テネリフェ旅行2018

テネリフェ島北部にあるカナリア諸島州都の町サンタ・クルスの散策

2週間のテネリフェ島旅行を終え、ドイツに戻ってきたMops(@Mops_doitsu)です。

常夏の島から寒いドイツに帰るのか…と思っていたものの、戻って来たみたらドイツも意外と暖かくてびっくり。とはいえ木々の葉は色づき始めていて、それを見ながら気持ちも一気に秋モードになったのでした。

さて旅行中はツイッターやインスタグラムでテネリフェ島の様子をお届けしましたが、今回からはそこで伝えきれなかった部分も含め、このブログでもお伝えしていこうと思っています。

同じところに何度も訪れたりもしているので、時系列では書かずにスポットごとの記事を書いていく予定です。

という訳で旅行記のはじまりはじまり。

1日目はドイツ南部のメミンゲン空港から飛び立ち、約5時間のフライトを経て島南部にあるテネリフェ・スール空港へ。空港でレンタカーをピックアップ後はスーパーに寄りながら宿泊するアパートへ向かいました。

滞在したのは、島の北端にあるイグエステ・デ・サン・アンドレスという小さな町。州都のあるサンタ・クルスから車で15分ほどの場所にあります。

町と言うより集落と言った方がしっくりくるくらい小さく、のんびりした空気が流れる素朴な場所でした。

そして2日目からいよいよ観光開始。今回はこの日に訪れたサンタ・クルスの紹介をします。

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カナリア諸島の州都サンタ・クルス

テネリフェ島について調べた前回の投稿でも書いたように、サンタ・クルス(Santa Cruz)はカナリア諸島自治州の州都。同州ではグラン・カナリア島のラス・パルマスも州都になっていて、2つの町が州都になっている行政体制がちょっと珍しくもあります。

サンタ・クルスは、テネリフェ島北部に広がるアナガ山の麓にある町。かつては原住民のグアンチェ族が住んでいましたが、中世にこの地にやってきたスペイン人との戦いに敗れ、彼らに征服されます。

勝利の証としてスペイン人が十字架(クルス)を立てたことから、町はサンタ・クルスと名付けられたのだそう。

16世紀にはアメリカ大陸とヨーロパを結ぶ中継港として発展し、現在でも港湾都市としての顔を見せるサンタ・クルス。貨物船やフェリーが行き交う港では、大きなクルーズ船の姿もよく見かけました。

町のあちこちにヤシやサボテンが植えられていて、南国の雰囲気たっぷり。巨大サボテンは「風の谷のナウシカ」に登場する腐海の胞子がくっついているみたい。

地元の新鮮な食材が並ぶアフリカマーケット

サンタ・クルスでまず私達が向かったのはアフリカマーケット(Mercado de Nuestra Señora de Africa)。200ものお店が集まり、果物や肉、魚、スパイス類といった地元や近隣地域で穫れた新鮮な食材が売られています。

アフリカマーケットというものの、建物はアメリカに築かれた植民地風。広場を囲むようにしてお店が並び、広場内には花屋さんが数件、地下には魚を売るエリアやスーパーがありました。

青果店ではドイツでもなじみのある桃やメロンに混じって、この地ならではのフルーツであるパパイヤやパッションフルーツ、マンゴー、バナナが並んでいました。写真右下に写っている緑色をした丸い物体はサボテンの実。ナイフで皮をむいてそのまま食べるほか、ジュースやジャムにも加工されます。味はスイカを少しクリーミーにしたような感じです。

ここではバナナとパッションフルーツを購入。黄色とオレンジの実はどちらも種類の異なるパッションフルーツで、黄色い方はかなり酸味が強かったです。カナリア諸島はバナナの一大産地になっていて、テネリフェ島にも巨大バナナ農園があちこちにありました。

カナリア諸島産のバナナは私達と馴染みのあるバナナよりも小ぶりで、食感もねっとり。香りと味も濃いのが特徴です。

いい香りが漂ってくるのはスパイス店。ここではクミンやパプリカと言った代表的なスパイスのほか、テネリフェ島グルメである「モホソース」に使う粉も売られていました。しかしソースの粉はスーパーで安く買えるとの事だったので、結局ここでは買わず。

モホソースをはじめとするテネリフェ島グルメについても、また別の投稿で書く予定なのでお楽しみに。

地下の魚介エリアにも行ってみました。四方を海に囲まれているだけあり、新鮮な魚介類が沢山。

お店によっては購入した魚介類をその場で調理してくれるところもありました。エビや貝のグリルが美味しそうだった・・・。

美味しそうな魚を見てお腹が空いたので、マーケット内のカフェで軽くお昼を頂くことに。暑いからか、テネリフェ島の飲食店ではビールを注文すると凍らせたグラスで出される確率がかなり高かったです。

ビールはテネリフェ島産のDORADA。滞在中はこのビールばかり飲んでいました。ちなみにビールの瓶に「sin」と書かれているのはノンアルコールビール。Sinは「~なし」という意味になるので、覚えておくと便利かも。

そしてここテネリフェ島では、ドイツ並みにジャガイモの消費量が多いのだとか。スパイシーなソースがかけられたジャガイモはビールとよく合うのでした。

海岸沿いの散策

アフリカマーケットで買い物後は、海岸沿いを散策しながら植物園パルメトゥム(Palmetum)へ向かいました。

途中に現れた巨大な建物はアウディトリオ・デ・テネリフェ。2003年に完成した劇場で、スペインを代表する現代建築のひとつに数えられています。

シドニーのオペラハウスを彷彿とさせる建物は、スペインの切手やユーロ記念硬貨にも描かれたそうです。ほぼ毎日この建物の前を車で通過したのですが、夜にライトアップされた姿も、近代的でなかなか素敵でした。

途中には海を見渡せる大きなプールが。時期のせいかサンタ・クルスが観光都市でないせいか、プールもかなり空いているようでした。観光客が集まる町は、ここ北部よりもテネリフェ島南部に集中しています。

ヤシ科の植物が集まる植物園「パルメトゥム」

植物園パルメトゥムは、ヤシ科(パルメ)の植物に重点を置いている事からこの名前が付けられています。かつてゴミ集積所だった場所を植物園に造り変え、2014年にオープンしました。

12ヘクタールの園内はカナリア諸島や南米、マダガスカルなど地域ごとにエリア分けされていて、熱帯・亜熱帯地方の植物2000種類を鑑賞できます。うちヤシ科の植物は400種類以上。ヤシだけでもこんなに沢山の種類があるなんてビックリです。

園内は丘のようになっていて、高い所から先ほどのプールやアウディトリオが見えました。

テネリフェ島の通りやプロムナーデなどでもよく見かけたのが、すらりと背の高いこのヤシ。幹の色が途中から変わっている不思議な姿をしています。

園内ではヤシのほかに、バナナやサボテンの姿が多いという印象を受けました。バナナもサボテンも色々な種類があり、高さや葉っぱの色など様々。

この巨大な植物は一見バナナのように見えますが、そうではないのだそう。隣にいる私と比べてみても、その大きさが分かるかと思います。

園内の植物はどれも巨大だったり面白い形をしていて、自分がファンタジーの世界にいるかのよう。

パルメトゥム(Palmetum)HP

【住所】Avda. de la Constitución 5, 38005 Santa Cruz de Tenerife
【営業時間】10:00~18:00

 

サンタ・クルス近郊のビーチ

サンタ・クルスから車で5分ほど走ったところには、プラヤ・デ・ラス・テレシタス(Playa de las Teresitas)という巨大なビーチがあります。テネリフェ島で一番美しい、かつ一番有名なビーチなのだとか。

ここは宿泊している場所からも車で10分と近いので、出かけた帰りによくこのビーチで泳いでから帰ったりしていました。有名な割には、南部の観光地にあるビーチとくらべるとかなり人が少なかったです。

私達は利用しませんでしたが、サンタ・クルスからバスも出ているみたいです。

波がほぼ無いほか結構遠くまで行っても深くならないので、お子さん連れでも安心。水浴びのほか、ビーチで寝そべったりヤシの木の下で読書をしている人の姿も多かったです。

 

サンタ・クルスの散策はここまで。次回はサンタ・クルスからも近い世界遺産の町ラ・ラグーナを訪れます。

 

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