ドイツのクリスマスマーケット おすすめ都市9選と開催期間

クリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツ。

12月25日までの4週間は「アドヴェント」と呼ばれ、この期間にはドイツ全土2500以上もの町でクリスマスマーケットが開催されます。

クリスマスマーケットはどこも同じだと思われがちですが、そんなことはありません。それぞれの町ごとに特徴を生かした個性的なマーケットが開かれるので、1ヶ所のみではなく各地を巡って様々な世界観を感じたいところ。

そんな個性豊かなクリスマスマーケト各地で開催されるドイツですが、色々ありすぎて「どこがいいのか分からない」という方も多いはず。

そこで今回は有名どころからちょっと変わった町まで、足を運んでみたいメルヘン要素満載なドイツのクリスマスマーケットを紹介します。

ドイツ3大クリスマスマーケット ニュルンベルク、シュトゥットガルト、ドレスデン

ドイツ3大クリスマスマーケットとして有名なのが、ニュルンベルク、シュトゥットガルト、ドレスデンの3都市で開催されるクリスマスマーケット。

ニュルンベルク・・・「世界一有名なクリスマスマーケット」

シュトゥットガルト・・・「世界最大のクリスマスマーケット」

ドレスデン・・・「世界最古のクリスマスマーケット」

と呼ばれています。ドイツというより、世界3大クリスマスマーケットのようにも思えてきますね。

ニュルンベルクのクリスマスマーケットは「クリストキントレスマルクト(Christkindlesmarkt)」と呼ばれ、キリストの幼子「クリストキント」の開場宣言によってクリスマスマーケットが始まります。

世界一有名というだけあり、世界中から観光客が押し寄せるニュルンベルクのクリスマスマーケット。中世の街並の中でイルミネーションが輝く様子は、メルヘンの世界そのものです。

メイン会場となるのは旧市街の真ん中にあるハウプトマルクト(Hauptmarkt)。聖母教会が幻想的にライトアップされ、その前には約180件ものお店が並びます。オーナメントや木のおもちゃのほか、ニュルンベルク名物のレープクーヘンはお土産にもおすすめ。

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットはシュロス広場とカールス広場、シラー広場、マルクト広場という4つの広場が主な会場。旧宮殿の中庭ではミニコンサートも開催され、クリスマスのムードを盛り上げてくれます。

シュトゥットガルトで開催されるクリスマスマーケットの特徴は、お店の凝ったデコレーション。屋根が落ちるんじゃないかと思うほど盛られているお店もあって、どこも豪華絢爛です。

市庁舎の窓は巨大なアドヴェントカレンダーに変身。市庁舎の窓がアドヴェントカレンダーになる町はほかにもありますが、ここのカレンダーは群を抜いて大きいです。

© Landeshauptstadt Dresden, Amt für Wirtschaftsförderung / Foto: Sylvio Dittrich

「ドイツ3大クリスマスマーケット」の最後に紹介するのが、古都ドレスデンのクリスマスマーケット。実は私はまだドレスデンのクリスマスマーケットに行ったことがなく、今年こそ行きたいと思っている所です。

「シュトリーツェルマルクト(Dresdner Striezelmarkt)」と呼ばれるドレスデンのクリスマスマーケット。世界最大と言われる高さ14mものピラミッドが登場し、会場は美しくも素朴な雰囲気に包まれます。

期間中は、この地方発祥のクリスマス菓子「シュトレン」にちなんだ祭りも開催。重さ3トンものシュトレンが町を練り歩き、その後切り分けられ観客に販売されるというユニークなお祭りです(2018年は12月8日開催)。

開催期間

【ニュルンベルク】11月30日~12月24日

【シュトゥットガルト】11月28日~12月23日

【ドレスデン】11月29日~12月24日

[box04 title=”取り扱いツアー”] ドイツ3大クリスマスマーケットとミュンヘン、ローテンブルク

ドイツ3大クリスマスマーケットとノイシュヴァンシュタイン城、テディベアの故郷ギーンゲン

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可愛すぎるローテンブルクのクリスマスマーケット

日本人にも人気の町ローテンブルクでは、ただでさえ可愛い町がクリスマスのイルミネーションによって更に可愛く変身します。絵本から飛び出してきたかのような町並みとは、まさにこのこと。

15世紀から続いているローテンブルクのクリスマスマーケット。会場となる市庁舎前のマルクト広場では、グリューワインの香りが漂うなか広場を囲むようにしてお店が並びます。

またこの時期のローテンブルクは、町なかの飾りつけも注目。通りのお店もツリーやオーナメントで飾り付けがされ、町全体がクリスマスマーケットみたいになっています。特にクリスマスショップ「ケーテ・ヴォールファート」の前は装飾が豪華。

ほかのお店にもこんな風に小さなツリーが飾られていて可愛すぎです。私は日中しか行ったことがありませんが、夜も絶対綺麗なはず。

開催期間

11月30日~12月23日
11:00~19:00(月~木)、11:00~20:00(金~日)

[box04 title=”取り扱いツアー”] クリスマスマーケットも観光もたっぷり楽しめる クリスマス・ドイツハイライト

●添乗員同行●ドイツクリスマス紀行6日間

ドイツクリスマス市めぐり 8日 添乗員同行 ローテンブルク、ニュルンベルク、ノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会
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歴史あるフランクフルトのクリスマスマーケット

世界最古かつ最大級と言われているのが、フランクフルトのクリスマスマーケット。1393年から続いている歴史あるマーケットには、毎年世界中から数百万人もの人が訪れます。

「世界最古」はドレスデンで、「世界最大」はシュトゥットガルトじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、細かい事は気にしない!

ショッピングストリートのツァイルからマイン川にかけていくつものマーケットが開かれていますが、最大の見どころはレーマー広場のクリスマスマーケット。

市庁舎の前つ高さ30m以上ものツリーやメリーゴーランド、そして広場を囲む木組みの家々が、まるでおとぎの国のような世界観を作り出しています。

開催期間

11月26日~12月22日
10:00~21:00(月~土)、11:00~21:00(日)

[box04 title=”取り扱いツアー”] ●添乗員同行●ドイツクリスマス紀行6日間

6つのクリスマスマーケットを巡る 満喫!クリスマスマーケット巡り8日間
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マインツの星降るクリスマスマーケット

ライン川沿いの町マインツのクリスマスマーケットも、個人的にはかなりおすすめ。会場の上からまるで星が降って来るかのようなイルミネーションは、それはそれはロマンチックなんです。

比較的大きなクリスマスマーケットでは大体見かけるピラミッド。マインツのピラミッドでは、サンタや雪だるま、キリスト像に混じってこの町にゆかりのある人物やキャラクターが登場します。

大聖堂裏手の木組みの家が並ぶエリアも可愛くて素敵。この辺りはそこまで混雑しないので、そぞろ歩きにぴったりです。

マインツへはフランクフルトから電車で1時間ほど。フランクフルトに滞在しながら日帰りでも十分に楽しめます。

開催期間

11月29日~12月23日
11:00~20:30(日~木)、11:00~21:00(金、土)

 

華やかなミュンヘンのクリスマスマーケット

ミュンヘンのクリスマスマーケットは「同性愛のマーケット」や「町なかのスケートリンク」などバラエティーに富んでいるのが特徴。しかし一番の見どころは、やはり市庁舎前のマリエン広場で開かれるクラシックなスタイルのクリスマスマーケットです。

およそ3000個もの電飾で飾られたクリスマスツリーが周囲を照らし、背後の市庁舎と相まってとても華やかな雰囲気。毎日17時半には市庁舎のバルコニーからクリスマスの音楽が生演奏され、ムードをより一層盛り上げてくれます。

このマリエン広場からのびるノイハウザー通りには、ドイツ最大級のクリッぺ(キリストの生誕を模型で再現したもの)が設置され、こちらも必見です。

またミュンヘンのクリスマスマーケットのほか、ノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会を訪れるツアーもあります。効率よくあちこち回りたい人におすすめ。

開催期間

11月27日~12月24日

[box04 title=”取り扱いツアー”] ドイツ3大クリスマスマーケットとミュンヘン、ローテンブルク

クリスマスマーケットも観光もたっぷり楽しめる クリスマス・ドイツハイライト

ドイツクリスマス市めぐり 8日 添乗員同行 ローテンブルク、ニュルンベルク、ノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会
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エスリンゲン 中世のクリスマスマーケット

「ドイツ3大クリスマスマーケット」で紹介したシュトゥットガルトから電車で10分ほどのエスリンゲンでは、めずらしい中世のクリスマスマーケットが楽しめます。趣ある旧市街を会場に中世のマーケットが並び、中世のドイツへタイムスリップしたかのよう。

お店のに並ぶ商品も、中世風のゲームや角の形をしたカップ、鉄細工やはちみつワインなど、中世市ならではの珍しいものばかり。

クリスマスマーケットが特に美しく見えるのは、日が暮れかかって建物に明かりが灯される頃です。旧市庁舎がぼんやりと明かりに照らされる姿は、なんとも幻想的。

シュトゥットガルトを訪れるなら、近くにあるエスリンゲンもぜひ訪れてみてください。エスリンゲンのクリスマスマーケットについては昨年(2017年)に取材した時の記事があるので、そちらも参考にどうぞ。

開催期間

11月27日~21月21日
11:00~20:30(日~水)、11:00~21:30(木~土)

 

[box04 title=”オプショナルツアー”] 【みゅうクリスマス】メルヘンクリスマスバス☆シュトゥットガルトとエスリンゲン
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マイナーだけど美しい ゲンゲンバッハ

黒い森のなかにある町ゲンゲンバッハ。日本ではほぼ無名の小さな町ですが、木組みの家が並ぶ中世の街並みは情緒たっぷり。旧市街の入り組んだ細い道では、どこを歩いても美しい家々が目に飛び込んできます。

そんなゲンゲンバッハの町も、クリスマスの時期にはロマンティックに変身。人口1万人ほどの町にはなんと10万人もの人々が押し寄せます。

彼らの一番の目的は、優雅に装飾された市庁舎のアドヴェントカレンダー。カレンダーは毎日18時に開けられるとのことです。

開催期間

11月30日~12月23日
14:00~20:00(月~金)、12:00~20:00(土、日)

 

他にもまだまだ沢山あるドイツのクリスマスマーケット

今回紹介したクリスマスマーケットは、2500ヶ所以上あるうちのほんの一部。

ほかにもケルンやベルリン、アーヘンなど、面白そうな町が沢山あり、私も今年はクリスマスマーケット巡りをしようか、なんて考えているところです。

それぞれの町でまったく異なるマーケットが楽しめるので、皆さんもぜひ色々なクリスマスマーケットを回ってみてください。

各旅行会社からはクリスマスマーケットを回るツアーも沢山出ていて、利用することで効率よく各都市を訪れることができます。自力で電車のチケットを買ったり町を巡るのに不安があるなら、このようなツアーも利用するのもアリだと思います。

[box02 title=”クリスマスマーケットを訪れるツアーを探す”]【JTB】ツアー日程・詳細・料金
【H.I.S.】ツアー日程・詳細・料金
【日本旅行】ツアー日程・詳細・料金
【JALパック】ツアー日程・詳細・料金[/box02]

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