テネリフェ旅行2018

テネリフェ島・カラフルな世界遺産のまちラ・ラグーナ

テネリフェ島最大の都市サンタ・クルスから車で15分ほどの場所にあるのが、世界遺産の町ラ・ラグーナ(La Laguna)。カラフルでエキゾチックな町並みが旅情をそそり、そぞろ歩きの楽しい場所でした。

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政治・宗教・文化の中心として繁栄したラ・ラグーナ

スペイン人征服者がテネリフェ島初の首都として建設した町ラ・ラグーナ。1496年に町が建設された後は島の政治や文化の中心として栄えました。

またラ・ラグーナは大学都市としても有名。町にキャンパスが点在するラ・ラグーナ大学は、1701年に創立されたカナリア諸島最古の大学です。

19世紀になると政治的・経済的地位はサンタ・クルスに代わられ、町自体の重要性を失っていったラ・ラグーナ。町の威厳を取り戻そうと19世紀後半にはここに司教座がおかれたほか、閉校に追い込まれていたラ・ラグーナ大学の再建も行われました。

首都はサンタ・クルスに移りましたが、ラ・ラグーナは今でもテネリフェ島の文化や宗教を語るうえで重要な町となっています。

カラフルでエキゾチックなラ・ラグーナの街並み

都会的なサンタ・クルスとは異なり、どこか旅情を誘うラ・ラグーナの街並み。大きなヤシや写真に写っている竜血樹があちこちに生えている様子はとてもエキゾチックです。竜血樹はイコッドという町にある樹齢500年以上のものが有名で、別の日にここも訪問してきました。

ラ・ウニヴェルシダー通り(Av. la Universidad)はヤシとオレアンダーの並木道になっていました。冬の寒さが厳しいドイツではこんなに立派なオレアンダーが並ぶ様子はなかなか見ないので、珍しいものが見れたな…と思っていたら、このあといろんな場所で道路沿いに植えられている姿を見かけました。よく見ると花の形や色が様々。

ツーリストインフォの建物は典型的なカナリア様式。カナリア様式の建物は「木製の窓枠・バルコニー」や「草木の茂る中庭」などが特徴です。カナリア様式の建物は、後日訪問するプエルト・デ・ラ・クルスやラ・オロタバといった町でもたくさん見られました。

パステルカラーの建物が並ぶラ・ラグーナの町。一応世界遺産として有名ではあるものの、観光客の姿はあまりなくてのんびり散策が楽しめます。

一見するとさびれたような細い路地も、なかなか雰囲気があって素敵でしたよ。「ものすごく綺麗とか可愛い」という訳ではないものの、こんな風にどこか親しみの持てる町並みがテネリフェ島には多かったような気がします。

1819年に建造された大聖堂。教会や大聖堂は無料の場所が多いですが、ここは有料でした。

カナリア諸島で最古のラ・ラグーナ大学

旧市街を散策したあとは、町の南にあるラ・ラグーナ大学の中央キャンパスへ。中央キャンパスには管理課のほか、主に教育学の研究室が入っています。

もとは高度な宗教学を築くべく設立された大学。初期のころは学生の増加で校舎が手狭になり、町にある教会へ大学ごと引越しをすることになったのだとか。

エキゾチックな校舎の前には花壇があり、花やハーブがたくさん植えられているようすは植物園のよう。

ここの学生は車通学が多いらしく、駐車場も満車。駐車スペースに入りきらない車は通路部分に縦列駐車されていて、隙間なくびっちり停められているところがスペインらしいなと思ったのでした。

おわりに

スペインからやって来た征服者たちが、テネリフェ島の首都として築いた町ラ・ラグーナ。スペイン本土とはまた異なるエキゾチックな町並みが旅情を誘い、時間が経つのも忘れて散策を楽しみました。

サンタ・クルスからは車で15分とかなり近いですし、多くの旅行者が宿泊する島南部のリゾートエリアからも1時間あれば来れてしまう距離。テネリフェ島へ来る人はみんなビーチへ行ってしまうからか、観光客も少なくてとてものんびりした雰囲気が個人的にはとても好きでした。

 

 

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