世界遺産ゴスラーのシックで落ち着いた街並み

ハルツ旅行1日目はメルヘン街道の町アルスフェルトに寄ってから、宿泊地であるヴェルニゲローデに到着。

アパートメントタイプのホテルにしたので、この日は次の日の朝食など食料を買いに行った後、2人で夕方から夜まで熟睡でした。

なので本格的な観光は2日目から。

まずは世界遺産の町ゴスラーを訪れます。

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ゴスラーとはどんな町?

ゴスラーは近郊にあるランメルスベルク鉱山での採掘によって繁栄した町。採掘の歴史はなんと1000年以上!ローマ時代まで遡ります。

鉱山からは銀や銅、鉛が採掘されましたが、銀が採れたということで神聖ローマ帝国のお膝元となり、町は繁栄します。

ゴスラーの町は世界遺産にも登録されていて、その美しい街並みを一目見ようと多くの人が訪れるのです。

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マルクト広場

ゴスラーに着いたら町の中心であるマルクト広場に向かいます。

白い壁の建物は市庁舎。去年の8月に訪れた時は修復中でカバーがかけられていましたが、現在は修復も終わってこの通り。

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市庁舎の向かいにある建物の屋根には、仕掛け時計が取り付けられています。この仕掛け時計は3時間ごとに動くらしいです。私達はタイミングが悪かったのですが、タイミングが合えば人形が演じるランメルスベルク鉱山での採掘の様を見ることができます

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建物の屋根と壁がスレートと呼ばれる灰色の石板で覆われていますが、これはこの町でよく見る光景です。家々に灰色のスレートが多用されることで、町全体が落ち着いた雰囲気をかもし出しているのです。

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マルクト広場でひときわ目を引くのが、オレンジ色のホテル、カイザーヴォルト。

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かつてはギルド会館として使われていた建物が、現在はホテル、レストランとして使われています。

壁には様々な像があり、よーく見てみると思わず笑ってしまうようなおかしな物もちらほら。

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ちなみに私のお気に入りはこちら。十字架を持った聖人(?)の下にワンちゃんが2匹いるのが見えますか?こういう動物系のものが大好きなんです。

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地面に目を向けると、中央の噴水から放射状に模様が描かれているのが分かります。

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広場の外れにあるマルクト教会では、塔の上に登ることも可能。

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今回は登りませんでしたが、前回登った際の写真がこちら。

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ここから見渡す旧市街はまさに絶景!しかし階段を上っていくのがまあ大変なんです。最後なんて階段というより梯子でしたから・・・。

もう一点注意しないといけないのが、頭上にある鐘。これがものすごくうるさいみたいなので、鐘の鳴るタイミングを避けて登った方がいいです。どこの教会でも大体15分おきに鐘が鳴るので参考までに。

旧市街の散策

マルクト広場を一通り見たら、旧市街の散策をします。

ここで目に飛び込んでくるのが、家々の壁に施された豪華な装飾。かつての繁栄の名残りを至る所で見る事ができます。

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マルクト広場から伸びている通りにあったとあるホテル。壁の記述によると、ゲーテがハルツ旅行中ここに泊まっていたのだそうです。

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町には川も流れていて、水辺の風景もまた素敵。川沿いの家にはびっしりスレートが貼られていて、魚の鱗みたいです。

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とにかくシックで落ち着いた町並みは、可愛さが一面に出る他の町の旧市街とはちょっと違う雰囲気です。

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町の外れにあるのはかつて皇帝の居城だった「カイザープファルツ (Kaiserpfalz) 」。

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ここも前回訪れたのでパスしましたが、長さ47メートルという広間の壁にはドイツの歴史が描かれていて見ごたえ抜群です。内部はガイドツアーでのみ見学可、撮影禁止です。

旧市街を一通り歩いたら、次はこの町を繁栄へと導いたランメルスベルク鉱山へ向かいます。

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