中世の雰囲気が漂う塔の中に宿泊!ラインシュタイン城の古城ホテル

ドイツでの結婚式とその前後の観光についてお伝えしてきましたが、今回は私達が結婚式の前日と当日の晩に宿泊したホテルについて紹介します。

ホテルは会場にもなったラインシュタイン城の一部を改装した古城ホテル

前回はライン川クルーズについて投稿しましたが、そこから見える古城もホテルやユースホステルになっている物が結構あります。

ドレスを着たままあちこち移動するのが大変だから、お城にあるホテルに泊まってしまえ!ということで宿泊しましたが、お城を所有しているヘッヒャーさん達にも大変よくしていただき、滞在中はとても快適に過ごすことができました。

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ここに泊まれるのは1日2組だけ!

ラインシュタイン城には趣の異なる2つの部屋がホテルとして用意されています。どちらの部屋も最低2泊から宿泊可能。

部屋は2つのみという事で、もったいぶって言えば(笑)1日限定2組しか泊まることができないのです。

1つはキッチンが付き、1泊65€からのアパートメントタイプ。

部屋の写真など詳細はラインシュタイン城のウェブサイトから見ることができます。私が見た印象は、木のぬくもりが感じられる温かみのある部屋といった感じです。

私達が宿泊したのは、中庭の入り口にある塔の中にある部屋。かつてラインシュタイン城が税関として使われていた際に監督役が住んでいた部屋を改装したものです。2人用の部屋でキッチンはありません。1泊149€から。

部屋の中はこんな感じ

中は2階構造になっています。1階部分にはソファーやテレビ、冷蔵庫やエスプレッソマシーンも置かれていて、広くはないながらも機能的。ソファーの上に無造作に置かれているのは次の日に着るウェディングドレスです。

2階部分は寝室とバス・トイレがあります。ロマンチックながらも甘すぎないインテリアが良いですよね。

2階にもドアがあり、そこから外へ出られるようになっています。目の前には夜の古城が!

サービスで頂いた赤ワインとマカロンは夜に2人で頂きました。

ライン川を望みながらちょっとリッチな朝食

朝食はお城併設のレストランで頂きます。

1日目は晴れていたのでテラスで朝食を頂きましたが、2日目は曇っていたのでレストランの中で。テラスで朝日を浴びながらの朝食は気持ちよくて最高だっただけに、2日目が曇っていてとても残念。

可愛く盛り付けられた朝食はボリュームたっぷり。このほかにヨーグルトがあったほか、ゆで卵やスクランブルエッグといった卵料理もリクエストに応じて用意してもらえます。

宿泊客が2組しかいないので、レストランもほぼ貸し切り状態でした。

朝食の後は、城主の気分でまだ誰も居ない中庭の散策もできてしまいます。

家族が泊まったホテル

ちなみに家族や親戚は約1週間弱のドイツ滞在中、ずっとビンゲンにあるホテルHotel Café Köppelに宿泊しました。

私と彼もお城に泊まった2泊以外は皆と一緒にここで宿泊。

ビンゲンの駅からも遠くなく、スーパーやレストランも近くにあるので滞在中は食で不自由することなく過ごせました。

オレンジを基調とした部屋は広くて水回りもとても綺麗でしたが、部屋によってはW-LANの電波がかなり弱かったです。いとこの部屋の電波だけとても強かったので、インターネットを使いたい人はその部屋へ行くことに。

朝食の種類も豊富。通りに面したホテルの1階がカフェになっているホテルなので、朝食には可愛くデコレーションされたカップケーキも用意されていました。

フロントのお姉さんが「今日は暑いから早く食べてね!」と言いながらチェックアウトの際にくれたのは、お店で売っているねずみのチョコレート。しかも1人ひとつずつ。

可愛くて食べてしまいのが勿体なかったですが、食べないで溶けてしまっても可愛そうなので、思い切ってガブリ。ケーキ屋さんのチョコだけあって、スーパーで普段買うチョコとは比べ物にならないほど美味しかったです。

おわりに

ラインシュタイン城のホテルでは2組しか宿泊していないという事もあり、城を独占して自らが「城主」になった様な気分を味わえます

ライン川流域の古城はホテルになっている所も多いと上に書きましたが、そのような古城ホテルはドイツ各地にも沢山あります。

値段がお手頃なホテルも結構あるので、興味のある方はぜひ探してみてください。手軽にちょっと非現実な体験ができますよ。