2019年　使ってよかったドイツのオーガニックコスメ10品

オーガニックコスメ大国ともいわれるドイツ。ドラッグストアや薬局では種類も価格帯も様々なコスメが並び、私も日々のスキンケアで積極的に取り入れています。

興味深い商品が多い一方で、自分に合うものを見つけるのは結構大変。「これはいい！」と思ってリピートする商品もあれば、特に魅力が感じられなくて結局最後まで使いきれないなんて事もあったりするものです。

そこで今回は今年使ったオーガニックコスメのまとめとして、良かった10商品を紹介。本当は良かったものを全て紹介したい所ですが、キリがないので10個に絞りました。

ドイツコスメと言いながらスイスのヴェレダも入っています。ヴェレダの商品はドイツでもラインナップが豊富で身近なブランドなので、ここで一緒に紹介させてください。

使ってよかったドイツのオーガニックコスメ10品

ドクターハウシュカ　「リップケアスティック」

ドクターハウシュカ（Dr.Hauschka）の「リップケアスティック」は、保湿力抜群のリップケア。ドイツ語では「Lippengold>」という名前で販売されています。

ホホバオイルやシアバター、ミツロウをはじめとする天然成分配合され、時間が経ってもくちびるが乾燥しにくいのが特徴。私はくちびるが特に乾燥しやすくリップクリームをしょっちゅう塗り直さないといけないのですが、これを使っているあいだは塗り直す回数が格段に減りました。

保湿効果たっぷりで、くちびるのカサカサや皮むけがしなくなったのも嬉しいところ。

柔らかくてくちびるになじみやすく、口紅の下地に使えばツヤがでるほか縦ジワ防止にもなります。UV防止効果もあり。

アンネマリーボーリンド　LLシリーズ

30代に突入したのでエイジングケアを取り入れたいと思って使い始めたのが、アンネマリーボーリンド（Annemarie Börlind）のLLシリーズ。LLはブランドの中でも人気のシリーズで、エイジング対策しながら乾燥対策もできる優れものです。

今はクレンジング、化粧水（ジェル）、クリームとライン使いしています。

以前は季節の変わり目や何かの拍子で肌が急に乾燥したり荒れたりしていたのですが、LLシリーズを使い始めてから急激な変化もなく状態が安定するようになりました。

肌が荒れると鼻や額の皮がむけてファンデーションが上手く乗らなくなってしまっていたので、その状態から解放されたのはかなり嬉しいです。

これからエイジング対策を考えている、肌の状態を安定させたい、乾燥に悩んでいるという方におすすめです。

旅行用のミニサイズもあります。

アンネマリーボーリンド　「ナチュリペア」

ナチュリペアはデトックスできる美容液。肌の奥まで浸透し、不要なたんぱく質を分解する事で肌細胞のターンオーバーを促します。

セラミドもたっぷり配合されているので、紫外線でダメージを受けた肌の補修効果もばっちり。6月のクロアチアでガンガン紫外線を浴びても、肌のヒリヒリやツッパリ感がつぎの日には感じられなくなっていて驚きました。

普段なら1日中外にいたらその後数日は肌の不快感に悩まされるところですが、毎日大量の日光を浴びてもダメージがほとんど蓄積されないのは素晴らしい！

旅行にお供させて良かったと思っています。

アンネマリーボーリンド　「ヒアルロンシェイク」

水溶性、油溶性の成分を配合した2層式の潤い美容液「ヒアルロンシェイク（2-PHASEN HYALURON-SHAKE）」。乾燥が気になる季節でもこれを使うと肌がぷるぷるになります。

白キクラゲから抽出したヒアルロン酸やアロエエキスが肌の奥まで潤いを届け、保湿効果が長続き。

使用前に振るとキラキラして気分が上がりますよ！

アンネマリーボーリンドからはほかにも、「ローズブロッサム　ケア」と「シシリアンブーケ　エナジャイザー」という2つの2層式美容液があります。

「ローズブロッサム　ケア」は潤い補給とたるみケア、「シシリアンブーケ　エナジャイザー」はツヤ効果。特にローズの方は香りがすごく良くておすすめです。

アルクメーネ　ツヤシャンプー／コンディショナー

アルクメーネ（Alkmene）は薬草が持つ力を取り入れたボディケア、ヘアケア商品を作っているブランド。アンネマリーボーリンドやロゴナほどの知名度はありませんが、ドイツではスーパーやドラッグストアに展開していて手に入れやすいです。

価格もシャンプーなら4€ほどと、オーガニックブランドの中でも比較的安め。

そんなアルクメーネツヤシャンプーとコンディショナーには、オーガニックのカモミールエキスが配合されています。

シャンプーはノンシリコンなのに泡立ちがすごく良くいです。

ほのかなカモミールの香りも爽やかで、個人的にはかなり好きです。

コンディショナーは髪につけた瞬間に「ちゅるん」とした感触があり、流した後も指通りがしなやか。このあとで次に紹介するロゴナのオイルをつければ、ヘアケアはほぼ完ぺきです。

ロゴナ　「ヘアリペアオイル」

ドイツでオーガニックヘアケアのパイオニアといえばロゴナ（Logona）。そんなロゴナの「ヘアリペアオイル」は髪のパサつきを改善し、枝毛や切れ毛を防いでくれるアイテムです。

アルガンオイルやインカインチオイル、ホホバオイルなど保湿成分がたっぷり入っていて、オイルとは思えないくらいサラッとした使い心地。タオルドライした髪に馴染ませてからドライヤーをかけると、ドイツの硬水で洗ったとは信じられないくらいしっとりします。

ヴェレダ　「エーデルワイスUVプロテクト」

ヴェレダの日焼け止めクリームはドイツでも買えますが、こちらの商品は日本限定処方。ずっと気になっていて、秋に一時帰国した時に買って使ってみました。

サラっとしたテクスチャーで、伸びがよくて塗りやすいです。塗った直後は若干ぺたつくものの、すぐ肌に馴染んでサラッとします。

白浮きもせず、オーガニックの日焼け止めではかなり優秀。普段の洗顔でオフできるところも気に入っています。

ヴェレダ　「スキンフード　ボディバター」

ヴェレダで人気No1のスキンフードシリーズから、2019年秋に新しく発売されたボディバター。

チューブ入りのスキンフードは顔や手、かかとなどのピンポイントケア向けですが、こちらは容器も大きくて体全体にたっぷり使えます。

一見すると固そうに見えるものの、「バター」というだけあって体温でやわらかくなって肌にスーッとなじんでいきます。

シアバターやカカオバターのほかハーブエキスもたっぷり配合され、使った後の肌はしっとりモチモチ。べたつきも気になりません。

柑橘系のいい香りがして、塗ったあとについつい肌の匂いをかいでしまいます。

マルティナ　「７ハーブマスク」

マルティナ・ゲプハルト（Martina Gebhardt）は自然界にある原材料のみを使用し、南ドイツの修道院で製品を手づくりしているブランド。

スキンケアでは肌の状態にあわせて5つのラインがあるほか、目元などのポイントケアやボディケア、ベビー用品まで揃っています。

そんなマルティナの「7ハーブマスク」は、くすんで元気のない肌を蘇らせてくれる商品。使ったあとは顔色がぱっと明るくなり、肌もびっくりするくらいモチモチします。保湿効果がかなりあるので、乾燥する時期の小じわ対策にもおすすめです。

このほかメリッサやセージ、スギナなど7種類のハーブエキスには、肌のキメを整えたり引き締める効果も。

「なんとなく肌がつかれている」と感じた時にすぐパワーチャージできるほか、爽やかなハーブの香りで心身ともにリフレッシュできますよ。

マルティナ　「リップバルサム」

最後に紹介するのは、同じくマルティナの商品「リップバルサム」。

ハチミツやアーモンドオイル、ラノリンなどの保湿成分が乾燥からデリケートな唇を守ってくれ、特に冬には手放せないアイテムです。

普段使いはもちろん、夜寝る前にこれでマッサージすると、翌朝起きたときにくちびるが「しっとり」かつぷるっとしていい感じになります。

塗るとくちびるがツヤツヤになるので、リップケア以外にもグロスっぽくしたいときに口紅の下地として使っています。

ドイツコスメがお得に買えるベティーズビューティー

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今回一番多く登場したアンネマリーボーリンドは、私が一番気に入ってるオーガニックコスメブランド。ドイツコスメの中では値段がやや高いものの、効果が科学的に証明されているため信頼感がありますし、実際の使用感がとても良いです。

紹介したコスメの使用感は個人的な感想ですが、ドイツコスメに興味がある方の参考になると嬉しいです。詳しい成分などについては、各商品にあるリンクを参照してください。