旧市街が美しいザルツブルクの町歩き

クリスマスパーティーの翌日はそれまで2泊していたホテルをチェックアウトし、ザルツブルク(Salzburg)を経由してドイツのベルヒテスガーデン(Berchtesgaden)へ向かいます。

ザルツブルクは美しい旧市街が世界遺産に登録されているほか、モーツァルトが生まれた町としても有名。ドイツのミュンヘンからも電車で2時間ほどの場所にあり、しかもバイエルンチケットが使えるので日帰りで遊びに行く人も多いです。

情緒あふれる美しい町ザルツブルク。そんなザルツブルクでしばし町歩きを楽しんできました。

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ミラベル庭園

映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場するミラベル庭園は一面雪に覆われていました。庭園はやっぱり冬に来てはいけませんね・・・。

よーくみると雪の下にビオラが沢山植えられていたので、雪が溶けて春になれば鮮やかなビオラ達が描く美しい模様が見えることでしょう。夏にリベンジしたい場所がまた1つ増えました。

ペガサスの泉や「ドレミの階段」もこの庭園にあるので、映画を観た事のある人なら「これ知ってる!」となりそう。でも私実は「サウンド・オブ・ミュージック」はまだ観た事がないんです・・・。

庭園の背後に堂々と構えているのはホーエンザルツブルク城。ここへも後ほど訪れます。

ゲトライデガッセ

旧市街のメインストリートであるゲトライデガッセという通りにはハイブランドのお店からお土産物屋さん、スーパー、ファストフード店など何でもそろっています。ちょうどクリスマスの時期なのでイルミネーションもされていました。

ゲトライデガッセで注目したいのが美しい鉄細工の看板。どれも凝った装飾がされていて、ひとつひとつじっくり見て歩きたくなります。写真は以前訪れた際に撮ったもの。

マクドナルドの看板さえも歴史ある街並みに溶け込んでいるのだからすごい。

モーツァルトの生家もこの通りにあります。黄色い壁が目印。中は博物館になっていて、彼が使った教本や肖像画、譜面などが展示されています。以前来た時に見学したので今回は入りませんでした。

ホーエンザルツブルク城

ミラベル庭園から見えていたホーエンザルツブルク城。1077年、大司教ゲプハルトが防衛目的で建てた城です。

通常はケーブルカーで城まで上りますが、体力と時間に余裕があれば徒歩でも上ることができます。

大聖堂横のカピテル広場から見上げた城。城塞として建てられただけあって、外観も「華やか」というよりは「強固」な守りの城という感じ。

城からはザルツブルクの旧市街が一望できるので、これを見るだけでも来る価値がありますよ。

城の中は中世の食器や武器が展示されている「城砦博物館」、第一次大戦中の武器などを展示する「ライナー博物館」、「マリオネット博物館」、「領主の間」があります。チケットには「ベーシック」と「スタンダード」があり、ベーシックチケットには領主の間の見学が含まれていないので注意。

一番印象に残ったのが中世の拷問器具。見た目だけでもかなり怖い。

城内を見学した後は敷地内を散策してから、再びケーブルカーで旧市街まで戻りました。

町でみかけたクリスマスオーナメント

旧市街の数か所でクリスマスマーケットが開かれているほかに、お店のショーウィンドーにも可愛いオーナメントが沢山あったので少しだけ紹介します。

ザッハトルテで有名なホテルザッハーにはなんとパグのオーナメントが。一瞬「買っちゃえ」と誰かが頭の中で囁いたのですが、こういうオーナメントってとても割れやすく、壊れた時の悲しみに耐えられないと思い購入は見送りにしました。

また別のお店には、これまた繊細なオーナメントが。可愛いけれどどれも結構いいお値段です。こういうの趣味で集めている人も多いのだとか。

ちなみに家のクリスマスツリーは夫の実家の屋根裏に眠っていたオーナメントが飾られています。

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町の見学後はせっかくなのでクリスマスマルクトで軽めのお昼を食べ、宿泊地であるベルヒテスガーデンへ向かいます。雪も舞ってかなり寒かったですが、どこか落ち着いたザルツブルクの街並みはとても素敵でした。