知っておけば本場ドイツのクリスマスマーケットをより満喫できるポイントを紹介します。防寒対策や持って行くと便利な物、できれば避けた方がいい時間帯など、参考にしてみてください。
服装の注意点
もう皆さんご存知のとおり、ドイツの冬は寒さが厳しい!!クリスマスマーケットは野外で開催されるので、長時間外に居ても大丈夫な防寒対策が必要です。
皆さんも上着はダウンジャケットでしっかり防寒すると思いますが、忘れがちなのが頭と足元。
頭の防寒には暖かい帽子を忘れずに。帽子が無いと寒さで頭がキンキンしてきます。帽子は耳まで隠れるものがおすすめです。
というのも、外に居ると耳が「寒い」を通りこして痛くなってくるんです。私は耳が髪の毛で隠れていますが、それでも痛くなります。髪の短い方で耳がむきだしだったら、もっと痛そう…
足先は石畳の地面から寒さがもろに伝わってくるので、防寒ソックスの使用など対策が必要です。靴下の重ね履きでもいいですが、普通の靴下では厚くなるだけでそこまで暖かい気がしないので、防寒機能のあるソックスのほうが個人的にはおすすめ。
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ちなみに私は冬でもスカート派で、クリスマスマーケットも膝丈くらいのスカートで出かけます。その際はユニクロのヒートテックタイツを履き、その上から同じくユニクロのウエストウォームショートパンツを履いてスカートを履くという感じ。
足先はタイツの上から、暖かいソックスを重ね履きしています。私はいつもくるぶしより少し丈のあるブーツを履いていますが、ブーツを履いた時にソックスがちょっと出るようにすると可愛いですよ。
また「足先の防寒」という観点からいうと、レッグウォーマーは足自体を温めてくれるわけではないのであまりおススメではありません。
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カードは基本的に使用不可
クリスマスマーケットのお店では、クレジットカードでの支払いはほぼ不可能。高級雑貨を扱う店では一部カード払いのできるお店もありますが、「支払いは現金のみ」と思った方がいいでしょう。
また現金も5€や10€といった小額紙幣や小銭のほうが使い勝手が良いです。グリューワインを1杯注文して50€を渡すと、あからさまに嫌な顔をされたり受け取ってもらえない事もあるので要注意。
グリューワインのカップはデポジット制
グリューワインの話が出ましたが、カップには2.50€くらいのデポジットがかけられていて、カップを返却することでデポジット分が戻ってくる仕組みです。
カップが欲しければ、そのまま持ち帰って大丈夫。その際はもちろんデポジットは戻ってきません。町や年ごとにデザインが違ったりもするので、旅の記念にお気に入りのカップを持ち帰るのも◎。中にはクリスマスマーケットを巡ってカップを集めている人も結構いたりします。
また、カップを持ち帰るかもしれない方はビニール袋をバッグに忍ばせておくと便利です。
初日、クリスマスイヴ、最終日の営業時間に注意
クリスマスマーケットは、通常では10時または11時から21時ごろまで営業する所がほとんど。
しかし町によっては初日や最終日には営業時間が短縮されるので注意が必要です。例えばシュトゥットガルトのクリスマスマーケットでは、通常は10時から営業(日曜は11時)のところ初日のみ17時から。最終日もお昼過ぎくらいには既に閉まってしまうこともあるので、事前にウェブサイトで確認してから出かけましょう。
またクリスマスマーケットは、クリスマス当日までに終わってしまう所がほとんど。中にはクリスマスや年末まで開催している町もありますが、その場合クリスマスイヴにあたる12月24日はお昼過ぎに店じまい。25日と26日はクローズとなります。
そのほか「死の日曜日(Totensonntag)」にあたる日もクローズするところが多いので注意しましょう。死の日曜日は毎年日にちが変わり、2019年は11月24日、2020年は11月22日、2021年は11月21日が該当します。
週末は激混み
週末はクリスマスマーケットが特に混雑します。大きな町では夜になるとまさに「おしくらまんじゅう」をしているみたいで、前に進むのさえ困難なほど。こうなると行っても全然楽しくありません。
なので私は週末の夜にはクリスマスマーケットへ行かないようにしています。体の大きな人達でぎゅうぎゅう押し合いになると本当に危ないので、小さなお子さん連れの方や体に不自由のある方もこの時間帯はできるだけ行かない方が無難です。
とはいえ日程の関係でどうしても週末と重なる場合があると思います。そんな時は昼間とか夜もなるべく早い時間帯に行けば、そこまでひどい混雑に巻き込まれることもないでしょう。
スリに注意
人が集まる場所には、残念ながら悪い人も集まってくるもの。混雑しているクリスマスマーケットではスリも出没します。
人混みの中、英語やドイツ語でのやりとりに手間取って注意力が散漫になっている時、イルミネーションの撮影に夢中になっている時、グリューワインを飲みながら談笑している時などなど、スリの恰好の餌食になってしまう可能性を挙げればキリがありません。
万が一スリに遭ってしまえば精神的なショックも大きいでしょうし、警察に行ったりカード会社に電話したりとその後の事務手続きも大変。楽しいはずの旅行が台無しになってしまいます。
なのでクリスマスマーケットへ出かける際は、持ち歩くお金や貴重品は最小限にするほか、管理も徹底してスリから身を守ってくださいね。
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おわりに
クリスマスマーケットを楽しむための服装のほか、知っておくべき5つのポイントを紹介しました。
注意が多くて、読みながら心配になった方もいるかもしれません。とはいえこれらの事項を知っているのと知らないとでは、クリスマスマーケットを含めた旅行全体の満足度も大きく異なるはずです。
どれも事前にちょっと調べたりしっかり気をつけていれば問題ないことばかり。なので皆さんもクリスマスマーケットへ出かける前には、今日紹介したポイントをぜひもう一度確認してみてください。
ドイツ各都市のクリスマスマーケットの開催日程は、「ドイツのクリスマスマーケット 2018年の開催期間まとめ」に地域ごとにリストアップしてあります。
こちらも活用してもらえると嬉しいです。
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[…] クリスマスマーケットを訪れるうえで便利な情報や注意事項、服装については「クリスマスマーケットでの服装と知っておくべきポイント」で詳しく解説しています。冬のドイツは寒さが厳しいですから、長時間外で過ごすクリスマスマーケットでは防寒対策は必須ですよ。 […]
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