もうだいぶ前の話になってしまいましたが、4月はじめのハンブルク旅行の際、ハンブルクから電車で30分の場所にあるリューネブルクという町へ日帰りで遊びに行ってきました。
小さいながらも古き良き街並みが残るリューネブルク。今回はこの町の魅力を紹介します。
まさに中世な水辺の風景
リューネブルクの町にはイルメナウ川が流れており、その一帯にはまるで中世にタイムスリップしたかのような風景が広がっています。
この一帯はかつて港だったことから、対岸には船に荷物を積んだりするために使われた木造のクレーンもあります。
川沿いにはカフェやレストランが沢山あるので、天気が良ければここでランチするのも良いですね。実は私も、テラスではありませんが川沿いのとあるカフェで朝食を頂きました。とても可愛らしいカフェにつては後半で紹介します。
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アム・ザンデ広場
かつてのハンザ商人たちの家が並んでいるのが、このアム・ザンデ広場。かつて塩の取引で裕福になった商人たちは、家の外観の装飾にお金を使う事ができたのだそう。
黒いレンガで建てられた独特な建物は、かつてビール醸造所として使われていました。
その建物と広場を挟んで反対側に建っているのが、聖ヨハニス教会。豪華なパオプオルガンや美しい祭壇画など見どころも多く、この町に来たらぜひ訪れて頂きたい場所です。
繊細なステンドグラスの美しさにも、思わず息を飲んでしまいます。
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塩の博物館
町の外れには塩の博物館もあり、製塩の歴史について学ぶことができます。写真も撮ったのですが、「写真撮影は私的利用のみOK」とのことだったので、ここでの掲載は控えさせていただきますね。
内部では様々な種類の塩の結晶や塩に関する知識、かつての製塩方法などが展示されています。私達の身近な存在である塩ですが、そんな塩についても実は知らない事だらけで驚きの連続です。
チケットと購入した際に塩が入った小さな袋も貰いました。もったいなくてまだ使っていませんが・・・。
可愛らしい人気カフェでの優雅な朝食
先ほど少しだけ触れたカフェが、イルメナウ川沿いにある「Anna’s cafe」です。泊まっていたホテルが朝食無しプランだったので、ここへは朝食を食べに出かけました。
どのテーブルも既にセッティングされていて、なんとも可愛らしい雰囲気。テーブルごとに食器やイスが異なっていて、どこに座ろうか迷ってしまいますね。
ショーケースにあったケーキも美味しそうだったのですが、ここは朝食を食べると決めてきていたので、ツォップフというパンと山羊のチーズがセットになった朝食を頂きました。パンや山羊のチーズのほか、イチジクの入ったマスタード、はちみつなどがセットになっています。
お店の人も親切でとても居心地の良いカフェでした。
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リューネブルクへのアクセス
リューネブルクはハンブルクからICEに乗って30分ほどで行くことが可能。他にもニーダ―ザクセン州で走っているメトロノーム(Metronom)という電車も走っていて、こちらは電車によって乗車時間は30~50分です。
メッセで有名なハノーバーからだと、所要時間は1~2時間ほど。いずれにしても電車の本数は多いので、気軽にふらっと立ち寄ることができます。
超有名観光都市という訳ではありませんが、落ち着いた街並みが美しいリューネブルクでした。