ハウザッハ滞在2日目は、ドイツ最大の滝やかっこう時計で有名なトリベルク(Triberg)と、旧市街の美しいゲンゲンバッハ(Gengenbach)を訪れました。
KONUSカードを持っていたので電車も乗り放題。
トリベルクでは高さ163mという ドイツ最大の高さを誇る滝や「黒い森博物館」を見学。ゲンゲンバッハでは旧市街をひたすら歩き回りました。
南西ドイツ旅行
時期:2017年7月
旅行期間:2週間
同行者:なし
滞在地:バーデン・バーデン→黒い森→ボーデン湖→ジグマリンゲン
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トリベルク観光
出発前に宿泊しているガストホーフで朝食。1人分ずつお皿に乗せて運んできてくれるスタイルで、パンにハムやチーズ、希望でヨーグルト、ゆで卵などを用意してくれました。
テーブルには既にカップやカトラリーがセットしてあったのですが、私が座った席以外でセットしてあるのは1ヶ所のみ。もしかしたらこの日の宿泊者は2人だけだったのかも。
トリベルクの街並み
駅から15分くらい歩くと、お土産屋さんなどで賑わうエリアに到着。滝以外にもトリベルクは「かっこう時計」が有名で、かっこう時計のお店や時計をモチーフにしたお土産、あとは木のおもちゃなどを売るお店が沢山。
かっこう時計屋さんの屋根の上にある巨大なしかけ時計。
お店の中には大きさや形の異なる様々なかっこう時計がずらっと並んでいて、値段も本当にピンキリです。
「世界で最も効果なかっこう時計」も展示されていました。スワロフスキーがふんだんに使われていて、お値段なんと22,900ユーロ(約3百万)!
時計の真ん中にはスワロフスキーのパンダと金のクマが鎮座していました。
時計屋さんではかっこう時計は買わなかったものの、かっこう時計の形をしたマグネットを購入。
ドイツ最大の滝へ
トリベルクの滝は自然豊かな公園の中にあり、入場料がかかります。「黒い森博物館」とセットになったチケット(9.5ユーロ)を買って中へ。
公園内は遊歩道が整備されていて、目的別のハイキングコースもあります。
森林浴を楽しみながら歩いていくと、だんだん滝の音が。
そしてこれがドイツ最大の高さを誇る滝。いくつかの滝が連なって163mの高さになっています。
連日大雨が続いていた影響か、HPで見ていたよりも水量がかなりあって迫力満点。近づくと細かい水しぶきがたくさん飛んできて、マイナスイオン浴び放題です。
滝の横を上っていくことも出来ます。途中でこんな日本っぽい風景にも遭遇してちょっと嬉しくなりました。
滝を上から。水の流れる音がかなりうるさいです。水の中に吸い込まれそう・・・。
公園の中にいた野生のリス。ドイツでは住宅街でもリスがうろうろしていて、家の庭にもよく来るんですよ。
黒い森博物館
滝を見た後はすぐ近くにある「黒い森博物館」へ。伝統衣装やかっこう時計をはじめ、この地方に伝わる物を集めた博物館です。
前日訪れたハスラッハの「黒い森民族衣装博物館」にもあった被り物。
時計のコレクション。
この地域はウィンタースポーツも盛んです。
鉄道の歴史を紹介するコーナー。
カーニバル勢ぞろい。
ここへ来れば黒い森の全てが分かってしまう様な、充実した展示の博物館でした。
ゲンゲンバッハ
トリベルク観光の後は電車で40分ほどの所にあるゲンゲンバッハという町へ行きました。
駅が町から離れているトリベルクとは対照的に、ゲンゲンバッハは駅と旧市街が近くて観光しやすかったです。
この旅行では黒い森の町をいくつか訪れましたが、ゲンゲンバッハはその中でもだいぶ賑わっているという印象を受けました。
レストランの外の席は人でいっぱい。
ピンクの市庁舎は、クリスマスの時期になると窓がアドヴェントカレンダーになるそうです。
どこを見ても画になるような美しい町です。旧市街や木組みの家が好きな人にはおすすめ。
趣たっぷりのエンゲルガッセ(Engelgasse)。
ローテンブルクのプレーンラインにちょっと似ている場所も発見。
家の壁にブドウの蔓がはっているのは、ワイン生産地域ならではの光景です。
町には色々な場所に牛の置物がありました。
それぞれ個性的な牛たちです。
ゲンゲンバッハを見終えたら本日の観光は終了。次の日も引きつづき黒い森の小さな町を訪れます。
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