ドイツで最も高いクリスマスツリー!?フランクフルトのクリスマスマーケット

ドイツ各地で開催されるクリスマスマーケットの中でも、長い歴史を誇るフランクフルトのマーケット。木組みの家に囲まれたレーマー広場の会場は特に美しく、毎年300万人もの人が訪れてメルヘンの世界に酔いしれます。

ドイツ最高の高さを誇るクリスマスツリーのほか、コンサートやここならではのローカルメニューなど見どころも沢山。立体駐車場の屋上という変わった場所にもクリスマスマーケットが出現し、スカイラインを眺めながらクリスマス気分が楽しめます。

今回はそんなフランクフルトのクリスマスマーケットから、会場の見どころやおすすめの回り方、開催期間について解説します。

主な会場とおすすめの回り方


青:①レーマー広場 ②パウルス広場 ③ハウプトヴァッへ
オレンジ:①マインカイ ②リープフラウエン教会前 ③フリードリヒ・シュトルツェ広場 ④CityXmas

 

フランクフルトで抑えておきたいのは、上の地図で青のマークがしてある3会場。回り方も数字の順番で行くのが一番効率的でおすすめです。全て徒歩で回れます。

  1. レーマー広場(Römer)
  2. パウルス広場(Paulsplatz)
  3. ハウプトヴァッへ(Hauptwache)

ハイライトであるレーマー広場を最後に見たければ、この逆でまわってみてください。

このほかパウルス広場からハウプトヴァッへに続く道、ヒープフラウエン教会の前(Liebreauenberg)やフリードリヒ・シュトルツェ広場(Friedlich-Stoltze Platz)、マイン川沿いのマインカイ(Mainkai)にもお店が出ています。

スカイラインを一望できるクリスマスマーケット「CityXmas」が開催されているのは、コンスタブラーヴァッヘにある立体駐車場「Parkhaus Konstablerwache」の屋上。他の会場からは少し離れていますが、それでも徒歩5分くらいです。

会場の様子、アクセス

レーマー広場

市庁舎や木組みの家に囲まれたレーマー広場で開催されるクリスマスマーケットは、ドイツで最も美しいと言われるマーケットのひとつ。歴史ある建物を背景にツリーやレトロなメリーゴーランド、お店のイルミネーションが輝く様子は、まさにメルヘンそのものです。

市庁舎前に立っているクリスマスツリーは、高さ31m。ツリーの脇にあるステージでは金~日曜にかけて夕方のコンサートが行われ、会場内に響く歌声がクリスマスムードを一層盛り上げます。

2階建ての大きなメリーゴーランドはレトロ感たっぷり。子供だけでなく、童心に帰って楽しんでいる大人も沢山います。

屋台に並んでいる商品はガラス玉やキャンドルホルダー、煙だし人形といった工芸品などクリスマス関連グッズが主。飲食系ではグリューワインやソーセージのほか、ラクレットやクレープ、ローストアーモンドなどクリスマスマーケットの定番メニューは一通り揃っています。

キラキラしたカラフルなローストアーモンドは、食べるのがもったいないくらい。

私が大好きなダンプフヌーデルももちろんありますよ!

このほか暖かいりんご酒やグリューネゾーセというハーブソースが入ったクレープなど、フランクフルトならではのローカルメニューも。グリューネゾーセ入りのクレープは食べる勇気がないのですが、もしチャレンジした方がいれば感想を聞かせてほしいです。

サンタが描かれているカップは毎年テーマごとに絵が変わります。写真は2017年のカップでテーマは「音楽の街」。

こちらは2016年のカップ。テーマは「スポーツの街」でした。ちなみに2019年のテーマは「劇場の街」。貰ってこなかったのを今になって後悔しています。

[box02 title=”レーマー広場のクリスマスマーケット”]【開催期間】11月25日~12月22日

【営業時間】
10:00~21:00(月~土)
11:00~21:00(日)[/box02]

アクセス

  • U-Bahn:「Dom/Römer」下車すぐ
  • S-Bahn:「Hauptwache」から徒歩6分
  • 徒歩:パウルス広場から徒歩1分

 

パウルス広場

レーマー広場から道を渡ってすぐの場所にあるパウルス広場。レーマー広場のお店に並んでいる商品はクリスマス関連の物が多い一方、こちらではそれに加えアクセサリーのような工芸品やウール製品をはじめとする日用品、フランクフルトの街並みを描いた古い絵画など何でもありという感じです。

それでもやはり人気があるのは、クリスマスデコのお店。会場の雰囲気ではレーマー広場に叶いませんが、面白いお店もいくつかあるので何か掘り出し物が見つかるかもしれません。

会場の端には、こちらにもノスタルジックなメリーゴーランドがあります。

[box02 title=”パウルス広場のクリスマスマーケット”]【開催期間】11月25日~12月22日

【営業時間】
10:00~21:00(月~土)
11:00~21:00(日)[/box02]

アクセス

  • U-Bahn:「Dom/Römer」から徒歩3分
  • S-Bahn:「Hauptwache」から徒歩5分
  • 徒歩:レーマー広場から徒歩1分

 

ハウプトヴァッへ

ハウプトヴァッへのクリスマスマーケットは、伝統的というよりはポップな印象。食べ物のお店が圧倒的に多く、アーモンドやソーセージのいい匂いがあちこちから漂ってきます。

食べ物は人間のものばかりでなく、なんと犬向けのクッキーまで。マーケットで飼い主ばかり美味しいものをたべて、一緒に来ている犬に何もあげないのは可哀想ですものね。パグがマスコットになったこのお店は、トリーアやコブレンツでも見かけました。

個人的に特に面白いと思うのは、デパート「ガレリアカウフホフ」の向かいあたりにあるハチミツ製品の店。色々な種類のハチミツほか、はちみつワイン、蜜蝋で作ったロウソク、やコスメが置かれ、ついつい色々手に取ってしまいます。芸術作品のように手の込んだ蜜蝋ロウソクは、ドイツのクリスマスならではの商品でお土産にもおすすめ。

[box02 title=”ハウプトヴァッへのクリスマスマーケット”]【開催期間】11月25日~12月22日

【営業時間】
10:00~21:00(月~土)
11:00~21:00(日)[/box02]

アクセス

  • U-Bahn:「Dom/Römer」から徒歩6分
  • S-Bahn:「Hauptwache」すぐ

 

CityXmas

フランクフルトで一番早く始まり、かつ一番高い場所で開催されるのがCityXmas。立体駐車場の屋上が会場になっていて、高層ビル群が織りなすスカイラインを眺めながらクリスマス気分が楽しめます。

イルミネーションは最低限で、照明も暗くてどちらかというとクラブっぽい雰囲気。実際にここでウォーミングアップしてからクラブに行く人とか多いと思います。暗めの会場では、ピンクに光るトナカイが皆の注目を独り占めしています。

並んでいるのはほとんどがドリンクのお店で、雑貨やオーナメントの販売はありません。食べ物の選択肢もかなり少なく、まさに「夜景を眺めながらグリューワインを飲む場所」という感じです。

[box02 title=”CityXmas”]【開催期間】11月1日~12月30日

【場所】立体駐車場「Parkhaus Konstablerwache」屋上

【住所】Töngesgasse 8, 60311 Frankfurt am Main

【営業時間】
16:00~23:00(月~木)
16:00~24:00(金)
14:00~24:00(土)
14:00~23:00(日)

【休業】11月24日、12月24日、12月25日、12月31日[/box02]

アクセス

S- U-Bahn:「Konstablerwache」から徒歩3分、「Hauptwache」から徒歩5分

 

ドイツで一番高いツリー!?

ここではフランクフルトのクリスマスツリーにまつわる、ちょっとした小話をしましょう。

市庁舎前で輝くツリーは高さ約32m(2019年)を誇り、1本のツリーとしてはおそらくドイツで一番高いものです。

ドイツで最も高いクリスマスツリーとして有名なのはドルトムントですが、こちらは1700本のトウヒを積み重ねて作ったものなので別次元。

2018年のクリスマスツリーの高さトップ10は以下通りです。

  1. ドルトムント 45m
  2. フランクフルト 30m
  3. ミュンヘン 25m
  4. ケルン 25m
  5. シュトゥットガルト  25m
  6. ベルリン、連邦議会のツリー 24m
  7. ライプチヒ 23m
  8. ドレスデン 22m
  9. ミュンスター 20m
  10. ハノーファー  19m

参照サイト

 

ちなみに今年のツリーは第一候補で選ばれたものではないとのこと。第一候補として選んでおいた木は保管中の乾燥が原因で輸送準備の際に折れてしまったらしく、慌てて新しいツリーとなる木を探したのだそうです。

フランクフルトのツリーは、2015年には輸送中に先っぽが折れるアクシデントに見舞われたこともあります。大きなツリーですから、探すのはもちろん運んで立てるのも大行事なのでしょうね。皆さんもフランクフルトのクリスマスマーケットへ行ったら、ツリーを見上げながら「今年も無事だったね」と心の中で声をかけてあげてください。

フランクフルトへのアクセス

鉄道や長距離バスがフランクフルトとドイツ国内外の都市を結んでいます。

鉄道はローカル線や長距離路線、フランスやオランダなどヨーロッパ各国へ発着する電車が中央駅に乗り入れています。

主要都市や周辺都市から、電車での所要時間は以下がめやすです。

  • ハイデルベルク:1時間
  • シュトゥットガルト:1時間半
  • ベルリン:4時間
  • ケルン:1時間~1時間30分
  • パリ:4時間(パリ東)、4時間半(パリ北)
  • ストラスブール:2時間

またFlixbusをはじめとする格安バス会社も、フランクフルト発着は便数も多くて便利です。

[jin_icon_info color=”#567fcc” size=”18px”]ドイツ鉄道公式サイト

[jin_icon_info color=”#567fcc” size=”18px”]Flixbus公式サイト

 

おわりに

ドイツでも最古のひとつと言われている、フランクフルトのクリスマスマーケット。ここに立つツリーが(1本のツリーとしては)ドイツで最も高いものだというのは、知らなかった方も多いのではないでしょうか。

私も住んでいたときは毎年訪れていましたが、木組みの家をはじめとする歴史ある建物に囲まれたレーマー広場は安定の美しさ。ツリーのイルミネーションやメリーゴーラウンドの光が輝く様子には、感動さえ覚えるほどです。

本文では触れませんでしたが、広場から大聖堂へ続く通りはかつて神聖ローマ皇帝が戴冠式の後に通った道。最近になって再建されたばかりなので、こちらもぜひ併せて訪れてみてください。

[jin-fusen3 text=” 自宅でドイツのクリスマス気分を楽しみたいあたなに!”]

 
[box02 title=”フランクフルト滞在の準備をするなら”]

[/box02] [box06 title=”クリスマスマーケットの関連記事”] [jin_icon_check color=”#6b99cf” size=”18px”]クリスマスマーケット 持って行くと便利な持ち物4つ

[jin_icon_check color=”#6b99cf” size=”18px”]【2019年】ドイツのクリスマスマーケット開催日程まとめ

[jin_icon_check color=”#6b99cf” size=”18px”]クリスマスマーケットでの服装と知っておくべきポイント

[/box06]