【赤ちゃん連れの初旅行】「これは良かった」、「こうすれば良かった」まとめ

7ヶ月の息子を連れて初めての旅行は、南ドイツにあるボーデン湖で約1週間のんびりと過ごしました。

特に大きなトラブルもなく、個人的には上出来だと思った息子の旅行デビュー。そんな旅行中また準備段階で「やって良かった」そして「こうすれば良かった」という反省点があったので、まとめて振り返ります。

やって良かったこと

市販の離乳食が初めてなら家で試しておく

7ヶ月の赤ちゃんといえば、離乳食もだいぶ慣れてきたころ。

我が家では普段は手作り離乳食(作り置きして冷凍保存しています)をあげていますが、旅行中は市販の瓶入り離乳食を持って行きました。

それまで市販の離乳食はあげたことがなくて食べるか心配だったので、旅行前に家でお試し。幸い息子はパクパクと食べてくれたので、同じものをまた買って旅行に持って行きました。

いちど家で市販の離乳食を試してみた事で「食べるor食べない」が分かったほか、普段あげているものよりも柔らかめで口のまわりがかなり汚れやすい事も判明。なので汚れた時の為にスタイや服もちょっと多めに持って行こうという指標にもなりました。

あと買ったのは主にHippの離乳食だったのですが、1瓶で一食分になっている物もあれば肉や魚の瓶と組み合わせて1食分にするものもあるのだと、家で試した時に初めて知りました。

Hippの場合は「」のラベルが1瓶で完結する離乳食(一部、肉や魚だけの物もあり)。「」のラベルは野菜や穀類しか入ってなく、これ半分に肉や魚の瓶を足して1食分になります。

Hipp 離乳食

旅行中に便利なのは1瓶で全てまかなえる「青」のラベルですよね。家で試していなければ、それにも気づかずに「緑」ばかり買ってしまう所でした。

目的地は行ったことのある場所だと安心

ベビー連れで初めての旅行ということで行き先は何度も行ったことのある場所。どこに何があるのか、どのくらい混んでいるのかなど大体分かっていたので安心感が大きかったし、何より楽でした。

行った事のある場所なので、初めての町を訪れるワクワク感はあまりないですけどね。。でも赤ちゃんを連れて初めての旅行では勝手もよく分からないので、なるべく不安要素を排除するに越したことはないです。目的地の様子が分かるとそれなりの準備もできますし。

メーアスブルク

実際に今回訪れたメーアスブルクは階段ばかりで、ベビーカーを押して港からお城へ行きたい場合はメインストリートの端にある唯一の坂道を利用しないといけません。私達は坂がどこにあるのか分かっていたので真っ先にそこへ向かいましたが、これを知らないと坂道を探しまわるか階段でベビーカーを持ち上げながらのぼるはめになってストレスかも。

旅行デビューでどんな感じかだいたい様子がつかめたら、次は初めての場所に行ってみても良いのかなと思います。

アパートタイプの宿は何かと便利

今回はキッチンがあると便利かなと思い、休暇用アパート(Ferienwohnung)宿を利用しました。

キッチンは離乳食やミルクの用意や哺乳瓶の消毒などで大活躍だったほか、アパートなので部屋自体が広く、息子が遊ぶスペースも十分。さらに寝室が独立していて本当に便利でした。

寝室が別にあれば、息子が夜中や朝早く起きてしまった後も私か夫のどちらかがリビングに行って遊んだりお世話したりできます。ホテルの部屋だとなかなかこうはいきません。

移動は車

ベビー連れの旅行手段は、車が断然楽(そもそも我が家は普段から車移動ではあります)。

移動中グズグズした時にちょっと休憩をとるなどフレキシブルに行動できますし、沢山荷物が積めるのも大きな利点です。

ベビーがいると荷物も増えますし。約1週間となると、おむつや離乳食だけでも結構な量になりますからね。

ちなみに今回の旅行では、息子の添い寝ベッドやプレイマットも持って行きました。

必要かなと迷う物はとりあえず全て持って行く

移動が車という事で、必要か迷ったものもとりあえず全て持って行きました。

息子の洋服とスタイは、万が一のことを考えて多めに用意。具体的には日数+3着といった感じです。私達の上着も、一応厚めの物を持って行きました。

使うか分からなくても車に場所があるなら積んでしまった方が、現地で足りなくなってベビーを連れて買いに行くより全然マシだと思います。

厚めの上着も結局出番はありませんでしたけどね。

おむつはこまめに替える

観光中におむつ替えのタイミングを逃して手遅れになる事態を避けるためにも、出来そうな場所があればこまめにおむつ替えをしました。

時間でいうと、だいたい2時間おきくらいに替えるよう意識していたと思います。

その甲斐あってか、今回の旅行ではおむつ漏れがゼロ。外出中に着替えとなると相当ストレスになりそうなので、ここは正直ほっとしました。

レストラン入店前に赤ちゃんのミルク

レストランへ行く時は少し前に息子のミルクを済ませるようにしたいたので、入店中は寝ているか機嫌よく遊んでくれているかで私達もゆっくり食事ができました。

だいたいこんな感じで泣いたりせず、手がかからなかったのは助かった。

レストランの席でミルクをあげてもいいかなと思ったのですが、うちの子は人が周囲で動いているとそっちを向いてしまって飲まないんです。。

なので公園などあまり人が近くをウロウロしないような場所で、ベンチに座ってあげたりしていました。

あとは注文したりミルクあげたりで忙しいのも嫌だし、いくら赤ちゃんとはいえ食事している人がいる所でゲップをさせるのは失礼かな、というのも理由です。うちの子の場合ですが、飲んでから「お腹いっぱい」という気持ちになって機嫌が良くなるまで、少し時間もかかりますしね。

フルフラットのベビーカー

マイナウ島 花の孔雀

我が家のベビーカーは、ドイツでもよくみかけるフルフラットなタイプ。

体を固定しないため息子が自由に体の向きを変えられたり、長時間使う時はたまにベビーカーの中で腹ばいにしてあげたりと負担を減らせたのは良かったです(中で腹ばいにするのは、月齢によっては腕の力がついてきて危ないので慎重に判断してください)。

 

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あとフラットなのもそうですが脚の間にベルトがないので、この中でのおむつ替えもできたりします。今回の旅行に限らずですが、おむつ替えできる場所がすぐ見つからない時、ベビーカーの中でササッと替えられるのは本当に便利だと毎回実感しています。

ただ腰が安定してひとりで座れるようになると、今度はバギーを使うようになるんですよね。そうなると中でのおむつ替えはできないので、これまで以上に場所探しには苦労しそうです。

「こうすれば良かった」反省点

持ち物は全てリストにする

赤ちゃんを連れて初めての旅行。大方上手くいったと思いますが、思わぬ忘れ物をしてしまいました。

それは私の下着一式

今まで旅行で下着を忘れた事なんてないし、下着は忘れる訳がないと思っていたので、これには自分でもびっくり。荷物を用意している最中に息子が泣いたりとイレギュラーなことが起こったので、頭の中で考えていても入れ忘れたのでしょうね。

という訳で、「忘れるわけがない」と思う様なものでも、持ち物は全てリストにしておけば良かったなと思ったのでした。

ディナーは予約して席の確認

今回の旅行では、レストランでディナーをしたのは1回のみ。

その1回ですが、外の席は満席、中に通してもらったもののベビーカーを置く場所がなくて別のレストランへ行く羽目に、、、なんてことがありました。

3件目でやっとベビーカーと一緒に入れたのですが、3件といえど息子を連れてレストランを訪ね歩くのは結構めんどくさかった。。。なのでディナーや人気レストランの場合は昼間でも事前に電話で予約して、ベビーカーと一緒に入れるか確認、置ける席の確保をしてもらう方がストレスフリーだろうなと思いました。

赤ちゃん旅行デビューの反省まとめ

何が起こるかわからない赤ちゃん連れの旅行。離乳食を事前に家で試したり、行ったことある場所を目的地にしたりと、私達にとって「わからない」ことを減らすだけでもだいぶストレスが減るなと実感しました。

あとはこまめにおむつ替えしたり、食事に行く前に赤ちゃんのミルクを済ませたりと、機嫌が悪くなる前に手を打っておくのも◎ 常に赤ちゃん中に合わせながら先のことも考えないといけないのはちょっと大変ですが、まあこれがベビー連れ旅行の形なんだろうなという感じです。

▼ 旅行デビューの様子は下の記事から読めるので、興味のある人はこちらもどうぞ。

マイナウ島【生後7ヶ月・旅行デビュー】赤ちゃんと初めての旅行 in ボーデン湖