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【2020年版】ドイツで訪れたい美しい城10選

言わずと知れた古城大国のドイツ。

各地に点在するお城は城博物館やホテルになっている物も多く、それぞれが辿ってきた歴史を訪れる私達に語りかけてくれます。

美しい佇まいのお城の前に立つと、まるでメルヘンの世界にタイムスリップしたかのよう。ドイツの観光中、できればどこか1ヵ所はお城を訪れてみたいものです。

ドイツの美しい城については、以前「古城大国ドイツの美しい城10選」でも紹介済み。その後また何ヵ所か訪れたり、気が変わったりして10選の内容も変わってきました。

という訳で、今回新たに2020年版として、ドイツで訪れたい美しい城10ヵ所を紹介します。

ドイツで訪れたい美しい城10選

ハイデルベルク城

ドイツ最古の大学があることでも有名な、南ドイツの町ハイデルベルク。

町の背後の丘の上に立つハイデルベルク城は、この地を治めていたプファルツ選帝侯の居城として13世紀に建てられました。17世紀のプファルツ継承戦争でフランス軍に破壊されてからは廃墟と化し、修復された一部を除いて当時のままの姿で残されています。

廃墟でありながら歴史情緒も感じられ、このロマンあふれる風景の中で結婚式を挙げるカップルも多いのだとか。

お城のテラスはハイデルベルクの街並みが一望できる絶景スポット。このほか正面の立派なファサードや容量20万リットルの巨大ワイン樽のほか、医学の歴史がわかる「薬事博物館」も必見です。

ネッカー川を挟んで対岸にある「哲学の道」からの眺めも素晴らしいので、ぜひ足を運んでみてください。

 

ホーエンツォレルン城

雲海の上に姿を現す様子が「天空の城」とも話題になったホーエンツォレルン城。

「ドイツ3大美城」のひとつとしても名高いお城は、最後のドイツ皇帝をやプロイセン王を輩出したドイツきっての名門ホーエンツォレルン家誕生の地でもあります。

現在でもドイツ最後の皇帝ヴィルヘルム2世の子孫が所有しているホーエンツォレルン城ですが、その一部が城博物館として一般に公開されています(内部の写真撮影禁止)。

壁一面に家系図が描かれた部屋や、豪華絢爛な「伯爵の大広間」、美しいブルーの家具や肖像画が飾られた「王妃の間」から感じられるのは、名門一族としての名誉と誇り。

そしてこのお城で最も重要といえるのが、「宝の間」に展示されているプロイセンの王冠。ヴィルヘルム2世が作らせた純金の王冠は142個のダイヤモンド、18個のブリリアントカットダイヤモンド、そして1粒の大粒サファイアで装飾され、神々しいほどの輝きを放っています。

このほか中世の雰囲気そのままの中庭や、城から見下ろす緑あふれる風景は格別。アクセスは面倒ですが、一度は訪れたいまさに名城です。

ツェラーホルン(Zellerhorn)という山の上にある絶景ポイントから見渡すお城は、ため息が出るほどの美しさです。

 

シャルロッテンブルク城

プロイセンつながりという事で、次はベルリンにあるシャルロッテンブルク城を紹介します。

このお城はプロイセンの初代王であるフリードリヒ1世が、妻であるゾフィー・シャルロッテの為に建設させた夏の離宮。17世紀末から18世紀末にかけて建設されたため、バロック、ロココ、新古典主義など時代ごとの建築様式が各所に見られるのが特徴です。

フランスのルイ14世に憧れるだけでなく、見栄っ張りで浪費家だったフリードリヒ1世。彼の夢の体現化ともいえるのがこのお城で、城内の部屋はどこも豪華な装飾や調度品で彩られています。

世界中から集められた陶器や祖先の肖像画、プロイセンやホーエンツォレルン家に伝わる宝や銀食器なども展示されていて、見ごたえもたっぷり。

そして裏手には美しいバロック庭園が広がります。夏になると花々が咲き乱れ、城の雰囲気ととてもよく合っていて素敵です。

クロンベルク城

フランクフルトの郊外にあるクロンベルク城は、プロイセン王でドイツ皇帝だったフリードリヒ3世の妃ヴィクトリアが夫の死後に築いたお城。現在は格式高い5つ星ホテルとして、特別でラグジュアリーなひと時が過ごせる場所になっています。

ヴィクトリア妃がイギリス人だったため、お城の造りも英国風。至るところにアンティーク家具や肖像画が飾られた館内に身を置けば、まるで自分までも貴族の一員になったかのような気分になれますよ。

5つ星ホテルというだけあり、サービスはいたでり尽くせり。ウェルカムドリンク&フルーツで迎えられた部屋の中は優雅な雰囲気で、バスルームも広々しています。ミニバーが無料なほか、靴磨きのサービスまであるのです。

夏にはバラが咲き誇るローズガーデンを散策したり、ホテル前の広大なゴルフコースでプレーもできます。

そしてお城滞在のハイライトとも言えるのが、夕食のコース料理。料理は見た目も味も素晴らしく、優雅な古城という雰囲気も相まって最高にリッチな時間を楽しめます。新婚旅行など、記念日の滞在先を探している方には特におすすめです。

 

エルツ城

ホーエンツォレルン城と同じく、「ドイツ3大美城」のひとつであるエルツ城。建設されてから1度も陥落したことのない、難攻不落の城です。

12世紀に建設が始まり、現在の姿になったのは500年も先のこと。城が縦に長いのは、四方を谷に囲まれ場所が限られていたことが大きな理由です。横に拡張できないため、増築をする際も上へ上へと新しい部分が築かれていきました。

お城は今もエルツ家が管理し、一部の部屋が城博物館として公開されています。場内はガイドツアーで見学可能。騎士たちの会議に使われていた大広間のほか中世の趣が残る寝室や子供部屋、キッチンなどが続き、ここで営まれていた生活が目に浮かぶようです。

一度目にしたら、決して忘れることのできないほど美しい姿。建築年数が長かったことから様々な建築様式が混ざっているはずなのに、統一感のある城の外観は全てが最初から計算されていたかのようです。

ホーエンツォレルン城と同じようにアクセスがやや面倒ですが、苦労してでも訪れる価値は十分にありますよ!

メーアスブルク城

メーアスブルク城は、ドイツ、スイス、オーストリアにまたがるボーデン湖湖畔の町メーアスブルクにあるお城。

7世紀に築かれたドイツ最古の城のひとつで、その長い歴史の中で異国の騎士やミンネゼンガー、15世紀のコンスタンツ公会議の際は当時のローマ皇帝もここに滞在したのだとか。

現在は個人の所有物になっていて、居住エリア以外の部分を城博物館として公開しています。城内は中世の騎士が出てくるのではないかと思うほど、歴史情緒たっぷりです。

壁が3mもある城番の部屋や甲冑が並ぶ部屋などは中世の雰囲気をまとっていますが、これらとは明らかに異なる部屋もあります。

それが、19世紀を代表するドイツの女流詩人、アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフが過ごした部屋。生涯独身を貫いた彼女が晩年に移り住んだ部屋では、城内でもここだけ柔らかな雰囲気に包まれています。

お城があるメーアスブルクは街並みも素敵なので、ぜひのんびり散策を楽しんでみてください。

 

ルートヴィヒスブルク城

シュトゥットガルトのすぐ近くにあるルートヴィヒスブルク城は、ドイツ最大級のバロック宮殿。18の建物に合計452もの部屋があり、その豪華さから「ドイツのヴェルサイユ宮殿」や「シュヴァーベンのヴェルサイユ」とも呼ばれています。

「シュヴァーベン」というのは、シュトゥットガルトから南西ドイツにかけての地域のこと。クセの強い訛りが特徴で、「Wir können alles außer Hochdeutch!(標準ドイツ語いないなら何でもできるよ!)」なんてスローガンがあるくらいです。

話をお城に戻すと、ルートヴィヒスブルク城は18世紀、ヴュルテンベルク公エベルハルト・ルートヴィヒの居城として建てられました。当時は高級家具や装飾品の職人がパリに集まっていたので、わざわざパリまで行って家具などを買い付けたのだそうです。

フランス家具がならぶ部屋や天井画の美しい祖先がギャラリーなど、城内はどこも豪華絢爛。

ルートヴィヒスブルク城は外観も素晴らしいですが、内部の部屋が見られるガイドツアーにもぜひ参加してみてください。

ジグマリンゲン城

ジグマリンゲン城は、同じくシュヴァーベン地方のドナウ川沿いにそびえる壮麗なお城。個人的にはドイツで一番好きなお城なので、日本でももうちょっと有名になってくれればいいのになと、密かに思っているところです。

ホーエンツォレルン家の分家であるジグマリン家が所有するお城は12世紀に建設され、拡張を繰り返して16世紀に現在の姿になりました。

撮影禁止なので写真はありませんが、城内の部屋はどこも格式高い雰囲気。先祖代々の肖像画やヴェネチアガラスのシャンデリア、高貴な家具で飾られた部屋の数々からは、ドイツ名門一族の権威が肌で感じられます。

城内はガイドツアーで見学できるほか、ホールでは現在でも祝賀パーティーや結婚式が行われるのだそうです。

ジグマリンゲン城は駅からすぐと、アクセスがしやすいのも魅力。南ドイツ旅行を計画されている方は、旅程に組み込んでみてはいかがでしょうか。

フルダ城

ゲーテ街道沿いにあるフルダは、「バロックの町」としても有名。それを象徴する建物のひとつが、町の中心に立つフルダ城です。

18世紀の初めに現在の姿となり、この町を治めていた修道僧や司教の住居として使われていたフルダ城。趣の異なる部屋がいくつもある中、「領主の間」では天井に施されたフレスコ画とピンクの壁が、バロックの城らしい華やかな雰囲気をたたえています。

そして他の部屋よりもひときわ豪華なのが「鏡の間」。ゴールドの縁で装飾された鏡があちこちに飾られ、その煌びやかさに思わず1歩あとずさりしてしまうほどです。

センスが良いかは別として、当時の城主はこのような豪奢な部屋を造ることによって己の権力を誇示していたことが伺えます。

またフルダ城は隣接する庭園も素晴らしく、整えられた木々や花壇を鑑賞しながらの散策もおすすめです。

ブルッフサール城

最後に紹介するのは、ハイデルベルクの近くにあるブルッフサール城。ど派手なピンクで一瞬ギョッとするような見た目のお城は、18世紀に当時のシュパイヤー司教だったダミアン・ヒューゴ・フィリップの命で建設されました。

満足のいく城を築きあげるために、ありとあらゆる芸術家をブルッサールに呼び寄せた司教。その中にはヴュルツブルクのレジデンツなどを手掛けた「バロックの巨匠」、バルタザール・ノイマンの姿もありました。

彼が手掛けたなかでも代表的なのが、正面の階段から2階部分へむかう吹き抜け部分。階段を上るにつれて美しいフレスコ天井画が施された明るいホールへと視界が広がっていき、なんだか天国への階段を上っているかのような気分になります。

城内にはバロック調とロココ調の部屋が続き、城主がここで過ごした優雅な日々を垣間見ることができます。

中でも印象的なのは、ゴールドの装飾が華々しい「大理石の間」。壁から天井にかけて神々の姿が描かれ、壁にはマリア・テレジアの肖像画も飾られています。

おわりに

今回紹介したほかにも、まだまだ数えきれないほどのお城があるドイツ。

ひとことに「城」といっても姿かたちは様々で、それぞれの城が歩んできた歴史を学びながら見学するのはとても楽しいです。

城によってはアクセスが面倒な所に立っている物もありますが、公共交通機関で簡単に行ける所も多いので、ドイツ旅行を計画中の方はぜひお城訪問もしてみてください。

以前まとめたおすすめのお城は「古城大国ドイツの美しい城10選」にあるので、こちらも参考にどうぞ。

 

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