クロアチア、モンテネグロでの2週間の旅行にかかった費用は、1人あたり172,705円でした。
今回はクロアチア、モンテネグロの旅行中、何にどのくらいお金がかかったのか内訳を紹介します。
旅行時期は6月。
節約のポイントも解説するので、参考にしてみてください。
Contents
交通費
交通費の合計:33,805円/人。
ドゥブロヴニクからの航空券が微妙に高かったです。長距離バスや船の値段自体は安めですが、移動が多かったのでその分交通費がかさみました。
ドイツ-クロアチア間の航空券
シュトゥットガルト ⇒ ザダル | 7000円 |
ドゥブロヴニク ⇒ シュトゥットガルト | 12,600円 |
航空券 合計:19,600円/人 |
ドイツ-クロアチア間の移動では、行きはライアンエアー、帰りはユーロウィングスを利用しました。
どちらもヨーロッパを中心に展開するLCC。席が狭いものの、行きのフライト時間は1時間、帰りも2時間しかなかったので全く問題なかったです。機内サービスや預け荷物は有料になり、上の料金には預け荷物1個の値段も含まれています。
日本からの航空券は「サプライス」や「トラベルコ」で探すとかなりお得なチケットが見つかります。
[jin-iconbox05] 海外格安航空券、ツアー、ホテルの比較サイト「サプライス」[/jin-iconbox05]
一番安いのはカタール航空やエミレーツ航空など中東系のエアライン。8月のシーズン中でも10万円前後(羽田-ザグレブ往復8万円台、ドゥブロヴニク往復11万円台)なので、「時間がかかってもいいから節約したい」という人にはおすすめです。
現地での移動費
路線バス (ザダル空港 ⇒ 市内) |
400円 |
長距離バス(ザダル ⇒ スプリット) | 2,020円 |
船(スプリット ⇔ トロギール往復) | 1,090円 |
船(スプリット ⇒ フヴァル島) | 1,760円 |
船(フヴァル島 ⇒ コルチュラ島) | 1,760円 |
船(コルチュラ島 ⇒ ドゥブロヴニク) | 2,070円 |
タクシー(ドゥブロヴニクの港 ⇒ アパート) | 1,190円* |
路線バス(ピレ門前 ⇒ ボサンカ) | 190円 |
長距離バス(ドゥブロヴニク ⇒ コトル) | 2,150円 |
長距離バス(コトル ⇒ ドゥブロヴニク) | 1,290円 |
空港シャトルバス(ドゥブロヴニク ⇒ 空港) | 880円 |
現地移動費 合計:14,205円/人 |
*2人分の料金
長距離バス、船の予約方法や利用方法については以下からどうぞ。
[jin-iconbox10] [/jin-iconbox10]
宿泊費
宿泊費の合計は、1人あたり62,075円。1泊あたり4,400円の計算になるので、そこまで高くないかなという印象です。
私達が旅行したのは6月でしたが、7月、8月はもっと高くなると思います。
フヴァル島以外では全てアパートメントを利用。予約は全て「Booking.com」からしました。それぞれの詳細は「クロアチア旅行記」、「モンテネグロ旅行記」からチェックしてみてください。
▼表の料金は2人分(1部屋)です
ザダル2泊(Marina Zadar Oldtown) | 17,120円 |
スプリット3泊(Apartment Reful) | 24,700円 |
フヴァル島1泊(B&B Buzolic) | 11,820円 |
コルチュラ島1泊(Apartments Morning Sunshine) | 6,540円 |
ドゥブロヴニク3泊(Apartment Lapad) | 32,100円 |
コトル3泊(Apartments Popovic) | 21,750円 |
ドゥブロヴニク1泊(Apartments Victoria) | 10,120円 |
合計:124,150円/2人 | |
1人分ホテル代合計:62,075円 |
食費
外食代 | 72,527円 |
スーパー代 | 19,342円 |
合計:91,869円/2人 | |
1人分食費 合計:45,935円 |
外食代にはレストランでの食事のほか、カフェやアイスなども含まれます。
毎日外食にするのは体にもお財布にも厳しいと思ったので、スーパーで食材を買ってお昼のサンドウィッチを作ったり、時々夕飯をアパートで調理したりしました。アパートでの朝食もスーパーで買ったシリアルやパン、チーズなどです。
食費を抑えたい人はアパートに滞在して自炊を取り入れてみてください。節約にもなるし、部屋もホテルより広くて快適ですよ。
それに「お昼は節約して軽めのサンドウィッチ」、「夜はレストランでちょっとリッチな食事」など、食事にメリハリがでて良かったです。
観光費
ドナト教会(ザダル) | 320円 |
コルナティ諸島1日ツアー | 5,350円 |
ジュピター神殿(スプリット) | 160円 |
カメルレンゴの砦(トロギール) | 400円 |
フヴァル城塞(フヴァル島) | 800円 |
大聖堂の塔(コルチュラ島) | 400円 |
ドゥブロヴニクカード | 4,300円 |
ビーチパラソル&チェアのレンタル(コトル) | 1,120円* |
観光費 合計:12,290円/人 |
*2人分の料金
現地ツアー参加費
コルナティ諸島1日ツアー | 5,400円 |
クルカ国立公園、シベニク、プリモシュテン1日ツアー | 7,200円 |
北モンテネグロ1日ツアー | 6,000円 |
現地ツアー参加費 合計:18,600円 |
全ての費用の合計
費用の合計は、1人あたり167,305円でした。
航空券 | 19,600円 |
現地移動費 | 14,205円 |
宿泊費 | 62,075円 |
食費 | 45,935円 |
観光費 | 12,290円 |
現地ツアー参加費 | 18,600円 |
合計:172,705円 |
費用にはお土産代は含まれていません。
日本からの場合、エミレーツ航空で9万円の往復航空券を買うと想定して、合計金額は25万円くらいになる計算です。
6月に2週間旅行してこの金額なので、まあまあ費用は抑えられたなと思います。かといってケチケチしていたわけでもなく、レストランでの食事や観光も思いきり楽しめました。
また。バスや船での移動も分かりやすく予約も簡単なので、個人でもかなり旅行がしやすいと感じました。
ツアーだと1週間で30~34万円、10日前後で35~40万円くらいするので、お得に旅行したければ個人で手配するのが断然おすすめ。
旅の計画を立てるのが面倒だったりバスやホテルの予約が心配なら、旅行プランを無料で見積もりできる「タウンライフ旅探し」に依頼してみましょう。
あなたの希望に合った行程を旅のプロが作ってくれるほか、うっかり予約漏れの心配もありません。
旅行代を節約するコツ
ホステルに宿泊する
宿泊する場所をホテルからホステルに変えるだけで、かなりの節約になります。
例えばドゥブロヴニクだと、5月はホステルが2,000円~。同じ時期のホテルだと最低でも8,000円台です。
ただホステルのドミトリーは他の旅行者と一緒なので、以下の様なデメリットからゆっくり休めないこともあります。
[jin-iconbox14]- 貴重品の管理に気を使う
- プライバシーがない
- 夜中に帰ってきて電気をつけたり、喋ったりする人がいる
「削れる旅費はなるべく削りたい」、「寝られればいい」という人ならホステルでも良いものの、ゆっくり休むのには向いていません。
私も以前はホステルに泊まった事がありますが、1日中観光したあとでゆっくり休めないのは結構しんどい。特に1人旅の場合は疲れがたまると注意力散漫になってスリに遭いやすくなったり、思わぬ事故やケガにつながる可能性もあります。
「宿泊代は押さえたい」けれど「部屋でゆっくり休みたい」のでれば、ホステルよりも次に紹介するアパートの方がおすすめですよ。
アパートに宿泊して自炊する
アパートは自分専用の部屋なので、周囲を気にせずゆっくり休めます。価格はホテルよりもお得で、5月のドゥブロヴニクなら5,000円くらいから良さそうなアパートが出てきます。
ワンルームタイプのアパートもありますが、寝室が別になっている所が多く、部屋も広々。
キッチンが付いているので、自炊することで食費の節約にもつながります。とはいえせっかくの旅行ですから、たまにはレストランで地元の料理なんか食べてみるのも良いと思います。
航空券+ホテルのセット割を利用する
宿泊費の項目でも触れましたが、「エクスペディア」では航空券とホテルをセットで予約するとホテル代が最大で全額オフになります。
また航空券かパッケージを予約後、出発までに対象ホテルを予約すると最大50%オフになるなど、お得なセールが多いのも特徴。対象ホテルには4つ星や5つ星ホテルも含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
[jin-iconbox10] エクスペディアの最新セールをチェック[/jin-iconbox10]
中東系のエアラインを利用する
日本からの場合、カタール航空やエミレーツ航空、トルコ航空といった中東系のエアラインは、アジアや欧州系よりも値段が安いです。
例えばカタール航空は、8月のハイシーズンでも羽田-ドゥブロヴニクの往復チケットが11万円台(2020年2月現在)。時間はかかりますが、航空券代を抑えたい人にはおすすめです。
[jin-iconbox10] サプライスで格安航空券を検索[/jin-iconbox10]
オフシーズンに旅行する
クロアチアのオフシーズンは11月~3月となり、この時期に旅行をすることで宿泊代が節約できます。
場合によってはハイシーズン(7月、8月)の半額くらいになる所もあり、ちょっといいホテルにお得に宿泊するチャンスでもあります。
ただオフシーズンになると休業してしまうレストランやホテルも多いほか、フヴァル島やコルチュラ島へ行く船の便数も激減するので注意が必要。町に人が少なくて良い反面、「あんまり活気がなくて寂しいな」と感じる人もいるかもしれません。
航空券はというと、中東系エアラインならハイシーズンでもオフシーズンでも1~2万円くらいしか変わりません。
旅のプロに依頼してお得なプランを作ってもらう
旅費の節約はしたいけど「ここまで読んで頭がごちゃごちゃしてきた…」というあなたは、旅のプロに依頼してお得なプランを作ってもらいましょう。
「タウンライフ旅探し」ではあなたの行きたい場所、やりたい事や旅行期間を入力するだけで、旅のプロが希望に合ったプランを作ってくれます。
例えば依頼するときに「予算は○○円くらい」、「安いけれど立地のいいホテル」、「時間がかかってもいいから、とにかく安い飛行機で!」などと希望を伝えてみてください。
個人で全て探して手配するよりも手間がかからないし、プロだからこそわかる節約ポイントを教えてくれるかもしれません。