ドイツの文化・習慣

ドイツで3度目の引越し 長いようで短かった2ヶ月の記録

あけましておめでとうございます。

今年もドイツ、ヨーロッパの旅にまつわる話やドイツでの生活の様子をブログで紹介していくので、皆さん楽しみにしていてください。

さて今年1発目のテーマは引っ越し。私達が昨年12月に終えたばかりの引っ越しについて、ドイツでの一般的な引っ越し事情も少し加えながら振り返っていきます。今後ドイツ国内で引越しをする方の参考になれば嬉しいです。

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私にとってドイツで3度目の引っ越し

私がドイツ国内で引っ越すのは、今回が3度目になります。1度目の引っ越しはヴュルツブルクからフランクルトへ。住んでいたのがWGで私自身が所有する家具や食器類はほとんどなく、荷物はスーツケースと段ボール数個というかなり楽な引っ越しでした。

2度目の引っ越しではフランクフルトの1人用アパートから、夫と住むため郊外の広いアパートへ。フランクフルトの住まいで購入した机やベッド、洋服だんすなど大きな家具や洗濯機もありましたが引越し業者に頼むほどでもなく、夫の家族に手伝ってもらいました。

そして3度目となる今回の引っ越し。今回は私と夫、あわせて2人分の家具にキッチンも加わり、とにかく大きな荷物がたくさん。さらに新居への距離も車で3時間とだいぶ離れていて家族や友人に頼むと負担が大きいということから、今回は引っ越し業者にお願いすることにしました。

なかなか見つからない!ドイツでの部屋探し

ドイツでのワーホリや留学に関心のあるかたはすでに聞いた事があると思いますが、ドイツでの部屋探しはかなり大変。特にフランクフルトやミュンヘンなどの大都市は家賃も高く、条件のいい部屋には希望者が殺到します。

結果、「半年探しているけどまだ見つからない」なんて人も実際にいるほど。

良さそうな物件を見つけてコンタクトを取っても返事をもらえなかったり、返事をもらえても部屋見学であまりの希望者の多さにビックリなんて事はよくある話。私達が部屋をさがした際も、電話をしてみたら「いま80件くらい問合せがあるんだ」なんて物件もありました。

部屋を勝ち取るためには、大家さんや不動産屋さんの信頼をいかにして勝ち取るかがかなり重要になります。実際に部屋を貸している私の友人によると、安定した収入、つまり「家賃を滞りなく支払えるか」をまず「書類審査」し、ギリギリで危なそうな人はその時点でお断りするのだとか。

部屋の見学を申し込む際、または見学後に借りたいと正式に申しこむ際、必ず要求されるのが「Selbstauskunft」というフォーム。ここには入居希望者の現在の住所から職業、年収などを書くようになっており、すべて記入して提出します。また収入証明も提出し、それを基に大家さん(または不動産屋さん)が家賃の支払い能力があるかをチェックするのです。

この条件を満たしたうえで重要視されるのが、実際に会ってみての人柄。これから長い付き合いになる訳ですからお互い面倒そうな人はなるべく避けたいですし、大家さんにとっても部屋を綺麗に使ってくれそうな人を選びたいですしね。

絶対に譲れなかった条件

今回の部屋探しで、夫の会社へのアクセスの良さのほかに私達が絶対に譲れなかった条件があります。それは、ほどよい「田舎」にあり、「庭またはベランダ」が付いていて「最低4部屋」ある物件というもの。

夫の会社はシュトゥットガルトのすぐ近くですが私達は都市部より田舎に住みたいという考えだったので、あえてシュトゥットガルト市内で物件探しはしませんでした。探したのは、夫の職場から実家のあいだで、幹線道路が近くにあるなど通勤に便利なエリアです。

庭やベランダちょっと外の空気を吸ったり、コーヒーなど飲みながらくつろげる場所として必須。ほかにも花を飾ったり小さな家庭菜園をするほか、暖かくなって外でワインを飲んだりバーベキューをしたい時など、私達の生活にとって無くてはならない空間なのです。

部屋数については、それぞれが自分の部屋を持てるように最低4部屋以上のところを探しました。今まで住んでいたところはリビングダイニング、寝室、パソコン部屋の3部屋しかなく、パソコンのある部屋は夫が主に使って私はリビングの隅に机を置いて仕事などしていました。

しかし、夫がリビングに入って来ると私はその都度集中力が切れてしまうし、夫も私が作業している間はテレビや映画を観ることができないという不満が。私は引っ越し後に家で作業する時間がこれまで以上に増えるほか、2人ともプライベート空間を持ちたいという考えから、新しい住まいでは4部屋以上の所を探しました。



実際に見学した部屋

今回見学したのは計4件。部屋探しにはImmobilienscout24というウェブサイトを主に利用しました。ドイツでの部屋探しについては「ドイツで部屋探し!探し方と実際にあったトラブル」に詳しく書いてあるので、興味のある方は参考にしてみてください。

家賃は1500€(水道、暖房費込み)が上限、広さは100㎡くらいを目安に物件を探しました。この条件だと3部屋の物件は結構あるものの4部屋以上になるとそれが激減。なかなか良さそうな所もなく、最終的には3部屋物件も1件だけ見学しました。

フランクフルトから引っ越し先まで距離があるほか私も夫も平日は働いているので、部屋見学はいつも金曜の夜か土曜日にしてもらいました。1週間に1件見学というかなりのスローペースだったので、部屋探しの期間はかなり長く感じられました。

1件目に見学した部屋は立地、広さともに申し分なかったものの、住む前に自分達でリノベーションしないといけなかったので、こちらからお断りすることに。

2件目は田舎の町のさらに外れにある物件。農家の納屋をリノベーションしたばかりの家で、部屋の数は4部屋どころかなんと7部屋。2人には広すぎるくらいでありながら、家賃はほかに見学した部屋とほぼ同じでした。ちなみに今住んでいるのはこの物件です。

3件目も物件自体はなかなか良かったのですが、夫の職場から 分とやや遠いのが難点。毎日この距離を運転するのも大変じゃないかと話していたところ、大家さんから「住居人がやっぱり引っ越したくないと言ってる」と連絡が来て結局ボツになりました。

4件目は4部屋の物件がなかなか見つからず、3部屋物件を探している時に見つけたもの。立地や部屋もまあまあ良さそうが感じでしたが、この物件はキッチン付き。私達は前の住まいで購入したキッチンを既に持っていたので、それを売るか次の引っ越しまで取っておくかを考える必要がありました。

そうこうしているうちに2件目の大家さんから入居可の連絡をもらい、長かった部屋探しは終わりを迎えたのでした。

自力で引越しor引っ越し業者

今回の引っ越しは業者に頼んで行いました。理由としては、冷蔵庫や洗濯機のほか大型家具が沢山あったこと、キッチンを全て持って行く必要があったこと、引っ越し先まで車で最低2時間半と距離があり家族や友人に頼むと負担になることが挙げられます。

引越し業者に頼む場合は、料金に応じてプランがいくつかありました。私達が選んだものは、荷物の梱包や大型家具、キッチンの解体から新居への搬入までを業者に任せ、搬入後の組み立てなどは自分達でやるというものです。

なので引越しから2週間経ついまでもキッチンはいまだに未完成のまま。新居のキッチンはこれまでの家よりだいぶ小さく今のものを設計し直す必要があるので、完成までにはもうすこし時間がかかりそうです。

私達は引っ越し業者に頼みましたが、それだとかなり高額になるので家族や友人が引越しを手伝うことも多いです。引っ越し先がそこまで離れていなかったり家具があまりない場合は、トラックをレンタルしたとしてもこちらの方がはるかに安く済みます。

また周囲に手伝える人がいないけれど業者は高額すぎるという場合、学生バイトを雇うという方法もあります。学生1人に支払う給与は、だいたい1時間あたり10€から。手伝ってくれる学生はオンラインポータルで探したり、住んでいる町にある大学の学生課に募集をかけてもらうことも可能です。

家探しから引っ越しまでの2ヵ月を振り返って

この2ヶ月間は振り返ってみるとあっという間ですが、期間中は日々の経過がものすごくゆっくりと感じられました。

特に部屋探し期間中はよくわからない不安に襲われ、ネガティブ思考になってしまったことも。不安ばかりだった割に新居は意外にもあっさりと決まってしまったので、なんだか拍子抜けでした。

業者に頼んだ引っ越し費用はかなり高額だったものの、夫の新しい会社が一部負担してくれたので助かりました。さきほど書いたようにまだキッチンの組み立てや片付け作業が残っていますが、それらがあまり苦にならないほど新居を気に入っているのも確か。まだ大変なことも多いですがこれからの生活が楽しみです。

 

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