【フュッセン旅行2日目】ノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会、エッタール修道院、リンダ―ホーフ城

フュッセン旅行2日目は、ノイシュヴァンシュタイン城やヴィース教会など周辺の観光スポットを車で巡りました。

ノイシュヴァンシュタイン城を訪れるのは10年ぶりで、その他の場所は初訪問。世界遺産になっているヴィース教会はもちろん美しかったですが、その次に訪れたエッタール修道院もそれに負けないくらい壮観でした。

▼この日のスケジュール

10:00 ノイシュヴァンシュタイン城
12:30 ヴィース教会
13:00 教会の前でお昼
14:30 エッタール修道院
15:45 リンダ―ホーフ城
17:50 コロマン通りからノイシュヴァンシュタイン城の撮影
19:00 ホテルで夕食
フュッセン旅行記

ホテルで朝食

出かける前にホテルで朝食。今回は料金に朝食が含まれていましたが、別料金かつ結構高かったりする場合は近くにあるカフェへ行く事もあります。

ドイツのカフェは豪華な朝食メニューを出している所も多いので、あえてホテルの朝食プランを選ばずにカフェへ行ってみるのもおすすめです。

さてホテルの朝食ですが、宿泊した2020年6月はコロナの感染対策のため、普段のようなブッフェは無し。

ホテル ヒルシュ 朝食

代わりに写真のようにハムやチーズ、ヨーグルトなどが乗ったプレートをテーブルまで運んで来てもらうスタイルでした。

このほか目玉焼きやスクランブルエッグといった卵料理、ベーコンは、希望を聞いてその都度作るという感じ。パンやチーズをお代わりしたい時もスタッフに伝えれば持って来てくれ、そのつど席を立たなくて良いのでとても楽でした。

ノイシュヴァンシュタイン城

朝食のあとは早速ノイシュヴァンシュタイン城へ!麓にある町ホーエンシュヴァンガウの駐車場に車を停め、徒歩でお城を目指しました。

駐車場は何ヵ所かありますが、どこも料金は8€からと高め。料金を払いたくなければ、町から北にのびるコロマン通りに車を停めるという方法もあります(実際にそうしている人も多かったです)。

駐車場から徒歩でお城を目指す場合、サクサク歩いて所要時間は20分ほど。このほかシャトルバスや馬車も利用できます。坂道を上るので、体力に自信のない人はこちらを利用した方がいいかもしれません。

ノイシュヴァンシュタイン城 マリエン橋前の行列

上っていくと「マリエン橋方面」と「お城方面」へ道が分かれるので、まずはマリエン橋へ。コロナ対策として一度に入場できる人数を30人に制限していたので、ここで30分くらい待ちました。

お城へ行く前に橋へ行きましたが、これが正解。私達が橋から戻ってきた時は、さらに行列が長くなって終わりが見えませんでした。

ノイシュヴァンシュタイン城 マリエン橋

待ち時間はありますが、橋の上はガラガラでかなり快適。マリエン橋といえばすし詰め状態の写真をよく見ますが、それらからは想像できないくらい人が少ないです。

ノイシュヴァンシュタイン城

橋の上から見るお城は、ため息が出るほどの美しさ。お天気も太陽の向きもパーフェクトでした。

マリエン橋のあとはお城の前へ。時間があれば橋の下に広がる森も散策したかったのですが、今回は訪問地が多かったのでパスです。

ちなみに私は以前お城の中に入ったことがあり、夫も「中はいいや」との事だったので城内の見学はしていません。

ホーエンシュヴァンガウ城

途中でアルプスを背にしたホーエンシュヴァンガウ城も見えます。

ノイシュヴァンシュタイン城 撮影スポット

お城の手前には展望台もあり、斜め正面から見上げるような形でお城を拝むことができました。このエリアにはシャトルバスや馬車の乗り場があるほか、ベンチが沢山あってそこで休憩している人も多かったです。

お城周辺の散策をしたら再び徒歩で駐車場へもどり、次の目的地であるヴィース教会を目指します。

ヴィース教会

ヴィース教会へは、ホーエンシュヴァンガウの駐車場から車で30分ほど。バスを利用する場合は所要時間40分がめやすですが、本数が少ないので時刻表は要確認です。

ヴィース教会

「こんな所に世界遺産があるの?」と疑問に思ってしまうほど、びっくりするくらい田舎にあるヴィース教会。

周辺には駐車場のほか、レストランやキオスク的なお店もあって何かと便利でした。駐車場は教会訪問のほか、周辺をハイキングやサイクリングする人達も利用するみたいです。

ヴィース教会

さっそく中に入ってみると、質素な外観とは真逆の壮麗な世界が広がります。

日によってはかなり混雑するみたいですが、この日は幸い人も少なく快適。コロナの影響で団体観光客がいないのも一因かもしれませんね。

特に天井画が美しいほか全体の装飾のバランスも素晴らしく、世界遺産であるのも納得でした。

ヴィース教会に関しては「撮影禁止だった」という声もよく見かけますが、訪問時は禁止という案内も無く、撮影している人が多かったです。

これは憶測にすぎませんが、ミサの前後になると「撮影禁止」の案内が出るのかもしれません。ここに限らず、ミサの間は写真撮影は禁止です。

教会の見学後は、目の前にあるレストラン「ガストホーフ・シュヴァイガー」でお昼です。

ちょうどテラス席が空いていたので、教会を眺めながらまずはビール。天気が良いほか、のんびりした空気が流れていて本当に気持ちよかったです。

メニューはシュニッツェルやケーゼシュペッツェレといったドイツ料理が中心で、その中から茹でた牛胸肉を頂きました。付け合わせのジャガイモサラダもとっても美味しくて満足。

エッタール修道院

ヴィース教会の見学後は、さらに車で30分走ってエッタール修道院へ。

美しい山々の麓に立つエッタール修道院は、17~18世紀にかけて巡礼地として人気を博した場所。敷地内にはショップやカフェのほか醸造所やホテルもあります。

エッタール修道院

門をくぐって敷地の中に入ると、白亜の立派な教会が目の前に。これだけでも「おお!」となる私達でした。

エッタール修道院 天井画

そして教会の中もすごかった!ヴィース教会に負けないほどの天井画や繊細な彫刻がいたるところに施され、まるで夢を見ているかのような美しさでした。

こんなにも美しいのに、ヴィース教会ほど人がいないのもエッタール修道院の良いところ。ツアーに組み込まれているのも見たことがありませんし、まさに知る人ぞ知るスポットです。

エッタール修道院 バジリカ内

中に木があったのも面白かったです。教会の中に木があるのをはじめて見た気がします。

エッタール修道院 ホテル

写真は修道院が経営するホテル。車利用なら、ここを拠点にあちこち回ってもいいかなと思いました。

リンダ―ホーフ城

リンダ―ホーフ城はルートヴィヒ2世の命で建設され、1878年に完成したお城。

ルートヴィヒ2世はこのほかノイシュヴァンシュタイン城、ヘレンキームゼー城と3つのお城を立てましたが、唯一彼の存命中に完成したのがこのリンダ―ホーフ城です。

エッタール修道院からは車で10分とすぐ。途中道を間違えたりしながらも無事到着したら、駐車場から少し離れた場所にあるお城を目指します。

リンダ―ホーフ城

実際に観たお城の第一印象は、「思っていたより小さい…」。敷地自体は庭もあったりして広いですが、お城だけ見るとルートヴィヒ2世が建てた他の2つよりもだいぶ小さいです。

リンダ―ホーフ城

池を挟んで反対側に見晴らし台の様なものがあるので、まずはこのてっぺんへ。

リンダ―ホーフ城

上まで上っていくと、写真のように美しい庭園とお城が一望できました。

リンダ―ホーフ城

遠目に見てみるとお城のすぐ背後には山が迫っているほか、周囲にはなにもない人里離れた森の中にお城が立っているということがよく分かりました。

リンダ―ホーフ城

お城の右側にも可愛らしい庭があります。

リンダ―ホーフ城は外観と庭園で満足できたうえ、本日4つめのスポットでもう疲れてしまったので、城内は見学せず。近くのオーバーアマガウも行ってみたかったですが、こちらも別の機会になりました。

ノイシュヴァンシュタイン城の撮影スポットを経由してホテルへ

フュッセンのホテルへ戻る途中、ノイシュヴァンシュタイン城が見える撮影スポットに寄りました。

訪れたのは、別記事「ノイシュヴァンシュタイン城 おすすめ撮影スポット7つ」でも紹介しているコロマン通りのスポット。ホーエンシュヴァンガウの駐車場で料金を払いたくない人達の車が沢山止まっているので、すぐに分かると思います。

ノイシュヴァンシュタイン城 撮影スポット

太陽の向きの関係で、写真を撮るなら午後の方がおすすめ。上の写真は午後6時頃に撮影したものですが、ドイツの6月はこの時間でもまだ全然明るいです。

ノイシュヴァンシュタイン城 撮影スポット

もう少し近づくと、さらにお城がアップで撮影できます。

ホテルのレストランで夕食

ホテルに戻ったら、少し休憩をして併設のレストランで夕食にしました。

暖かく天気も良かったのでテラス席へ。ちょうどシュパーゲルの季節だったので、私はステーキ肉つきのシュパーゲルを注文しました。夫は好物であるツヴィーベルローストブラーテンというステーキ料理。

1日を振り返りながら美味しい料理を食べ、この日は終了。とにかく疲れたので、食後は部屋に戻ってテレビを見ながらダラダラして過ごしました。

宿泊したホテル:

ホテル・ヒルシュ

町の中心部にあり、観光に便利なホテル。駅から近いほか、無料駐車場もあるので車での旅行にもおすすめです。

館内は伝統家具を配置したクラシックなインテリア。コンセントが多いのが個人的には◎でした。

[afbtn class=”raised main-bc strong”] » ホテルの料金・詳細を見る[/afbtn]

» 宿泊レポート