【クロアチア】マルコポーロと白ワインの島コルチュラ島の散策

フヴァル島に1泊した翌日はコルチュラ島へ向かいます。

コルチュラ島は「マルコポーロ生誕の地」と言われている島。フヴァル島ほどではないものの、夏になるとバカンスを楽しみに来る人達で賑わいます。

コルチュラ島も1泊しただけですが、この日は旅行7日目だからか2人ともお疲れモード。観光もほどほどにしてカフェやアパートでのんびり過ごしました。

コルチュラ島へのアクセス

島の東部にある旧市街へはJadrolinijaKriloといった船会社のカタマランが運行しています。スプリットからは3時間~3時間半、フヴァル島からは1時間15分、ドブロヴニクからは2時間が所要時間の目安です。

私達はフヴァル島からKapetan Lukaのカタマランを利用。チケットは事前にオンライン購入し、料金は1人110kn(1800円)でした。特に観光客の多い夏のシーズンは、チケットを事前に購入したほうが安心です。

[jin_icon_info color=”#567fcc” size=”18px”]Jadroliniaウェブサイト
[jin_icon_info color=”#567fcc” size=”18px”]Kriloウェブサイト

自力で行くのが不安であれば、ドゥブロヴニクなどから出ているツアー利用も検討してみましょう。

 

コルチュラ島の観光

お昼過ぎに島に到着したら、まずアパートにチェックイン。カタマランの到着時間を事前に伝えておいたので、チェックイン時間より早いですが部屋の準備をしてくれてありました。

コルチュラ島滞在はちょうど旅行全体の折り返し地点。冒頭でも触れたように2人とのお疲れモードだったので、休憩を多めに取りながら観光しました。

▼コルチュラ島の滞在スケジュール

12:20 船でコルチュラ島に到着
12:40 アパートにチェックイン
13:00 旧市街散策
13:35 カフェでアイス休憩
14:15 疲れすぎたのでアパートで休憩
17:10 大聖堂の塔
19:15 アジアレストラン(Silk)
20:30 夜の旧市街を散策
翌日
11:30 船でドゥブロヴニク

 

旧市街の入り口になるのが、ヴェネチア統治時代の14世紀に建てられた門。町をぐるりと囲んでいる城壁の一部で、17世紀に階段部分ができる前は吊り上げ橋があったのだそうです。

階段を上がって門をくぐると、そこは細い道が縦横無尽に張り巡らされた旧市街。まっすぐ伸びた通りの両脇にはレストランやお土産屋さん、珊瑚アクセサリーのお店が並んでいます。建物の間からみえるのは聖マルコ大聖堂。

クロアチアの特産品のひとつでもある珊瑚。アドリア海で穫れた高品質の珊瑚を使ったアクセサリーはお土産にも人気です。

旧市街の一番高い場所に立つ大聖堂では、かつて見張り台として使われていた塔に上ることができます。下の階の階段はものすごく狭く、中でのすれ違いを防ぐため入り口に信号機がついていました。

狭い階段を上ると係の人がいるので、ここで料金25kn(400円)を払って更に上ります。てっぺんへ向かう階段は滑りやすいほか、見張り台部分に出るためにはハシゴのような部分を上らないといけないので結構怖かったです。

塔の上から見えるのは、オレンジ色に統一された旧市街の街並み。一番最初にくぐった門から、大聖堂にむけて道がまっすぐに伸びているのが見えます。こんな綺麗な景色を眺めている間も、さっきのハシゴを渡った時の恐怖で私の足はガクガクでした。笑

視線をずらすと、対岸には高い山がそそり立っています。向こう側も島かと思いきや、地図を見たら本土から突き出している半島になっていました。写真では分かりにくいですが、山の中腹には教会がひっそりと立っています。

大聖堂の塔を上ったあとは路地散策をしました。子供たちが遊んでいたり隣同士で大声で会話している声が聞こえたり、洗濯物が干してあったりと、ここでの暮らしも少しだけですが垣間見ることができました。

歩き疲れたらアイスを食べながら休憩。大聖堂近くのカフェでは、1玉10kn(160円)と値段もドイツとそんなに変わらなかったです。

アイスを食べて少し元気になった所で、旧市街の西側の海岸沿いを歩いてみました。満開のオレアンダーやヤシの木が連なっていて南国ムードたっぷり。少し海岸沿いをブラブラした後は、やっぱり2人とも疲れが出てきたので観光はここでおしまい。島の特産である白ワインを購入してからアパートに戻り、夕方までお昼寝していました。

コルチュラ島で利用したレストラン

この日は2人とも何が食べたいのかよく分からなかったので、Googleで評価が良かった「Silk」というレストランへ。場所はカタマランが出入りする港の北側に伸びる、レストランが集まる通りです。

「Silk」はアジアのストリートフードがテーマのレストラン。メニューには餃子や春巻き、枝豆にカツカレーまでありました。注文はカウンターで行い、料理は席まで運んでくれるシステムです。

私が食べたのはレッドカレー(85kn/1400円)。結構辛かったですが、ただ辛いだけじゃなくコクもちゃんとあって美味しかったです。夫のキムチチャーハン(85kn/1400円)も、キムチの辛みとトロトロ目玉焼きの相性が抜群。このほか餃子(45kn/700円)を2皿と飲み物を注文して、お会計は335kn(5400円)でした。

城壁沿いに並ぶテーブルからの眺めも最高。

食後は夜の旧市街も少しだけ散策しました。暗がりに浮かぶ大聖堂の塔がとても美しかったです。

SILK HP

【住所】
【営業時間】11:30~23:00(5月~10月までのみ営業)
【アクセス】聖マルコ大聖堂から徒歩1分、カタマラン乗り場から徒歩2分

 

 立地とコスパ良し コルチュラ島で利用したアパートメント

コルチュラ島で利用したのは「Apartments Morning Sunshine」というアパート。船着場や旧市街の入り口にある門から徒歩3分の便利な場所にあり、スーパーも近くにあります。

部屋はダイニングキッチンと寝室、そしてバスルーム。ダイニングキッチンはやや狭めでしたが、1~2泊程度だったら気にならないと思います。建物に入ってすぐ階段を上らないといけないので、大きな荷物がある場合はちょっと大変かもしれません。

窓が閉めにくいなど気になる点はいくつかあるものの、この立地と設備で55€(5400円)はかなりお得(6月末に宿泊)。立地は重視するけれど、宿代はなるべく抑えたいという人におすすめです。

ホテル名 Apartments Morning Sunshine
タイプ アパートメント
住所 Pelavin mir 12, 20260 Korčula
チェックイン/アウト 16:30/10:00
設備 エアコン、キッチン
詳細・予約 » Booking.com