ドイツニュース

ドイツ代表決定!ユーロビジョン・ソング・コンテスト2018

ヨーロッパでは毎年5月に、各国の代表が歌で競い合う祭典「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」が開催されます。

5月の大会に向けてドイツ時間の22日夜にはドイツ代表を決定する代表決定戦が行われ、テレビでも生中継されました。

ヨーロッパ中が熱狂するユーロビジョン・ソング・コンテスト。今回は日本ではほとんど馴染みのない、けれどどっても面白いこの大会について紹介します。

sponsored link



ユーロビジョン・ソング・コンテストとは

ユーロビジョン・ソング・コンテストは始まったのは1956年のこと。欧州放送連合の呼びかけのもと、加盟国が一体となったエンターテイメント番組を作るべく始まったコンテストが現在まで続いています。

コンテストでは各国から選出された歌手またはグループが歌を披露。開催当初は7ヵ国だったものが現在ではかなり大規模なものになり、今年は43ヵ国が参加する予定です。ヨーロッパ以外からもイスラエルやオーストラリアが参加するなど、参加国はヨーロッパに限りません。

開催地は、基本的に前年の優勝者の出身国。とはいえ、開催費用が捻出できなかったり会場の確保が難しいという理由から、別の国で開催さたことも過去には何度かあったみたいです。

ちなみに2017年の開催地はウクライナのキエフでした。優勝つながりですが、過去にはABBAやセリーヌ・ディオンが優勝したこともあります。

コンテストの開催は1週間がかり。2つのグループに分かれて火曜日と木曜日に準決勝を行い、そこから勝ち残った歌手が土曜日の決勝に出場し優勝者が決まります。準決勝と決勝は全て生中継され、視聴者も投票に参加できます。

2017年の勝者

2017年の勝者はポルトガルのサルヴァドール・ソブラル(Salvador Sobral)。シンガーソングライターである実の姉ルイーザが作曲した「Amar Pelos Dois」を歌い、優勝を手にしました。

動画は優勝決定後に歌った際のもの。一部ルイーザが歌っていますが、彼女の歌声もまた曲の雰囲気によく合っていて素敵なんです。


私達も家で視聴していましたが、ショーとしての演出にも力を入れる国が多い中、最低限の演出と歌で勝負する彼の曲はかなり目立っていたと思います。聴いていると体の力が自然と抜けていくような曲で、リラックスしたいときに合いそうだとおもいませんか?

また彼は心臓の病気を抱えており、2017年の大会出場時も状態が一時悪化。体調不良でリハーサルに出られなくなり、その時は代わりにルイーザが歌ったのだそう。

大会後は体調悪化を理由に音楽活動休止を宣言。昨年12月に心臓移植を受け、今は回復に向かっているとのこと。

 

ユーロビジョン・ソング・コンテストで栄えある優勝を手にしたソブラルですが、優勝時のコメントで「良い音楽が勝つんだ」みたいな発言をしたため、他の出場者から批判も受けています。

他にも「病気で同情票を手に入れた」みたいに書かれたり。優勝者に対して必ず何らかの批判が書かれるのも、最近のコンテストの傾向かもしれません。2016年のコンテストでは優勝したウクライナのジャマラの曲が「政治的」と批判を受けた事も記憶に新しいです。確かにこれは私もそうだと思いましたが・・・。

ドイツ代表決定

22日に行われた代表決定戦で見事ドイツ代表の座を獲得したのが、北ドイツはフレンスブルク出身のミヒャエル・シュルテ(Michael Schulte)

2008年から音楽活動を始め、2011年には「The Voice」や「Xファクター」のドイツ版である「Voice of Germany」のファイナリストにまで上りつめた実力派。自身のYoutubeチャンネルも持っているのですが、そのアクセス数はなんと5,000万回以上というスゴイ人でもあります。

そんな彼が披露した曲が、既に亡くなった彼の父との思い出を歌った「You Let Me Walk Alone 」。彼の歌い方からなのかもしれませんが、聞いているとどんどん感情輸入してしまい、胸にジーンと響く曲です。


代表決定戦での審査は大会に詳しい100人のパネラー、専門家チーム、そして視聴者によって出場した6人の歌手に点数(5、6、7、8、10、12点)が振り分けられる仕組みでした。シュルテはどの審査員からも最高点を獲得、他の出場者に大差をつけてドイツ代表として選ばれたのです。

ここ数年不調続きのドイツ

実はドイツのユーロビジョン・ソング・コンテストでの成績は、ここ数年ずっと不調。2015年のアン・ゾフィー(Ann Sophie)、2016年のジェイミー・リー(Jamie=Lee)、そして昨年のレヴィーナ(Levina)はいつも最下位あたりをウロウロしている状態でした。

個人的にジェイミー・リーの曲「Ghost」は上位に行くと思っていたので、予想外の結果にびっくり。歌は良かったけれど彼女の衣装はコスプレみたいなものだったので、そこで評価が分かれたのかもしれません。

最近は不調続きなものの、2010年にはレナ(Lena)が「satellite」を歌って優勝したという過去もあります。この曲は今でもラジオからたまに流れてきますが、一度聞くとなかなか頭から離れないメロディーで私もよく口ずさんだりしています。とっても可愛い容姿もさることながら、ちょっと変な英語がまたチャーミングですよね。

開催情報

2018年ユーロビジョン・ソング・コンテストの開催地はポルトガルのリスボン

5月8日と10日に準決勝、12日に決勝が行われます。ドイツでは夜の9時から生放送です。

もちろん私も観ます!せっかくドイツに住んでいるのでドイツを応援するつもりですが、他の国の曲を聴くのも今から楽しみです。日本での放送については分かりませんが、生放送だとしたら早朝になってしまうので見るのは難しいかもしれません。

たとえ放送自体を見ることができなくても、とても面白い大会なので、気になる方は公式HPや公式Youtubeをのぞいてみてください。過去の大会の様子なども見られます。

ユーロビジョン・ソング・コンテスト公式HP

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でMopsをフォローしよう!