ノイシュヴァンシュタイン城の観光とあわせてぜひ訪れたいのが、お城の近くにあるテーゲルベルク(Tegelberg)という山。
アルプスの絶景が広がる山の上までロープウェイで簡単に行けるほか、ゴンドラからはノイシュヴァンシュタイン城がとても良い角度から見えます。
今回はそんなテーゲルベルクのロープウェイ乗り場までの行き方や、山の上の様子、山から見える絶景を紹介します。
Contents
テーゲルベルク ロープウェイ乗り場へのアクセス
ノイシュヴァンシュタイン城から
ノイシュヴァンシュタイン城の麓であるホーエンシュヴァンガウからロープウェイ乗り場(Tegelbergbahn)まではバスが出ています。
73番のバス(シュタインガーデンSteingadenまたはロッテンブーフRottenbuch方面行き)または78番のバスが利用でき、所要時間は7~18分。不安な人は運転手に聞いてみると安心です。
バスは大体1時間間隔です。
- シュヴァンガウのバス停:Neuschwanstein Castles, Schwangau
- ロープウェイ乗り場:Tegelbergbahn, Schwangau
フュッセンから
フュッセンから行く場合も上と同じ73番と78番のバスが利用可能。
シュヴァンガウでも停車するので、先にお城を見たければここで下車。そうでなければ下りずにロープウェイ乗り場まで行きましょう。
所要時間は15~26分です。
ロープウェイの営業時間&料金
ロープウェイの営業時間は9:00~17:30。
料金は以下の通りです。
- 大人:片道15€、往復23€
- 青年(16、17歳):片道14€、往復22€
- 子供(6~15歳):片道6€、往復10€
フュッセンのホテルに宿泊するともらえる「フュッセンカード」を提示すると1€の割引になります。
ロープウェイで一気に山の上へ
ロープウェイのゴンドラは44人乗り。約5分の乗車時間で、標高830mの麓駅から1720mの山頂駅まで一気に上っていきます。
ゴンドラに乗ったら、進行方向に向かって右側の窓側に場所を取るのがおすすめ。というのも、、、
ゴンドラが上昇していくと、右手方向にノイシュヴァンシュタイン城が見えるのです!お城の左側にはうっすらとマリエン橋も見えますね。
さらに上へあがっていくと、アルプスを背景にノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城が立つという、まるで絵葉書にもなりそうな光景が見えますよ。
ノイシュヴァンシュタイン城はマリエン橋からの眺めが有名ですが、このゴンドラからの眺めを知っている人はそう多くはないはず。まさにお城の絶景が楽しめる穴場スポットです。
現在はコロナ感染対策として、乗車できる人数を15人に制限。その分待ち時間も長くなるので、早めの時間に出かける事をおすすめします。
山の上の様子
360度アルプスの絶景
山の上では、アルプスや麓の湖などが織りなす360度の絶景が楽しめます。どこまでもつづく山々は荒々しくも美しく、天気のいい日の眺めは最高です。
奥に見えるターコイズブルーの湖は、フュッセンの旧市街から5kmの場所にあるフォルクゲン湖(Forggensee)。湖上をいく遊覧船から望むアルプスも素晴らしいのだそうです。
ドイツとオーストリアの国境にまたがるアルプス。ノイシュヴァンシュタイン城は、一番手前の山の影に隠れているのでここからは見えません。
パラグライダー&ハンググライダー
山頂駅の目のまえにはパラグライダーとハンググライダーの滑空場があり、飛んでいく様子を間近で観察できます。
パラグライダーをこんなに近くで見たのは初めてでしたが、パラシュートの糸がビックリするくらい細いですね。準備のできた人からどんどん飛んでいきます。
一方でハンググライダーは、風のタイミングを計っているみたいでなかなか飛んでいきませんでした。それにしても、ここから飛んでいくのはなかなか勇気が要りそう…
それでも飛び立った瞬間は「ナウシカ」みたいで、見ていて鳥肌ものでした。
大空を自由自在に飛んでいて、とても気持ちが良さそうです。
簡単なハイキングもできる
山の上では、ロープウェイ乗り場の周辺を軽くハイキングできます。この辺りのみを散策するくらいなら普通のスニーカーで大丈夫です。
足元には高山植物も色々咲いています。
山頂までも行けますが、足場が悪いのでこちらはハイキングシューズがあった方が良いかも(普通の靴で行っている人も沢山いましたが)。私は怖くてリタイアしたので、夫が1人で十字架の場所まで行きました。
連なっている山を越えていくハイキングコースもあります。こっちはしっかりとした装備が必須ですね。
麓から登ってくるハイキングコースもあるので、行きは自力で上って帰りだけロープウェイを利用するのも良さそうです。
パノラマ風景を楽しめるビアガーデン
山の上で散策を楽しんだら、下山する前にロープウェイ乗り場に併設されているビアガーデンで休憩するのもおすすめ。テラス席では美しい山々の風景を楽しみながら食事ができます。
絶景を見ながら飲むビールは最高!
メニューはシュニッツェルのような肉料理からスープ、ケーキ類まであります。写真は「ゲルムクヌーデル(Germknödel)」という、バイエルンやオーストリアの山岳エリアでよく見かけるスイーツ。
肉まんの様なフワフワの生地のなかにプラムのジャムが入っていて、上からバニラソースとケシの実がトッピングされています。暖かくして食べるスイーツで、場所によってはクリスマスマーケットにも登場します。
おまけ:ロープウェイ乗り場の前にいる牛
ロープウェイ乗り場の前には牛が放されていて、運が良ければ牛たちを間近で見られます。
近づくとしばらくこちらをじっと見て、その後は何事もなかったかのように草を食べる牛たち。
アルゴイ! pic.twitter.com/eh9HLNKXcv
— Mop @ ドイツ🇩🇪 (@Mops_doitsu) June 13, 2020
どの牛もカウベルをつけていて、動くたびに「カランカラン」と鳴る様子がなんともアルゴイ地方という感じでした。
アルプスの絶景が楽しめるテーゲルベルク:まとめ
360度の美しいパノラマ風景が楽しめるテーゲルベルク。ここからの眺めは本当に素晴らしいので、天気のいい日にぜひ出かけてみてください。
ロープウェイで山に登る時は、進行方向の右側に場所を取るのがおすすめ。ゴンドラが上昇していくと、ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城が良い角度から見下ろせます。
今回紹介したテーゲルベルクのほか、フュッセンの観光スポットは「フュッセンで訪れたい観光スポット5つ」、利用ホテルを含めたおすすめ宿泊先は「ホテル ヒルシュ」の宿泊レポートで紹介しています。
フュッセンを拠点にお城など回る予定のひとは、これらの記事も参考にしてみてください。
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