このブログでも結婚準備について何度か書いてきましたが、このたび7月15日にラインシュタイン城で結婚式とパーティーを無事に終えることができました。
会場となったのは「ラインの真珠」とも称えられる美しいラインシュタイン城。
当日の様子は2回に分けて書いていこうと思いますが、今回は結婚式の前半である式の部分の様子を紹介します。
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参加者40人弱の小さな結婚式
私達はそこまで盛大な結婚式を挙げるつもりはなく、招待したのは親族、ドイツにいる親しい友人とそのパートナーのみでした。
私の方からも、はるばる日本からは家族をはじめおばやいとこ、イギリスからも親戚が駆けつけてくれ、身内がいなくて寂しい思いをすることはありませんでした。
戸籍局の役人さんが会場まで来てくれた
ドイツでは結婚をする際、戸籍局(Standesamt)で必ず式を挙げなくてはいけません。
しかし私達が式を挙げたラインシュタイン城を管轄するビンゲンという町の戸籍局では、役人さんが会場まで来てくれ、お城の中庭で正式な式を挙げることができました。
戸籍局以外の場所で式を挙げる場合は、この札を掛けて「今はここが正式な戸籍局です」という事を表明します。
世界遺産にも登録されている美しいライン渓谷を望みながらの結婚式。更には会場が古城という事もあり、私達はもちろんゲスト(特に日本からの)にとっても思い出深い式となったみたいです。
ドイツの結婚式はどんな感じ?
まずは父と一緒に入場し、着席したところで上にも書いた「ここが今日は戸籍局です」という宣言みたいなのがされます。続いて役人さんの話が始ありますが、内容は「結婚とはどういうものか」といった物や、2人のこれまで&これからについて。
この話の為に、事前に私達のこれまでについてメモした物を役人さんにメールで送りました。
その後、それぞれに対して結婚の意志について聞かれ、2人とも「Ja. (はい)」と答えます。
それから指輪の交換とキスをし、書類にサインをして式は30分ほどで終了です。
終了後はお祝いの言葉をかけてもらいながら1人1人とハグ。その後は庭でシャンパンを飲みながら皆で歓談をしました。
結婚式の証人とは?
キリスト教徒が教会で式を挙げる際は証人をつける必要がありますが、私達のように戸籍局での式の場合、証人は基本的に必要ありません。
とはいうものの、証人が横にいた方が見た目も良いので(笑)、私の証人は彼の弟、彼の証人は親友にお願いしました(私の方ははじめ兄にお願いしようと思っていましたが、ドイツ語が出来ることが証人としての条件だったので)。
証人もしっかり書類にサインをしたりして、「つける必要はない」といいながらも結構重要な役なんだな、というのが私の感想です。
城主のあいさつも
シャンパンを飲みながら歓談した後は、ラインシュタイン城を所有している「城主」であるヘッヒャーさんも挨拶をしてくれました。
お祝いの言葉から始まり、城の歴史などを語ってくれたヘッヒャーさん。ゲストも興味深そうに話を聞いていました。
話がひと段落して、彼が取り出したのは大きな鍵。ラインシュタイン城のホテルに宿泊すると、2人を城主として認める「鍵の授与」なるものがあるのです。これは私達も知らなかったのでびっくり。
本物の城主から鍵を授与され、私達はこの日「1日城主」となったのでした。
渡された鍵がこちら。写真は古城ホテルの部屋で撮ったものです。小さい鍵は私が渡されたもの。
結婚式はこの後、新郎新婦のフォトセッション、パーティーへと続きます。
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