【家族・親戚とドイツ観光】次々と古城が現れるライン川クルーズ

リューデスハイムの観光をした次の日は皆でライン川クルーズを楽しみました。

天気は暑すぎず寒すぎずといったクルーズにはピッタリの気候で、気持ちの良いライン川下りとなりました。

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本数も多く日本語アナウンスもあるKDライン社のクルーズがおすすめ

ライン川クルーズを行っている会社はいくつかありますが、私がおすすめするのはKDライン社のクルーズ。

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理由は、まずクルーズの本数が多く他の観光とも組み合わせやすいこと。

船も大きいので、よっぽどのことがない限り「満員で乗れない」なんて事はありません。

また、クルーズの間は古城が現れるたびに解説のアナウンスが流れますが、KDライン社のクルーズではなんと日本語のアナウンスまであります。いちいちガイドブックと照らし合わせなくても、目の前にある古城についての説明が流れるのでとても便利なのです。

時刻表や料金はKDライン社のウェブサイトから確認することができます。

ハイライトはリューデスハイム⇔ザンクト・ゴアール間

見どころの多いライン川ですが、時間的にも景色をとってもおすすめなのがリューデスハイム⇔ザンクト・ゴアール間です。

乗船時間が1時間半ちょっとと丁度よく、このルートからは数ある古城に加えローレライも見ることができます

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逆にこれ以上乗っていると、いくら古城がでてくるとはいえ、だんだん飽きてきてダレてしまう可能性大です。

次々と現れる古城

ライン川クルーズの楽しみは、なんといってもクルーズ船から見える古城。船から見えたものをいくつかピックアップして紹介します。

ちなみに私達はリューデスハイムの次の停船所であるビンゲンから船に乗りました。

さっきまで私達がいたビンゲンにあるクロップ城。城の中庭にある塔には登ることができ、そこから眺めるライン川はまた絶景だったりします。

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マインツ大司教が行きかう船から通行税を取るため13世紀に建てたのが、このねずみの塔

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泊まっていたビンゲンのホテルのお姉さんが教えてくれたのですが、ビンゲンはこのねずみの塔があることから「ねずみの町」としてアピールしているそう。町の中では確かに時折ねずみのオブジェなどを見かけます。

14世紀に建てられたラインシュタイン城は私達が結婚式を挙げた場所。こうして眺めると、こんな世界遺産の中にあるお城で式を挙げたんだなという、改めて感慨深い思いになりました。

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私達のような一般人でもこんな風に普通に古城で式が出来るのはドイツのすごい所です。

11世紀に建てられたライヒェンシュタイン城。現在はホテルと博物館になっています。

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こちらも11世紀に建てられたゾーネック城。一時は盗賊の住み家となったり、戦争(プファルツ継承戦争)で破壊されたりと、苦難の絶えない歴史を持つ城です。

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シュタールエック城はバッハラッハにあるお城で、中はユースホステルになっています。

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私も2010年頃に泊まったことがありますが、当時は部屋が男女混合でした。朝食ルームから見える朝もやが掛かったライン川のなんと美しかったことか!

小さい町ですがバッハラッハの旧市街もとても美しいです。

通行税を徴収する税関として1326年に建設されたプファルツ城。中は博物館になっていて、カウプの町から渡し船で行くことができます。

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そしていよいよ見えてきたのがローレライ。ローレライ伝説については様々なバリエーションがありますが、どれにも共通するのが「美しい歌声で船乗りを誘惑し、船を沈めてしまう」というもの。

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実際にこの場所は流れも速く岩も多いため船の事故が絶えなかったらしく、そのことから「ローレライ伝説」が生まれたと言われています。

巨大な岩山は高さ130m。ちゃんと「LORELEY」との表記もあります。

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ねこ城は、対岸にあるラインフェルス城を守るという軍事目的で14世紀に建てられました。現在は個人経営のホテルになっていて、日本人が所有しているという話も。

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ねこ城を過ぎたら私達の目的地であるザンクト・ゴアールに到着です。

突然現れるワイン売りのお兄さん

私達がライン川クルーズをしている時のこと。突然日本人のお兄さんがワインを売りにやってきました。

リューデスハイムにお店があるというお兄さん。試飲用のワインも沢山持っていて、端から色々試飲させてくれました。

そして家族は何本かお買い上げ。「こんな所でワイン販売する人は怪しい人じゃないか」と一瞬疑ったりもしましたが、どうやら同じ船に乗っていた日本人のツアー団体のお世話か何かもしている感じだったので大丈夫だろうと。

日本へ直接送ってくれるから荷物にならないし、この後ワインを買う手間も省けました。

様々な古城を一度に見ることができるライン川クルーズ。ドイツに来たなら一度は体験してみても損はないと思います。

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