南ドイツ最大の廃墟 山の上にあるホーエンノイフェン城とその絶景

ホーエンノイフェン城

シュトゥットガルトから南には、「シュヴァーベンジュラ山脈(Schwäbische Alb)」というエリアがあります。

東はネルトリンゲンよりやや西から西はスイスとの国境付近まで、ドナウ川に沿って幅40kmほどの地域に低い山がいくつも連なっている「シュヴァーベンジュラ山脈」。

高い山こそありませんが美しい景色が楽しめるハイキングコースが多く、私達も休日にコースを探してハイキングに出かける事が多いです。

またおとぎの国の城の様なホーエンツォレルン城や、リヒテンシュタイン城をはじめ、見晴らしのいい山の上に立っているお城が多いのも特徴のひとつ。ドイツでお城巡りをしたい人は要チェックのエリアでもあります。

今回はそんなお城の多い「シュヴァーベンジュラ山脈」から、南ドイツ最大の廃墟である「ホーエンノイフェン城」がテーマ。

お城の様子のほか、山の上にお城がそびえる様子が見える絶景ポイントや実際に周辺をハイキングした様子を紹介します。

南ドイツ最大の廃墟 ホーエンノイフェン城

ホーエンノイフェン城 入り口

南ドイツにあるお城の廃墟としては最大のものであるホーエンノイフェン城。

12世紀の初めに建てられ、時代ごとに変わった所有者の中にはミンネゼンガーのひとりであったゴットフリート・フォン・ナイフェンという人物も含まれていました。

ホーエンノイフェン城

城塞としての拡張は15世紀にはじまり、16世紀には堡塁(ほうるい:敵の攻撃を防ぐために作られた陣地)、砲台、武器の保管庫などの要塞設備が次々と作られます。

 

そして17世紀の30年戦争では、皇帝軍が15ヵ月にわたり城を占拠。その後18世紀にはヴュルテンベルク公カール・アレクサンダーがフランスの要塞をモデルに城を拡張しますが、完成を待たずに亡くなってしまいました。

ホーエンノイフェン城

彼の死後はコスト高などから拡張もストップ。1830年までは城の一部が解体され建材として売りさばかれていましたが、その後は保護されて完全に解体されるのを免れたのでした。

ホーエンノイフェン城

現在のお城は、周辺地域でも人気の観光地のひとつ。見学用の煌びやかな部屋などはないものの、「南ドイツ最大のお城の廃墟」というだけあり間近で見る建物は圧巻です。

敷地内にはレストランのほか眺めのいいビアガーデンもあり、私達の訪問時も絶景を横目に1杯楽しんでいる人が沢山いました。

お城から眺める絶景

ホーエンノイフェン城

お城の入口はこの小さなトンネル。入り口からしてまさに要塞という感じの強そうな見た目です。

トンネルから敷地内にはいると、坂道がお城の中心部まで続きます。

ホーエンノイフェン城 城からの眺め

そして坂を登り切った所から見えるのがこの絶景。高さ745mの場所にあるお城からは低い山々が連なるこの地域独特の風景が楽しめるほか、はるか遠くまで見渡せてとても気持ちが良いです。

ホーエンノイフェン城 城からの眺め

別の角度(北東方面)の眺め。こちら側にも山が連なっていて、中腹などにある見晴らしスポットから今いるお城を眺めることもできます

ホーエンノイフェン城

町から離れた山の頂上にあり、まさに「天空の城」のよう。山の上にそびえるお城はホーエンツォレルン城が有名ですが、他にも似たような立地のお城がこの地域では特に多いです。

ホーエンノイフェン城へのアクセス

公共交通機関利用の場合

お城へのアクセスは公共交通機関の利用だとちょっと面倒ですが、行けないことはありません。

シュトゥットガルトからはまずS2に乗り、終点のフィルダーシュタット(Filderstadt)で74番のバス(ニュルティンゲンNürtingen行き)に乗り換え。

ニュルティンゲンでさらに乗り換え、終点のノイフェン(Neuffen)で下車します。ここまでおよそ1時間15分。

ノイフェンからお城までは徒歩50分。町の裏手がすぐお城のある山なので、あとはひたすら上るのみです。

休みの日にはノイフェンの駅からシャトルバスが出ているみたいなので、こちらを利用しても良いでしょう。

  1. シュトゥットガルトからS2(フィルダーシュタット行き)でフィルダーシュタットへ
  2. 74番のバス(ニュルティン行き)でニュルティンゲンへ
  3. 私鉄に乗り換え、終点のノイフェンへ
  4. 駅からお城まで徒歩50分(週末はシャトルバスあり)

車で行く場合

車利用であまり歩きたくない場合は、「Wanderparkplatz Hohenneuffen」という駐車場がおすすめ。ここからお城の入口まで徒歩10分ほどなほか、このあと紹介する見晴らしポイントへも歩いてすぐです。

住所  K1244, 73268 Erkenbrechtsweiler

このほかちょっとしたハイキング気分を味わいたいなら、麓の町に車を停めて自力で上っても良いでしょう。ハイキング用の駐車場のほか、ボイレンの町にあるサウナ施設の駐車場も利用できます。

お城が見渡せる見晴らしスポット

ホーエンノイフェン城 見晴らしスポット

駐車場「Wanderparkplatz Hohenneuffen」から5分ほど歩いた場所には「ヴィルヘルムスフェルス(Wilhelmsfels)」という見晴らしスポットがあり、ここから山の上にそびえるお城の全体像が見渡せます。

近くで見上げるお城も迫力がありますが、こうして遠くから眺めるお城も素敵。木のベンチも置いてあり、お城や下界を眺めながらゆったり過ごすのも良いものです。

柵などがないので、写真撮影に夢中になりすぎて崖から落ちないようご注意を。

お城を見ながらのハイキングもおすすめ

お城や見晴らしポイントからの眺めを堪能するだけでも良いですが、アクティブに動きたい人には周辺のハイキングもおすすめ。

森の中を歩いてリフレッシュできるほか、コースの途中から色んな角度でお城が見えて楽しいです。

コースはいくつもありますが、麓の町ボイレンのウェブサイトにあった「hochgehfestigt」というコースが結構よかったので、ここでハイキングの様子を少し紹介します。

ハイキングのスタートはボイレンの町。

歩き始めてすぐの場所には、お城を背景に花畑が広がるこんな素敵なスポットがありました。

スタートから30分くらいは平坦な道が続きます。

サクランボやリンゴの木が道の両脇に続き、6月初めのこの時期は真っ赤に熟したサクランボが沢山実っていました。

ホーエンノイフェン城 ハイキング

しばらく歩いて森に入ると、空気がひんやりしています。道は歩きやすいですが、場所によっては坂道が続くので息が上がります。

ホーエンノイフェン城 ハイキングコース

こんな感じでコースの印があるので、道に迷う心配もありません。

ホーエンノイフェン城

スタートから約50分でお城に到着。お城を見学して先ほど紹介した見晴らしスポットも訪れた後は、さらに先に進みます。

今回一番の難関だったのが、この下り坂(写真は下から撮影)。しっかり階段になっていないので滑りやすく、姿勢を低くしても何度も尻もちをつきそうになりました。

ホーエンノイフェン城 ハイキングコース

途中にはこんな案内版も。

ホーエンノイフェン城 ハイキングコース

山を下りきると森が開け、さっきまでいたお城が遠くに見えます。

黙々と草を食べる牛もいました。場所や季節によっては羊も見られるそうです。

ホーエンノイフェン城 ハイキングコース

さらに進んでいくと、こんどはワイン畑の中へ。涼しかった森の中とは一転、太陽がじりじりと照りつけて日なたにいるのが辛いくらいでした。

このまま山とお城を横目に歩き続け、駐車場まで戻ればゴール。9.5kmの道のりで3時間のコースでしたが、お城を見学したりお昼や休憩を入れたので合計で5時間くらいかかりました。

ホーエンノイフェン城:まとめ

お城の廃墟としては南ドイツで最大のホーエンノイフェン城。

間近で見上げる迫力満点の城塞やお城からの眺めのほか、近くの見晴らしスポットから見るお城も威厳があります。

車以外でのアクセスはやや面倒ですが、周辺の散策をしながらお城へ向かうのもまた一興。ハイキングコースもあるので、アクティブに散策したい人はぜひお城を見ながらのハイキングも楽しんでみてください。

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