もうすぐ日本に帰国する関係で、親戚へのお土産を探しているMopsです。
普段一時帰国の際は簡単なチョコや「これ買ってきて!」と頼まれたものを買う程度。しかし今回は結婚祝いのお返し(気持ち程度ですが)を何か贈りたいと思い、どうせならドイツ製品が良いなということで色々探し回っています。
そんな中ふと贈り物候補に浮上したのが、ハンカチやタオルで有名なフェイラー(Feiler)のタオル。ちょうどフランクフルトにショップもあるので、さっそく良い物がないか見に行ってきました。
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フェイラー製品といえば「シニュール編み」
伝統と文化に育まれたドイツ東部のホーエンベルクという町にある、1928年創業のフェイラー社。フェイラーと言えばタオルやハンカチというイメージが強いですが、ポーチやバッグ、寝具など幅広い製品を扱っています。
フェイラー製品の特長といえば「シニュール編み」。初代社長であったエルンスト・フェイラー氏がバイエルン地方の伝統織物からヒントを得て1948年に完成させた製法です。
シニュール編み独特の厚みのある柔らかな質感は、いくつもの工程を繰り返して織り上げる事により作り出されるもの。少し手でなでてみるだけで、その手触りから高級さがビシビシ伝わってきますよ。使えば使うほど肌なじみも良くなるとのこと。
フェイラーではシニュール編みの技術改良をいまでも行っており、カラー模様のシニュール編みにおいて右に出る者はいないほど。この技術改良こそが、フェイラー製品のユニークさとカラフルな柄の多様さを可能にしているのです。
フランクフルト店は買い物に便利
フェイラーのお店はドイツ国内に2店舗のみです。1つはホーエンベルクの工場併設のショップ。ただこのお店はチェコとの国境近くにあり、アクセスがあまり良くありません。
もうひとつの店舗があるのはフランクフルトのど真ん中。ハウプトヴァッへから証券取引場を過ぎて少し歩いたところにあるので、観光がてらのお買い物に便利です。私が訪問した際にはいませんでしたが、日本人の店員さんもいるもよう。日本語のポップもありました。
店内には定番から新作まで様々な商品が並び、この時期は桜をモチーフにした柄やイースター関連の物もあります。フェイラー製品は日本でも百貨店などで購入できますが、ドイツでは値段も安く品数も圧倒的に豊富です。
今回は親戚と叔母への贈り物だったので、店員さんにその旨を伝えて一緒に選んでもらいます。
親戚夫婦へはハンドタオル2枚。お年を召している方たちなので1枚は柄も渋めです。もう1枚は店員さんが「白にしてコントラストを出せばいいと思うわ!」とおすすめしてくれた柄。綺麗にラッピングもしてくれました。
黒い方が「CORNWALL」シリーズ、白は「BELLEVUE」シリーズのハンドタオル。大きさは37x80cmで値段は各33,90€。
叔母へは胡蝶蘭が描かれている「ORCHIDEE」シリーズのハンドタオル。爽やかでありながら品があってこちらも素敵です。
せっかくなので自分用にもハンカチを2枚購入しました。1つは先ほどと同じ胡蝶蘭、もうひとつはちょっと大人っぽい「AROSA」シリーズのハンカチ。この様なタオル生地のハンカチはいくつか持っていますが、それと比べても生地がしっかりしていてこれは頼もしい。これから使うのが楽しみです。
丈夫で色落ちせず、いつまでも使えるフェイラー製品。特別な方への贈り物にいかがでしょうか?
【住所】Schillerstraße 20, 60319 Frankfurt
【営業時間】10:00~19:00(月~金)、10:00~18:00(土)