明日からカナリア諸島のテネリフェ島へ2週間行ってきます。
今回の旅行は取材などではなく、完全プライベート。夫、夫ママ、そして私の3人で、観光も楽しみながらのんびり過ごすのが目的です。
さてテネリフェ島は日本でもほとんど知られていませんが、私も行くのは今回がはじめて。
一方で、夫ママは年に最低2回はテネリフェに行くほどこの島が大好き。よって現地情報にとても詳しいので、今回一緒に旅行できてとても心強いです。
ガイド役の夫ママが一緒とはいえ、せっかく行くのだから現地について色々知っておきたいし、知っていた方が旅行も楽しめると思います。
というわけで、テネリフェがどんな島なのか調べてみました。
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テネリフェ島はどこにある?どんな島?
テネリフェ島はスペイン領カナリア諸島に属する島。
カナリア諸島というのは、地図で見ると北アフリカの左上あたりにある7つの島のことです。北アフリカのモロッコからは一番近い島で100kmほどの距離。
諸島全体でカナリア諸島自治州を構成していて、州都はテネリフェ島のサンタ・クルス・デ・テネリフェと、グラン・カナリア島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの2都となっています。
そんなカナリア諸島で一番大きな島がテネリフェ島。面積は2034㎢で、人口は90万人ほどだそうです。
中世以降にアメリカ大陸横断への重要な中継地として発展し、王宮のほか修道院や教会が島の各地に建設されました。一方でアメリカ大陸からも様々な文化や作物、建築様式が伝わり、この島独自の文化として定着していきます。
日本との時差は-9時間(サマータイム中は-8時間)。本土のスペインとも1時間の時差があります。
年間を通して温暖な気候で、冬でも最低気温が15℃以上。夏の平均気温は25℃を越えますが、湿度が低くて過ごしやすいのが特徴です。
ヨーロッパの人たちに人気のカナリア諸島ですが、テネリフェ島はスペインのほかイギリスやドイツからの観光客が多いです。なので主要観光地ではスペイン語のほか英語やドイツ語が通じる場所もあるそう。
- 【面積】2034㎢
- 【人口】約90万人
- 【言語】スペイン語(英語やドイツ語も通じる場所あり)
- 【通貨】ユーロ
- 【平均気温】18℃(1月)、21℃(5月)、26℃(8月)、23℃(10月)
テネリフェ島へのアクセス
テネリフェ島へは日本からの直行便がありません。スペインのバルセロナやドイツのフランクフルト、オランダのアムステルダムなど、ヨーロッパの都市を経由するのが一般的なアクセス方法です。
島には北部と南部にそれぞれ空港があります。
またヨーロッパからはターミナル空港のほか、地方空港からも飛行機が沢山飛んでいます。LCCも多いので、タイミングが合えばかなりお得にチケットを入手することが可能です。
私達の今回の旅行も、ミュンヘンの西100kmほどの場所にあるメミンゲン空港からライアンエアーを利用。航空券は往復で1人100ユーロほどでした。
テネリフェ島の観光スポット
テネリフェ島で一番有名な観光地はテイデ山。標高3718mと富士山(3776m)よりも少し低い火山で、スペイン領内では最高峰の山となります。周辺は国立公園に指定されており、ここでしか見られない珍しい植物もあるとのこと。
ロープウェーで3000m地点あたりまで行けるそうですが、夫ママいわく「値段が高いし、上は岩しかないからつまらないよ!」との事。麓から山を望みながら、軽いハイキングや植物ウォッチングをすることになりそうです。
町並みが美しいと言われているのが、島北部にあるラ・ラグーナやラ・オロタバという町。北部にはロロ・パークという動物園、植物園、水族館が一体となった巨大パークがあり、ここでもまた珍しい動植物に出会えるそう。
また南部には絶景を眺めながらハイキングが楽しめるマスカ渓谷のほか、美しいビーチ、サルと触れ合えるモンキー・パークがあります。
島全体を通して言えば、温暖な気候に恵まれ様々な種類の植物がみられるテネリフェ島。この島でしか見られない植物もあるそうなので、しっかり観察しなければ!
おわりに
今回初めて訪れるテネリフェ島。初訪問の地であると同時に、ドイツ人の知り合いが声をそろえて「いい所だよ~」といっているので、今からとても楽しみです。
現地ではおそらくブログの更新はできませんが、ツイッター(@Mops_doitsu)やインスタグラム(mops_doitsu)で写真を随時アップする予定です。テネリフェ島ってどんな所なんだろうと気になる方は、こちらを見て頂ければ雰囲気が伝わると思います。
[…] テネリフェ島について調べた前回の投稿でも書いたように、サンタ・クルス(Santa Cruz)はカナリア諸島自治州の州都。同州ではグラン・カナリア島のラス・パルマスも州都になっていて、2つの町が州都になっている行政体制がちょっと珍しくもあります。 […]
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