ヴィース教会にも負けない⁉壮大な天井画が美しいエッタール修道院

エッタール修道院

ヴィース教会から車で30分ほど走ると、アルプスの麓に堂々と佇むエッタール修道院にたどり着きます。

エッタール修道院は、神聖ローマ皇帝でもあったルートヴィヒ4世によって建てられた修道院。バジリカはどっしりとした外観もさながら、内部の天井に描かれた壮大な天井画はヴィース教会にも劣らないほどの美しさです。

今回はそんなエッタール修道院から、息をのむほど美しい内部の様子やアクセス方法を紹介。

ヴィース教会やオーバーアマガウ、リンダ―ホーフ城を訪問予定の人は、こちらも併せて寄ってみてはいかがでしょうか。

エッタール修道院の見どころ

堂々とした姿の外観

エッタール修道院

エッタール修道院は1330年、当時神聖ローマ皇帝だったルートヴィヒ4世により設立されました。17、18世紀には巡礼地としての人気が高まり、その名残として修道院が経営するホテルが今でも残されています。

設立当時はゴシック様式だった建物が現在の姿になったのは、18世紀のこと。火災でバジリカを含む修道院の大部分が焼失したため、現在の様なバロック様式で再建されたのでした。

エッタール修道院

真っ白な壁には巨大な像が12体はめ込まれ、太陽の光を受けて眩しいほどに輝く修道院。壁に埋め込まれている円柱はどことなく神殿を彷彿させ、入る前から神々しさがビシビシと感じられます。

息をのむほど素晴らしい天井画

エッタール修道院 バジリカ内

修道院に入ると、面白いことに木が数本立てられていました。修道院の中で木を見たのは初めてでしたが、意外と雰囲気に合っていて全く違和感がなかったです。

エッタール修道院 天井画

そして頭上に目を向けると、エッタール修道院で一番の見どころともいえる天井画が目に飛び込んできます。ドーム型の天井に描かれているフレスコ画はヨハン・ヤーコプ・ツァイラーというオーストリア人の画家による作品で、天井の下に立つ者に生ける神々の姿を示しています。

エッタール修道院 天井画

窓から差し込む柔らかな光に照らされた天井に描かれているのは、数えきれないほどの聖人たちの姿。遠近法が巧みに使われ、まるで頭上に本物の空が広がっているかのような壮大さが感じられます。

聖人たちに混じって熊や龍、ユニコーンなどが隠れているので、これらを探してみるのも面白いかもしれません。

中央の主祭壇と周囲をぐるりと囲む脇祭壇

エッタール修道院 主祭壇

正面の奥まったところには主祭壇があり、中央 (少し光っている様に見える部分)には皇帝ルートヴィヒがイタリアから持ち帰ったマリア像が安置されています。奥にあってよく見えないのが残念ですが、この像が置かれたことでエッタール修道院に沢山の巡礼者が訪れるきっかけとなったのだそうです。

マリア像の上に掲げられているのは、「マリア昇天」を描いた巨大な絵。この絵は「人間の死は終わりではなく新しい人生の始まり」といった信念を表しています。

エッタール修道院 副祭壇

そしてバジリカ内を囲むようにして設置されている副祭壇にも注目。キリストの磔(はりつけ)や聖母マリアが描かれた祭壇が6つならび、こちらもなかなか迫力があります。

ヴィース教会と同じ作者によるオルガン

エッタール修道院 パイプオルガン

入り口のすぐ上にあるバロック様式のオルガンは、ヨハン・ゲオルグ・ヘーテリヒというオルガンマイスターによって1763年に作られたもの。彼はヴィース教会のオルガンも手掛けた人物で、南ドイツやオーストリアの伝統を取り入れたオルガン作りが特徴です。

オルガンは1960年代に入るまで何度か修復がされますが、その際はいつも元のオルガンの特徴を可能な限り残すよう配慮がされてきました。

エッタール修道院のオルガンもヴィース教会のオルガンも装飾がとても華やか。どんな音色を響かせるのか、一度でいいから聴いてみたいものです。

ビール醸造、ホテルなど修道院の関連施設

修道院には紹介したバジリカのほか、ビール・蒸留酒の醸造所、チーズ工場、ショップ、カフェ、ホテルなどの施設があり、これらからの売上が院の経営を支えています。

エッタール修道院 ホテル

ホテルは1泊79€から。修道院のホテルなのでかなり質素なのかと思いきや、写真を見る限りちょっと良い休暇用ホテルという感じで室内はかなり快適そうです。無料Wifiもあり。

車でヴィース教会やリンダ―ホーフ城、オーバーアマガウを観光予定の人は、地理的にここを拠点にするのも便利そう。

バスで巡る場合は本数が少ないので、行ったり来たりするよりはここで1泊して次の目的地に向かうと時間の余裕が出来て良いと思います。フュッセンからノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会、エッタール修道院まで回り、ここで1泊してからリンダ―ホーフ城やオーバーアマガウに向かうという感じですね。

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エッタール修道院の基本情報

エッタール修道院の場所、バジリカの開館時間など基本情報は以下の通りです。

エッタール修道院(Kloster Ettal)
住所 Kaiser-Ludwig-Platz 1, 82488 Ettal
バジリカ開館時間 8:00~19:45(夏季)、8:00 ~18:00(冬季)
ウェブサイト https://www.kloster-ettal.de/

バジリカ内は自由に見学できるほか、月~木曜の15時からは無料のガイドツアーも開催されています。ビール造像所、蒸留酒醸造所では試飲つきの有料ガイドツアーもあるので、気になる人はウェブサイトでチェックするか、現地で問い合わせてみてください。

エッタール修道院へのアクセス(バス)

エッタール修道院へのアクセスは車があればベストですが、バスでも訪問可能です。

修道院の目のまえにあるバス停は「Klostergasthof, Ettal 」。以下ではバスでの行き方を解説します。

フュッセンから

フュッセンからは73番のバスでエヒェルスバッハー・ブリュッケ(Echelsbacher Brücke)まで行き、そこでガルミッシュ・パンテンキルヒェン(Garmisch-Pantenkirchen)行きのバス9606番に乗り換えます。所要時間は最短で1時間45分。

9606番のバスがオーバーアマガウ(Oberamagau)の駅までしか行かない場合は、そこで下車してリンダ―ホーフ城行きの9622番に乗り換える方法もあります。

時間帯によっては9606番のバスで乗り換えなしで行ける場合もあるので、ドイツ鉄道のサイトで検索してみてください。

ヴィース教会から

ガルミッシュ・パンテンキルヒェン行きのバス9606番に乗り、乗り換えなしで所要時間は50分~1時間10分。

9651番のバスでエヒェルスバッハー・ブリュッケまで行って9606番に乗り換える方法もありますが、所要時間は1時間50分と上記の2倍かかります。

ドイツ鉄道のサイトで調べてみてもかなり本数が少ないので(1日3~4本)、時間配分には気をつけたいところです。

オーバーアマガウから

オーバーアマガウからはリンダ―ホーフ城行きの9622番に乗って所要時間8分。ガルミッシュ・パンテンキルヒェン行きの9606番では16分がめやすです。

修道院を見学後、同じバスに乗ってリンダ―ホーフ城まで行くのも良さそうですね。

ロマンチック街道あわせて訪れたいエッタール修道院

エッタール修道院はアルプスの麓に堂々と立つ白亜の修道院。天井のフレスコ画をはじめとする内部の装飾はヴィース教会にも負けないくらい美しいですし、もしかしたら「こっちの方が美しい!」と感じる人もいるかもしれません。

車があればロマンチック街道のフュッセンやヴィース教会からも行きやすい一方、バス利用の場合は本数が少ないので時刻表はしっかり確認を!

バスでフュッセンからの日帰りも出来なくはありません。とはいえノイシュヴァンシュタイン城やヴィース教会、リンダーホーフ城なども併せて訪れたいのであれば、修道院のホテルオーバーアマガウに宿を取るほうがフュッセン日帰りよりも移動時間が少なく時間に余裕ができると思います。

 

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