【伊豆・東京旅行:②】サフィール踊り子乗車記 4人個室で東京から下田へ

旅行2日目は、息子の念願叶ってサフィール踊り子の4人個室に乗車。

東京から伊豆急下田まで行ってきました。

サフィール踊り子とはどんな列車?

サフィール踊り子は、伊豆を走っていたスーパービュー踊り子の後続列車として2020年にデビューした観光列車。

フランス語で「サファイア」を意味する「サフィール」が名前にあるように、優雅な雰囲気をまっとた美しい藍色の車体が目を引きます。

そしてほかにも特筆すべき特徴は、全車両がグリーン席ということ。座席の種類は「プレミアムグリーン」、「グリーン」、そして私達が利用した4名個室ほか6名個室があります。

東京駅-伊豆急下田間を毎日1往復していて、停車駅は横浜、熱海、伊豆高原など。伊豆への旅で、移動中も上質な時間を過ごしたいという人にぴったりの列車です。

予約は争奪戦の個室チケット

サフィール踊り子の個室は、かなり予約が取りにくいことで有名。

列車のチケットは基本的に乗車の1カ月から購入できますが、サフィール踊り子の個室はその日の予約開始時刻である10時に買わないと、すでに売り切れてしまうという人気ぶりなのだそうです。

しかも個室はオンラインからは予約ができず、窓口か指定席券売機のみでの取り扱い。予約開始時はまだ帰国前で駅に行けないので、母と兄にお願いをして買いに行ってもらうことになりました。

2人はちょっと早めに駅に行き、窓口の駅員さんにどうすれば確実に購入できるか相談したそうなのです。

そしたら…なんと駅員さんが10時ちょうどに予約ボタンを押すように準備してくれたとのこと(いわゆる「10時打ち」というもの)。その甲斐あって無事に予約ができ、母たちはもちろんですが駅員さんも喜んでくれたのだそうです。

そして日本から「チケットがとれたよ!」との知らせに、まだドイツにいた私達も大喜び。風邪なんか引いたら大変なので体調管理を入念にして、乗車の日を迎えたのでした。

サフィール踊り子乗車記

4人個室の室内

いよいよ乗車当日。東京駅に早めに来て子供達のお弁当を買い、サフィール踊り子がホームに入ってくるのを待ちます。

向かいのホームには新幹線。ほかにも「ひたち」や「踊り子号」、そのほかの通勤電車などなど、東京駅は本当に色んな電車が走っていますね!

そして待ちに待ったサフィール踊り子がやって来たのは、発車15分前くらいだったかな。ブルーの外観はとても高級感があり、今からこれに乗るのかと思うとワクワクします。

車内に入って窓が大きくて明るい廊下を通っていくと…

ここが4人個室。照明をやや落とした中にウッドのテーブルと革張りソファーが置かれ、とってもラグジュアリーな空間です。

車窓が楽しめるように大きな窓。

ガラス戸棚の中は、伊豆をイメージしたインテリア。右側は食事容器の返却台になっていて、ここに置いておくと外から窓を開けて使用済み食器を下げてもらえます。

ドア横の窓は、ブラインドを下げて廊下から見えないようにすることも可。

上にも窓があって解放感たっぷりですね。

窓側と垂直になっている壁の部分(左側のソファーのうしろ)は鏡になっていて、部屋が広く見えるように工夫されています。

個室の中にも行先表示の電光掲示板。

スーツケースを置く場所も十分にあるので、荷物が多くても大丈夫。見た目よりも十分広く、とても快適な4人個室です。

走行中のようす・食事・車窓からの風景

私達が乗ったサフィール踊り子1号は11時ちょうどに東京駅を発車します。

子供達はすでにお弁当が気になっている様子。

出発直後は隣を新幹線が走っていました。

少し走ったところで、子供達はお弁当タイム。大人の分は車内で食べるように注文してありますが、子供が食べられそうなものが少なかったので東京駅でお弁当を買いました。

食事中も窓の外が気になる…そりゃそうですよね。

小田原を過ぎたあたりの風景。実家のある松本も今住んでいる南ドイツも海がないので、海が見えるとなんだか嬉しくなります。

そうこうしているうちに、私と母の食事も運ばれてきました。頂いたのは「大ぶりエビワンタン復興麺」と、「自家製豚のとろける角煮カレー」。それぞれに「観音温泉水」というミネラルウォーターがついてきます。

これらは通常はカフェテリアでのメニューですが、個室ならここで食べることができるのです。個室様様ですね!

食事は事前に「サフィールPay」というアプリから予約、支払いをします。出発前にアテンドの方が予約を確認しに来てくれ、その時に持ってくる時間を指定できます。

麺のほうは「礒の香」とあるように香りがとても良かった。息子に味見させてあげたら美味しかったみたいで、半分くらい食べられちゃいました(笑)

カレーは予約確認のときに「辛いソースがかかっているのですが、分けてお持ちしましょうか?」と聞いてくださったので、分けてもらうことにしました。確かにソースはかなり辛かった!

カレー自体が結構スパイシーで、これだけでも十分美味しかったです。乗っている角煮がものすごく柔らかかった!

量は割と少な目かな。私にはちょうど良いくらいでしたが、食べ盛りのお子さんや男性には物足りなく感じるかもしれません。

お料理は両方とも美味しかったのだけれど、しいて言えば食器が紙容器なのが残念だった。せっかくいい雰囲気の個室なので、食器にも気を使ってもらえればな…と思ってしまいました。

 

食事を終えて伊豆熱川らへんを走っている時は、温泉の湯気が立っているのが見えてました。さすが温泉の町ですね。

走行中は車掌さんが検札に来ます。最近の特急などは指定席に乗っていれば検札なしという所が多いので、逆にちょっと新鮮でした。

伊豆急行線に入って伊豆熱川を過ぎたあたりからは海岸すれすれを走行。目の前に広がるオーシャンビューはとても贅沢な眺めで、曇っていて見にくいですが遠くに伊豆大島も見えます。

廊下側の窓のブラインドを開けて外をのぞいたり、部屋の中を歩き回ったりする子供達。個室は周囲を気にせず立ったり歩いたりできるので、子連れには本当に楽だなと思いました。

6人個室が空いていたので写真を撮らせてもらいました。6人部屋は窓に向かって座るタイプですね。

その後は車窓からの風景を楽しんだりお喋りしているうちに、終点の伊豆急下田に到着。東京駅からの乗車時間は2時間半でした。

途中の熱海らへんで降りる人が多いみたいで、私達みたいに終点の下田まで乗車した人はかなり少なかったです(日にもよると思いますが)。

最後に駅の写真とも記念撮影する息子。夢だったサフィール踊り子に乗れてよかったね!

サフィール踊り子乗車記:まとめ

伊豆を走る観光列車サフィール踊り子。

ウッド調でまとめられた個室は高級感たっぷりで、電車に乗りながらこんなに贅沢な気分を体験できるなんてまるで夢のようでした。

個室は周囲を気にしないでお喋りできたり、子供達がちょろちょろ動いても大丈夫なのが良かった。一見すると子連れには敷居が高そうなサフィール踊り子ですが、今回乗ってみて個室は本当に利用しやすいなと思いました。

大きな窓から見える景色も印象的で、特に海岸すれすれを走った時のオーシャンビューが最高だった。

普段なかなかできない贅沢な列車旅ができて、とてもいい思い出になりました。

 

そして下田に到着後は、純和風の旅館「蓮台寺温泉・清流荘」で露天風呂付のお部屋に宿泊します。

▼ 蓮台寺温泉・清流荘の宿泊レポ

【伊豆・東京旅行:③】下田の旅館「蓮台寺温泉 清流荘」で露天風呂付の部屋に宿泊