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長野県の蓼科にある旅館「たてしな藍」に宿泊した際のレポートです。
利用者は私たち夫婦と子供達(宿泊時3歳、1歳)の家族4人。2024年の冬に一時帰国したときに宿泊しました。
露天風呂付の客室があるこぢんまりとした旅館を探していて、見つけたのが今回の館。
純和風の落ち着いた雰囲気のなか、信州の旬の食材を使った懐石料理を味わったり、心ゆくまで温泉に浸かったりしながら贅沢な時間を過ごせました。
Contents
客室17室 自然のなかに佇む隠れ家のような旅館
八ヶ岳連峰のふもとに広がり、高原リゾートとしても知られる蓼科。
そんな蓼科の自然豊かな場所に佇む「たてしな藍」は、客室が17室のみの落ち着いた純和風旅館です。
この旅館の魅力は、こぢんまりとした旅館ならではの丁寧な接客と、地元食材をふんだんに使った料理。
まさに大人の隠れ家のような場所で、日々の忙しさを忘れてゆっくり過ごすにはピッタリの場所でした。
露天風呂付の部屋に宿泊
実家のある松本から蓼科までは、車でおよそ1時間。寒い中、到着時にはちょうど宿の方が駐車場にいて荷物を運んでくれました。
(出典:楽天トラベル)
木々の間をぬける石段を歩いた先が、旅館の入口です。
(出典:楽天トラベル)
館内に入ったら、中庭が見えるロビーで宿帳への記入。お茶とお茶菓子を頂きながら、しばしここで寛ぎます。
今回泊まったのは、「初月」というお部屋。12畳の和室と6畳の和室が繋がっていて、広縁には掘りごたつがあります。
2つの部屋はふすまで仕切れるので、6畳の部屋は子供達の寝室として使いました。
踏込みのスペースもかなり広々としています。冷蔵庫はもちろん、流し台があるのは子連れにとって何かと重宝しますよね。
冷蔵庫には無料の水と有料のビール。部屋には緑茶セットがあり、隠れてしまって見えない棚の中にはドリップコーヒーとカップがありました。
広縁からは、露天風呂の脱衣所へ続きます。
庭が見える露天風呂。我が家みたいな幼児連れだったら、家族4人で入っても問題ない広さです(結局子供達は入りませんでしたが…)。
ちょっと面白いなと思ったのが、この部屋に宿泊した人達のメッセージ帳。毎回家族の誕生日で利用している人、新婚旅行で来た夫婦、奥さんにプロポーズした宿に今度は赤ちゃんと3人で来た…などなど、いろんな人のエピソードが興味深くてじっくり読ませてもらいました。
そしてリピートで来館している人が結構多いなという印象。とにかく居心地がいいので、リピートしたくなる気持ちはとてもよく分かります。
夕食: 信州の旬を味わう懐石料理
夕食は食事処で頂きました(部屋によって部屋食の場合もあり)。
食事処は個室になっていて、ここも何だか隠れ家という感じ。12月で寒い日でしたが、テーブルの下には電気カーペットが敷いてあり、足がぬくぬくして気持ちよかったです。
旬の食材をふんだんに使った懐石料理は、見た目にも美しい先付から始まります。
せっかくなので地元のにごり酒で乾杯。日本酒のカクテルも何種類かありました。
ちなみに息子の食事はお子様御前。こちらもなかなか美味しそうです。小学生には子供用の懐石料理があるそうですよ。
椀物と信州サーモン、刺身こんにゃく。
牛肉のワイン蒸しは、その場で熱々の石の上にワインをかけて香りづけをします。
里芋やキノコの味噌グラタン仕立ては、ゆずの香りがほのかにして美味しかった。
途中で息子のデザートが来ました。求肥やアイス、フルーツが乗ったパフェに息子は大喜びでした。
地元で採れた野菜の盛り合わせ。
鍋物も出てきました。この時点でお腹いっぱい…
ご飯にお味噌汁。
信州といえば漬物も欠かせませんね。
そしてデザートで食事は終了。想像していたよりはるかに量が多かったですが、がんばって食べきりました!
部屋の露天風呂でまったり
食事が終わって部屋に戻ると布団が敷いてありました(ちょっとぐちゃぐちゃなのは、子供達がダイブしたからです…)。
布団に使われているのは藍染め。洗面所の手ぬぐいや部屋の座布団、この布団など、たてしな藍では敷地内にある公房で作った藍染製品や、藍染作家の作品を館内で使用しているのだそうです。
そして子供達を寝かしつけた後は、夫婦で部屋の露天風呂へ。お湯が熱すぎなくて、まったり浸かるのにちょうどよかったです。
今回の旅館には貸切露天温泉もありますが、部屋にある温泉は子供達が寝た後でも夫婦一緒に浸かれるので便利だなと思いました。
お風呂上りには窓辺の掘りごたつに入って、普段飲まないようなジュースを飲みながら語らいの時間。
食事の時間中、部屋の冷蔵庫にそば寿司を用意してくださってありました。食後はおなかいっぱいだったはずなのに、温泉に入った後はパクっと食べられちゃいました。
早起きして大浴場へ
翌日は早起きし、子供達が起きる前に大浴場で朝風呂を楽しみました。
(出典:たてしな藍)
大浴場と露天風呂は、男女それぞれひとつづつ。岩風呂と檜風呂があり、私達が宿泊したときは岩風呂が女性用になっていました。
(出典:たてしな藍)
大浴場の外が露天風呂になっている造りで、一度に両方入れるのは良かった。確か以前宿泊した花屋さんは内風呂と露天風呂が別の場所にあって、一旦服を着て移動しないといけなかったんですよね(こちらも雰囲気は素晴らしかったですが)。
木々に囲まれた露天風呂は、自然のなかで温泉に入っている気分になれてとてもリラックスできました。12月の朝の澄んだ空気の中、大自然に囲まれて暖かい温泉に浸かるのはこの上ない贅沢でした。
品数豊富な朝食
朝食は夕食と同じく個室の食事処で頂きました。
信州らしく蕎麦の実が入ったおかゆや、マスの一夜干しをはじめ、品数が多くてびっくり。どれも美味しくて、昨夜あんなに食べた後なのに完食してしまいました。
具沢山のお味噌汁も絶品でした。
息子の朝食は、焼き魚や目玉焼きなどを用意してくれました。娘にもご飯をもらえたので、私達の食事から食べられそうなものを分けてあげました。
そして朝食のあとは、ロビーでコーヒーかお抹茶のサービスがあったのでコーヒーを頂くことに。ほっと一息ついたあと、帰り支度をすべく部屋へ戻ったのでした。
たてしな藍の宿泊レポ: まとめ
たてしな藍は、自然の中に佇む隠れ家のような旅館。
客室が17室のみとこぢんまりしていながら、それを活かした温かみのあるサービスがとても印象的でした。
部屋が少ないということは宿泊している人も多くないので、ほかの宿泊客にもほとんど会わずプライベート感が満載です。
私達が宿泊したときは、ほかのお客さんに会ったのはロビーでのチェックイン時のみ。温泉では誰にも会わず貸切状態でゆっくりできました。
そして信州の旬の食材を活かした食事も素晴らしかった。
隠れ家のような場所で、ゆっくりおこもり滞在したい人にはとてもおすすめの旅館です。
たてしな藍の宿泊プラン
夕食が贅沢なプランや、花束やケーキがついたお祝いプラン、貸切温泉が無料になるプランなど、様々なプランがありますよ!
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