。

軍事史博物館

まだ時間が余ったので、軍事史博物館へも行ってみました。レジデンツのチケットを持っていればここも見学する事ができます。

中世から20世紀初頭にかけての武器や軍服などが展示されていて、個人的には連邦資料館よりこっちの方が面白かったです。

今にも動き出しそうな甲冑。

ものすごく興味を引かれた帽子たち。色んな飾りがついています。

レジデンツのツアー

中はツアーでのみ見学可能です。吹き抜けを上がった所の天井には、ちょっと変わった形のフレスコ画があります。

大理石などで装飾がされた煌びやかな「祖先の間」。天井には鎖につながれて苦しそうな表情をしたオスマン人たちが沢山。

他にも金のベッドがある寝室や、日本などから贈られた陶磁器が飾られた部屋などがありました。

[aside type=”boader”] ラシュタット城
【営業時間】10:00~17:00(4月~10月)、10:00~16:00(11月~3月)
【休み】月曜日
【住所】Herrenstraße 18-20, 76437 Rastatt
【料金】7.5ユーロ(軍事博物館の入場料含む)
[/aside]

 

この日の観光はこれにて終了。ホテルのあるバーデン・バーデンへ戻り、天気も悪かったので、ふらふらせずカフェで一休みしました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です