【ドイツで妊娠1、2ヶ月】妊娠発覚、1回目の妊婦検診と夫の反応、ヘバメ探し

妊娠1ヵ月、2ヶ月目の記録です。

妊活を始めるまで」の記事でも書いたように2020年4月頃から妊活をはじめ、6月半ばに検査薬で陽性反応。その後は婦人科で検診をし、妊娠が確定しました。

妊娠検査薬で陽性

妊娠検査薬を初めて使ったのは、生理予定日から2週間くらい経った日のこと。

ずっとピルを飲んでいたので生理周期も安定していないだろうし、それに「検査薬を使って陰性ならやっぱりガックリするのかな」という気持ちもあり、なかなか使えずにいました。

とはいえ基礎体温は高温期が続いていたので、検査を決行したら陽性反応。結果を見た時の気持ちは至って冷静で、「あ、妊娠してるわ」という感じ。

夫に伝えた時の反応も冷静そのもので、まだ喜ぶには早いと悟っているようでもありました。

婦人科の予約

婦人科はそれまでちょっと遠い場所まで通っていましたが、検診で行く機会が増えるので家の近くで新しく探すことにしました。

とはいえ婦人科に限らず、病院の予約がなかなか取れないドイツ。

1件目は新規患者を受け入れていないと断られてしまったものの、2件目で予約が取れたのは幸いでした。

ちなみにドイツでは、8週目くらいに妊婦検診の初診予約を入れるのが一般的なのだとか。そんなこと知らずに電話してしまった私ですが、そもそも生理周期も不安定で、一応アプリは使っていましたが何週目かなんてよく分からなかったのも事実です。

婦人科でも最後の生理日から良さそうな日を選んで予約してくれるので、妊娠が発覚したらとりあえず電話してしまっていいと思います。特に新規で婦人科を探す場合、どこも一杯であちこち探すのに時間がかかかるかもしれませんし。

1回目の妊婦検診

検査で陽性反応がでたものの、まだ何があるか分からないと緊張しながら受診した妊婦検診。

経膣エコーをしたら既に豆粒のようなものがピコピコ動いていて、大きさ的に6週間くらいという事でした。

ここで晴れて妊娠が確定し、先生からも「おめでとう!」と祝福の言葉。

実際にエコー画像を見たら、私の中でも妊娠が一気に現実的になったのをよく覚えています。

その後は先生から妊娠中の過ごし方や食事の注意など説明を受け、血液検査、尿検査をしてこの日の検診は終了。

具体的には以下の食品は避けるようにとのこと。リステリア、トキソプラズマへの感染予防が目的です。

  • 生肉・生魚
  • 生乳製品
  • 青カビや白カビのチーズ
  • サラミ、生ハム
また次の点でも注意するようにと言われました。こちらは主にトキソプラズマ感染を防ぐためだそうです。
  • 生肉・生魚を触るときにはゴム手袋をする
  • 庭いじりの際もゴム手袋をする
  • 外にいる猫には触らないようにする
  • 猫を飼っている場合、トイレの掃除は誰かに代わってもらう
そして次回検診の予約時に、マタニティ関連のパンフレットやこの地域のヘバメ(助産師)リストも貰いました。

妊娠確定後 夫の反応

検診から帰ったら、写真を見せながら夫に報告しました。

彼の反応は「写真見ちゃったら、何かあった時に余計に辛くなるね…」というもの。嬉しくはあるけれどまだ何があるか分からないので、素直に喜べないのが辛そうでした。

私も夫も妊娠初期にダメになってしまう可能性がある事はよく分かっていたので、この時はまだ喜びよりも不安のほうがかなり大きかったです。なので抱き合って喜んだりという気分にもなれず。

そんなわけで喜ぶタイミングを逃したまま、やや不安な妊娠初期を過ごしたのでした。

つわり

妊娠2ヶ月で婦人科を受診した前後から、眠気軽い吐き気の症状が出始めました。

眠気は午後からひどくなって、夜は眠くて眠くて何もできないという感じ。昼食後に「5分だけ…」とソファーに横になったら2時間経過していた事もしょっちゅうです。

吐き気に関しては、最初の頃は1日中車酔いのような気持ち悪さがありました。その後は1日の中でいい時と悪い時の差が出るようになり、そのうち空腹になると気持ち悪くなるなど、症状の出方が変化していきました。

気持ち悪いと言っても吐いてしまうほどではなく、しばらく横になっていれば治る程度です。たまに危ない時もありましたが…

吐き気対策ではじめは炭酸水を飲んでいたものの、しばらくすると炭酸水がダメになってしまったので普通の水に。その後は温かいお茶を飲むと楽になる事が分かったので、真夏でも温かい麦茶やルイボスティーをちびちび飲むようにしていました。

そのほか体の様子

妊娠1ヵ月目は排卵~着床という時期ということで、体の変化は特になし。着床時の痛みや出血もありませんでした。

先ほど触れたつわりの症状もこの頃はなく、ハイキングやもう一つのブログに書いているフュッセン旅行なんかもいつも通り楽しんでいたという感じ。

ただ妊娠検査薬を使った少し前から胸が張る様になり、乳首の痒みに悩まされることが多くなりました。

ヘバメ探し

ドイツではヘバメ(Hebamme)とよばれる助産師が産後に家庭を訪問し、育児のサポートをしてくれます。

生後10日間は1日1回、生後12週間まではさらに16回訪問してくれ、公的保険に入っていれば全額保険適応。自己負担ゼロなのは有難いです。

そんなヘバメですが、みんなが口をそろえて「ヘバメが見つからない」というほど見つけるのが大変。サポートを受けたい場合、妊娠が分かったらなるべく早く探すことが推奨されています。

という訳で私達も婦人科でもらったリストをもとにヘバメ探し。1人目は家がちょっと遠くてダメでしたが、2人目で無事に決まりました。

このとき妊娠7週目でまだ母子手帳も貰っていなかったので、次回検診が終わったらまた電話してねとの指示。その後もだいたい検診後に連絡するよう言われたので、経過を伝えながら分からないことがあればこちらから質問したりを繰り返し、現在に至ります。

妊娠してからの生活

妊娠してからというよりは妊活中からですが、食生活を改めました。

それまでは朝はパン、昼はミューズリーかフルーツヨーグルト、夜もまたパンとスティック野菜程度で、料理するのは週末のみ。

よく夫にも「もうちょっと栄養のある食事にした方が良いんじゃない」と心配されていました(本人は会社でお昼をがっつり食べるので、朝夜パンでも問題なかったみたいです)。

自分でも「これじゃ赤ちゃんが育たないわ」と感じていたので、なるべく料理するようにし、肉を食べる回数も増やすように。食費はだいぶ上がりましたが、まあここは必要な投資ですよね。

そのほかは以前からやっていたエアロバイクと筋トレも継続。とはいえやっぱり体への負担が心配だったので、強度を落としてメニューを変えるなどしました。