南西ドイツ旅行(7)ボーデン湖到着、国境沿いの散歩とコンスタンツ

黒い森とお別れをして次の宿泊地であるボーデン湖へ。

ドイツ、スイス、オーストリアの国境にまたがるボーデン湖。ドイツ屈指のリゾート地であり、私がドイツで一番好きと言っても過言でないほど大好きな場所です。

宿泊したのはスイス側にあるクロイツリンゲン(Kreuzlingen)という町。本当はコンスタンツにホテルを取りたかったのですが、どこも高かったので国境を挟んですぐ隣にあるこの町にしました。

ちょと不便かなと思ったりもしましたが、ホテルから歩いて15分くらいでコンスタンツへも行けるなど立地的には全く問題ありませんでした
[aside type=”boader”] 南西ドイツ旅行

時期:2017年7月
旅行期間:2週間
同行者:なし
滞在地:バーデン・バーデン→黒い森→ボーデン湖→ジグマリンゲン

前日の記事:南西ドイツ旅行(6)黒い森の小さな町アルピルスバッハ、シルタッハ、ヴォルファッハ
[/aside]

sponsored link



ホテルチェックイン

3泊お世話になったハウザッハのホテルをチェックアウトし、電車でクロイツリンゲンへ向かいます。コンスタンツ乗り換えで、所要時間2時間、料金19ユーロ。

目的地が近づいて来るにつれボーデン湖が車窓から見えるようになるので、それだけで大興奮してしまいました。

13時過ぎにクロイツリンゲンに到着し、今回のホテルへ「Hotel Swiss」へ。チェックインが15時からだったので荷物だけ置いてもらおうと思っていたのですが、清掃が終わっているらしくて直ぐ鍵をもらえました。

Placeboのブライアン・モルコにちょっと似ているホテルのお兄さん。国境沿いとはいえここはスイスなので、使用されている言語も「スイスドイツ語」という、ドイツ語とは別の言語と言ってもいいくらいかなり訛りの強いドイツ語です。スイスドイツ語のテレビ番組はドイツ人でも字幕が必要なくらいで、私も部分的にしか何を言っているか分かりません。

言葉が通じるか心配していましたが、お兄さんも私に喋る時は標準ドイツ語で喋ってくれたので一安心でした。

ちなみに今回のホテルは「ヴィーガンホテル」ということで、レストランの食事や宿泊客の朝食も全てヴィーガン使用。どんな朝食が出てくるのか次の日が楽しみです。

屋根部分の部屋なので、壁が微妙に斜めになっています。このくらいの傾斜なら問題ありませんが、もっと角度があると背の高い人にとって面倒らしいです。

天窓から日差しが差し込むバスルーム。

国境散策

一休みした後は、歩いてコンスタンツまで行きました。まずボーデン湖まで行ってみると、結構広い公園があります。港もあり、ここから遊覧船に乗る事も可能です。

この並木道を歩いていくと、やがて国境にたどり着きます。

国境沿いにLandesgrenze(国境)と書かれたプレートとオブジェがいくつも立っていました。

オブジェの列はボーデン湖まで続いています。最後のオブジェの上にはカモメたちが。

ここからボーデン湖沿いを歩いてコンスタンツの旧市街へ向かいます。湖で泳いでいる人たちもいて気持ちよさそう。

コンスタンツ

コンスタンツ湾クルーズ

港にはボートがヨットが沢山。

コンスタンツ周辺を巡るクルーズ船があったので乗ってみました。45分のクルーズで料金7ユーロ。途中何ヵ所かで停泊しながら、コンスタンツに戻ってきます。

出発を待つまで鳥の親子を観察。

そしてクルーズ船は出発。インペリア像の横を通り過ぎていきます。

このインペリア像、15世紀に開かれた「コンスタンツ公会議」の際にこの地に集まった聖職者たちを惑わし、手玉に取った高級娼婦がモデルとなっています。像は3分間かけて1回転していますよ。

途中で見えた湖畔でも沢山の人が水浴びをしていました。

自分のヨットでクルーズしている人も沢山います。

出発した港に戻ってきました。初めのうちは気持ちよかったクルーズですが、ずっと風に当たっていたので最後は少し寒かったです。

コンスタンツ旧市街

クルーズの後は天気がだんだん悪くなってきたので、雨が降る前にコンスタンツの旧市街を少し散歩しました。

かつてコンスタンツ公会議が行われた「和議の館」はレストランになっています。

旧市街には壁にフレスコ画の描かれた建物が点在しています。

とあるホテル。

カンツラー通り(Kanzlerstraße)にある市庁舎の壁もこの通り。

次の日にスイスのシュタイン・アム・ラインという町へ訪れましたが、そこでは旧市街全体がフレスコ画で埋め尽くされています。一方コンスタンツでは数か所にしかそういった建物が無いので、見つけるとちょっと嬉しくなったりします。

市庁舎のすぐ近くにある「皇帝の噴水(Kaiserbrunnen)」の前にはマイバウムも立てられていました。マイバウムは主に南ドイツで見られるもので、5月1日にこのポールを立てて春の到来を祝います。

天気もだんだん悪くなってきたのでこの日はここで切り上げてホテルへ戻ります。

翌日はさっき少し触れたスイスのシュタインアムラインとシャフハウゼンという町を訪問します。

[aside type=”boader”]宿泊したホテル
Hotel Swiss

ヴィーガンホテル。朝食にはヴィーガン使用のハムやチーズなどが並んでいて面白い。
コンスタンツまで徒歩15分。道を挟んで斜め向かいにスーパーの入っているショッピングモールもありとても便利。[/aside]

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です