最近はドイツも春めいてきて、気温も上がり暖かい日が続いています。昨日も天気が良かったので、リンブルクという町へ遊びに行ってきました。木組みの家がたくさん残っている可愛い町で、皆さんにもぜひ訪れてほしい場所です。
ラーン川沿いの古都リンブルク
リンブルクはフランクフルトの北西に位置しており、電車に乗って1時間ほどで来れる場所にあります。ラーン川沿いにある事から、正式名称は「リングルク・アン・デア・ラーン(Limburg an der Lahn)」。駅の時刻表などには「Limburg(Lahn)」などと書かれている事も多いので、覚えておくと便利です。
中世にはケルンとフランクフルトを結ぶ中継所として栄え、有力な商人が街を支配していたのだとか。旧市街には中世の面影を残す木組みの家が所狭しと並ぶほか、ラーン川越しに見る大聖堂など、まさに古都と呼ぶにふさわしい美しい町です。
丘の上にそびえている立派な大聖堂については、また別の記事で紹介しますね。
細い道の両側は木組みの家がずらり
リンブルクの旧市街では細い小道があちこちに延び、保存状態の良い木組みの家がひしめき合っています。
現代的な建物が全く見えないので、旧市街の路地の中はまるで中世へタイムスリップしたかのよう。可愛らしい木組みの家が並ぶ姿は、まさに「ドイツの旧市街」という光景です。
木組みの家はカラフルなものが多いですが、路地を巡っていくとこんな白黒エリアもあります。
家々の一階部分にはお土産や雑貨屋さんが入っているほか、カフェやレストランも多く観光客の姿も多いです。私達が訪れたのは土曜日だったので、狭い路地は地元人や観光客でいっぱいでした。
イタリア料理店多し!
驚いたのはイタリア料理店が多いこと。私達はいくつかの路地が交わるある広場で昼食にしたのですが、そこでは1つの広場に4件もイタリアンレストランやピッツェリアがありました。
外にテーブルを出しているレストランも多いので、天気のいい日は外の席で食事をするのも気持ちが良くておすすめです。
ラーン川沿いの散歩が気持ちいい
町の北側を流れているラーン川では、川辺に沿って散歩することも出来ます。下から眺める大聖堂や水車のほか、運が良ければこんな鶏の親子に出会えるかもしれません。
また橋の上から望む大聖堂もまた美しいので、ぜひ足を延ばしてみてください。
おわりに
ドイツ独特の木組みの家が数多く残るリンブルク。フランクフルトからも1時間ほどで来れてしまうので、フランクフルトに滞在して時間が余った時などぜひ訪れてみてください。
旧市街もコンパクトにまとまっているので観光もしやすいですし、レストランやカフェも多く美しい町を眺めながらの食事やティータイムも楽しめます。