日本から直行便のあるミュンヘン。
旅行中の移動をなるべく減らしたい方のなかには、「ミュンヘンに滞在しながら周辺の町も見て見たいな」と考えている方も多いのではないでしょうか。
実際にミュンヘンは町自体に見どころが多いほか、ミュンヘンを拠点に日帰りで行ける素敵な町やスポットも沢山。特に大きな荷物があるときは、あちこち移動せずにミュンヘンから日帰り旅行をするのが楽でおすすめです。
そこで今回は、ミュンヘンから日帰りで行きたいおすすめの町やスポットをピックアップ。
おすすめを10ヵ所を紹介します。
Contents
ミュンヘンから日帰りで訪れたい町&スポット9選
ドイツと言えばここ!「ノイシュヴァンシュタイン城」
ドイツ旅行をするのであれば、1度は訪れてみたいノイシュヴァンシュタイン城。
山奥にひっそりと佇む壮麗な城はルートヴィヒ2世により19世紀に建てられ、トリップアドバイザーによる「世界の名城」に選ばれたこともあります。
ルートヴィヒ2世が抱いていたゲルマン神話や中世の騎士伝説への憧れを具現化した豪華絢爛な部屋が続き、その中のひとつである「歌人の間」は、ヴァルトブルク城の「祝賀の間」がモデルです。
ノイシュヴァンシュタイン城を訪れるのであれば、同じくルートヴィヒ2世が建設したリンダーホーフ城も行ってみたいところ。
車がない限り個人が1日で2つの城を巡るのは難しいですが、現地ツアーなら効率よく回れるのでおすすめです。
ノイシュヴァンシュタイン城ツアー
ミュンヘン中央駅から普通列車でフュッセンへ。
そこからバス73番(Steingaden行き)または78番(Schwangau行き)に乗り、「Neuschwanstein Castles」で下車。
移動時間:2時間20分
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世界遺産の町「レーゲンスブルク」
古代ローマ時代から、ドナウ川の要所として栄えてきたレーゲンスブルク。
第二次世界大戦での被害を免れた数少ない町のひとつで、中世の面影を当時のまま伝えている街並みは世界遺産にも登録されています。
入り組んだ細い道やカラフルな家々など、2000年以上の歴史を伝える町並みを楽しみながら、思いのままに歩いてみるのがこの町の楽しみ方。細い通りのあいだから大聖堂が顔を出すなど、どこを見ても画になります。
レーゲンスブルクを代表するスポットのひとつが、13世紀~14世紀にかけて建設された大聖堂。バイエルン州に唯一残るフレンチ・ゴシック様式の建物で、2つの塔がシンボルです。
大聖堂の少年合唱団は歌声が素晴らしいことでも有名。日曜日のミサで彼らの歌声を聴けるので、興味のある方はぜひ日曜にでかけてみてください。
そしてレーゲンスブルクで必ず味わいたいのが、「世界最古のソーセージ屋」のソーセージ。ドナウ川沿いで11世紀から営業しているお店で、雰囲気ある店内や外のテラス席で焼きたてソーセージが味わえます。
このほか近郊にあるヴァルハラ神殿も、時間に余裕があれば訪れたいスポット。ルートヴィヒ1世がドイツ語圏の偉人を祀るために建てた巨大な神殿で、内部にはゲーテやルター、ワーグナーなど大理石で作られた130体の胸像が飾られています。
正面中央に鎮座しているのがルートヴィヒ1世。ドイツ語圏の重要な人物が一堂に会し、ルートヴィヒ1世が抱いていたドイツへの誇りがひしひしと感じられます。
アクセスはレーゲンスブルクの駅前からバス5番に乗り、「Walhalla Str.」で下車(約30分)。そこからさらに山道を15分ほど歩いた場所です。
- 大聖堂
- 旧市街
- 帝国議会博物館
- ドナウ川の石橋
- 世界最古のソーセージ屋「ヒストリーシェ・ヴルストキュッヒェ(Historische Wurstküche)」
- ヴァルハラ神殿
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ドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」
ドイツで最も高い山が、標高2,962mのツークシュピッツェ。オーストリアとの国境周辺にそびえるアルプスの一部で、麓の町ガルミッシュ・パンテンキルヒェンから登山鉄道とロープウェイを乗り継いで山頂までアクセスできます。
山頂の展望台から見えるのは、険しくも美しい山々が織りなす360度のパノラマ。
私が行ったのは9月でしたが、冬になると雪を被った真っ白な山が青空に映え、それはそれは素晴らしい眺望が楽しめるそうです。
展望台から見える黄金の十字架のある場所が、ドイツ最高峰の地点。この岩の上までは自力でいく必要がありますが、「ドイツで一番高い山に登った」という自慢にもなりそうです。
建物内にはレストランやお土産屋さんもあります。レストランの料金も麓とほとんど変わらないので、ここでアルプスを眺めながら食事を楽しんでも良いでしょう。
ツークシュピッツェの山頂を訪れた後は、麓の町ガルミッシュ・パンテンキルヒェンを散策するのもおすすめ。ちなみにここは、「はてしない物語」や「モモ」の作者であるミヒャエル・エンデの生まれた町でもあります。
[note title=”ミュンヘンからのアクセス”]
ミュンヘン中央駅からガルミッシュ・パンテンキルヒェンまでは、インスブルック(またはゼ―フェルト)行きの普通列車で1時間20分。
ガルミッシュ・パンテンキルヒェンで登山鉄道に乗り換え、終点の「Zugspitzplatt」まで1時間20分。
さらにロープウェイに乗り換え、4分で山頂。
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ヴァイオリン製作のふるさと「ミッテンヴァルト」
ガルミッシュ・パンテンキルヒェンから電車で20分ほどの場所にあるミッテンヴァルトは、オーストリアと国境を接する小さな町。
ヴァイオリン製作の故郷としても知られ、現在でもヴァイオリン製法を学びに世界中から生徒が集まります。
この町にヴァイオリン製作の技術を伝えたのは、マティアス・クロッツというヴァイオリン職人。かのストラディバリとも修行を共にしたクロッツがミッテンヴァルトにヴァイオリン制作学校を開いたのは、1858年のことでした。
町のヴァイオリン製作博物館(Geigenbau-Museum)では、ヴァイオリン製作の歴史について展示。工房を再現した部屋や、この町で製作されたヴァイオリンをはじめとする弦楽器の展示を見学できます。
通りでは美しいフレスコ画の描かれた家が次々と現れ、まるで物語のページをめくっているかのよう。ゲーテが「イタリア旅行」のなかで、この町を「生きた絵本」と称したのにも納得です。
町の背後にそびえる山カーヴェンデルでは、ロープウェイで山頂付近まで行き、パノラマを楽しんだり周辺のハイキングもできます。
ミッテンヴァルトはガルミッシュ・パンテンキルヒェンから電車で20分。ツークシュピッツェの見学後にまだ余裕があるなら、こちらの町にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
- オーバーマルクト
- バイオリン製作博物館
- カーデンヴェルのロープウェイ
ミュンヘン中央駅からインスブルックまたはゼ―フェルト行きの普通列車(RB)で1時間50分。
またはガルミッシュ・パンテンキルヒェンまで行き、インスブルック方面行の普通列車に乗り換え。こちらも所要時間1時間50分。
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古城街道のまち「ニュルンベルク」
中世の街並みが美しい、古城街道のまちニュルンベルク。ワーグナーの喜劇「ニュルンベルクのマイスタージンガ―」の舞台でもあり、ワーグナーファンの中には「1度は訪れてみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
このほか毎年おもちゃ見本市が開かれる「おもちゃの町」であったり、デューラーの故郷だったりと、ニュルンベルクはじつに様々な顔を持っています。クリスマスマーケットも有名ですね。
第二次世界大戦で町の90%が破壊されましたが、その後町は復興。カイザーブルクから旧市街を望めば、そんな戦禍の歴史があったとは信じられないほどの平穏な町並みが広がります。
ニュルンベルクには見どころが沢山。ミュンヘンから日帰りをするのならなるべく早い時間から来て、がっつり1日観光に費やすのがおすすめです。
カイザーブルクやデューラーの家、職人広場、「美しの泉」がある中央広場が主なみどころ。ちょっと変わったスポットが好きな方は、旧市庁舎にある旧地下牢のガイドツアーに参加してみましょう。
狭くて暗い地下牢にはいくつもの部屋があり、拷問器具なども吊るされています。ここを歩いていると、まるで自分も囚人になったかのような気分になりますよ。
またニュルンベルクで忘れてはならないのが、ナチス関連の施設。ニュルンベルクは1933年からナチス党大会の会場になるなど、第三帝国の象徴でもありました。
郊外にある「帝国党大会会場文書センター(Dokumentationszentrum Reichsparteitagsgelaende)」は、ナチスの恐ろしい歴史を現代に伝える場所。このほか党大会の会場だった広場「ツェッペリンフェルト」や、未完に終わった巨大な大会議場も残されています。
- カイザーブルク
- 職人広場
- 聖ローレンツ協会
- 中央広場
- デューラーの家
- 帝国党大会会場文書センター
ミュンヘン中央駅からICEで1時間。
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バイエルンの真珠と称えられる古都「バンベルク」
ニュルンベルクから更に北にあるバンベルクは「バイエルンの真珠」とも称えられる美しい古都。
町は11世紀から司教座として発展。第二次大戦の戦禍を免れ、大聖堂や教会などの宗教建築、1000年の歴史をたたえる街並みが多くの人を魅了しています。
バンベルクのシンボルともいえる建物が、レグニッツ川の中州に立つ旧市庁舎。
かつては聖職者がは丘の上、一般市民は川を挟んだ反対側に住んでいて、そのちょうど境目に立つことで両者のどちらにも属さない中立の立場をとっていたのだそうです。
壁に描かれた美しいフレスコ画も必見。よく観察してみると、絵の中から飛び出している天使が見つかりますよ。
旧市街が見下ろせる丘の上に立っているのは、13世紀に完成した大聖堂。ロマネスク様式とゴシック様式が融合した建物で、どっしりとした姿は威厳たっぷりです。
この大聖堂を作らせたローマ皇帝のハインリヒ2世は、妻のクニグンデと共に石棺の中で眠っています。大理石の石棺に彫刻を施したのは、中世ドイツの天才彫刻家であるリーメンシュナイダー。
大聖堂の目のまえにある新宮殿のバラ園も、庭園好きとしてはかなりおすすめの場所です。
このほか「小ヴェニス地区」と呼ばれる川沿いの眺めを楽しんだり、名物「燻製ビール」を飲んでみるのも良いでしょう。燻製ビールはかなり癖のある味ですが、好きな人はハマるかもしれません。
- 旧市庁舎
- 大聖堂
- 新宮殿
- 小ヴェニス地区
- 燻製ビールの有名レストラン「シュレンケーラ(Schlenkerla)」
ICEで1時間25分~2時間。直通またはニュルンベルクで乗り換え。
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2000年の歴史を称える町「アウグスブルク」
ドイツではトリーアに次いで2番目に古い町とも言われているアウグスブルク。町の名前は紀元前15年にここでローマ人が町を築いた際、時のローマ皇帝アウグストゥスにならって名付けられたことに由来しています。
15世紀から16世紀にかけてはフッガー家、ヴェルザー家といった豪商や銀行家が力を持ったアウグスブルク。
特にフッガー家はフィレンツェのメディチ家と並ぶ芸術のパトロンでもあり、彼らが芸術家を保護したことで町にはルネサンス文化が花開きました。
町の市庁舎は、ドイツのルネサンス建築における最高傑作。
市庁舎の中にある「黄金の間(Goldener Saal)」では、長さ32mもある巨大なホールの壁や天井が金箔で装飾されています。その豪華絢爛さに、誰もが一瞬「おお!」とあとずさりするはず。
町の歴史がテーマのフレスコ画のほか、「知恵」や「豊穣」、「敬虔」を表す女性像など、細かいところまでじっくり観察してみてください。
このほかフッガー家が低所得者のために建設した世界最古の社会福祉住宅「フッゲライ」や、モーツァルトの父の生家でもある「モーツァルトハウス」がこの町のみどころです。
- 市庁舎の「黄金の間」
- フッゲライ
- モーツァルトハウス
- 大聖堂
ICEまたはECで30分。快速列車(RE)で40分。
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モーツァルトの生まれた町「ザルツブルク」
ザルツブルクはドイツではなく、お隣のオーストリアにある世界遺産の町。アウグスブルクはモーツァルトの父が生まれた町でしたが、ザルツブルクはモーツァルト自身が生まれた場所です。
彼の生家も博物館として公開され、愛用していたヴァイオリンや楽譜が展示されています。
音楽つながりでいうと、ミラベル宮殿の庭園は映画「サウンドオブミュージック」の舞台になった場所。写真は12月のものですが、夏はバラ園や花壇で色とりどりの花が咲き乱れ、絵画のように美しいのだそう。
私はザルツブルクは3回くらい行ったことがありますが、いつも冬なので次は夏に行ってみたいと思っているところです。
「サウンドオブミュージック」を観てから訪れれば、「ここが『ド』と『レ』のシーンの場所!」みたいに楽しめると思います。
このほかミラベル宮殿からも見えていたホーエンザルツブルク城は城博物館になっていて、中世の拷問器具や拷問部屋、第一次大戦で使われていた武器などが展示されています。
高台にある城から望む世界遺産の街並みが素晴らしいです。
旧市街の目抜き通り「ゲトライデガッセ」で、美しい装飾の看板を見ながらプラプラ歩くのも楽しいですよ。
- ミラベル宮殿
- ホーエンザルツブルク城
- ゲトライデガッセ
- モーツァルトハウス
- レジデンツ
ECで1時間40分、普通列車で1時間50分。
[/note] ザルツブルクはオーストリアですが、バイエルンチケットも有効範囲内。ドイツ鉄道のRB、REのほか、私鉄メリディアン(Meridian)も利用できます。ECは使用不可。
世界一高い大聖堂がある町「ウルム」
ドナウ川のほとりにあるウルムは、世界一高い大聖堂が町のシンボル。
500年もの歳月を経て1890年に完成した大聖堂は高さが162mあり、768段のらせん階段を上っててっぺん近くまで行けます。足がすくむほど高いですが、ここからの眺望は素晴らしくて一見の価値あり。
オレンジ屋根の家々も、まるでおもちゃかと思うほど小さいです。
塔に上ったあとは、大聖堂の中を見学するのもお忘れなく。荘厳な世界が広がり、この場に立つだけで心が清められるかのようです。アーチを描いた美しい天井や14、15世紀のステンドグラス、壁に描かれたフレスコ画など見どころも沢山。
このほか中世の雰囲気がのこる「漁師の一角」や、傾いたホテル「シーフェス・ハウス」がウルムの主な見どころ。
ウルムはアインシュタインが生まれた町でもあり(1歳くらいまでしか住んでませんが)、町の東には彼の顔の噴水もあります。
ウルムからバスで10分の所にはヴィプリンゲン修道院があり、院内ある「南ドイツで最も美しい図書館」を見学できます。
アクセスは中央駅のバスターミナルから70番のバスに乗り、「プランガー(Pranger)」で下車。
あとは真っ青な湖「ブラウトプフ」も個人的には大好きな場所です。周辺の修道院や木組みの家と相まって雰囲気がとてもいいので、時間に余裕があればぜひ訪れてみてください。
アクセスはウルムからドナウエッシンゲン行きのREに10分乗り、「ブラウボイレン(Blaubeuren)」で下車。そこから湖までは徒歩約20分です。
- 大聖堂
- 市庁舎
- 漁師の一角
- パン文化博物館
- ヴィプリンゲン修道院
- ブラウトプフ
ミュンヘン中央駅からIC、EC、ICEで1時間15~20分。
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ネコ職員のいる町「ネルトリンゲン」
ロマンティック街道のネルトリンゲンは、1,500万年前に隕石が落下してできた直径25kmのクレーターの中にある町です。
城壁でぐるりと囲まれた旧市街の中心に立っているのは、「ダニエル」の名で親しまれている聖ゲオルグ教会。
町のネコ職員「ヴェンデルシュタイン」がお勤めする場所としても知られ、運が良ければ塔の上で彼女に挨拶ができます。
カメラを向ければしっかりポーズをとってくれるヴェンデルシュタイン。強そうな名前ですがメス猫で、塔に飛んでくるハトを追い払うのが彼女の仕事です。
ネコ職員がお出迎え 城壁に囲まれた美しい町ネルトリンゲン
塔の上からの眺めも絶景。オレンジ屋根がずらりと並び、上から見ると町が城壁で丸く囲まれているのがよく分かりますよ。
そんな城壁にのぼって、町をぐるりと一周歩いてみるのもおすすめ。一周2.7kmあり全部歩けば40分ほどかかりますが、良さそうな所を見つけて少し歩くだけでも十分楽しめます。
城壁の上から見下ろす街並みも、なかなかいい眺めです。
ネルトリンゲンを代表するお祭りであるのが、3年にいちど開催される「歴史城壁祭」。中世の衣装や民族衣装に身を包んだ人々や手工業者のお店などが集まり、中世にタイムスリップしたかのような世界観が楽しめます。
伝統的なダンスや大規模なパレードなども行われ、1日中めいっぱい楽しめる「歴史城壁祭」。次回の開催は2022年9月の予定です。
- 聖ゲオルグ教会(ダニエル)
- 城壁ウォーク
- リースクレーター博物館
- 歴史城壁祭
所要時間は1時間50分~2時間。
[/note]効率よく回りたければ、現地ツアーがおすすめ
今回紹介した町やスポットへ行く際は、バイエルンチケットの購入も検討してみてください。
[note title=”バイエルンチケットとは”]
バイエルン州内のローカル列車(RB、RE、IRE)やバス、トラム、地下鉄が乗り放題になるチケット。ICやICEでは利用できません。
1人用は26€。5人用まであり、1人増えるごとに8€加算されます。
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「バイエルン」とありますが、州の境にあるザルツブルクやウルムへもこのチケットで行くことが可能です。
ICやICEが利用できないため時間がかかることもありますが、特にグループの場合は電車代がかなり節約できますよ。
このほか、あちこち効率よく巡りたいという方は現地ツアーの利用がおすすめ。
例えばミュンヘンから電車とバスでノイシュヴァンシュタイン城とリンダ―ホーフ城、ヴィース教会の3ヵ所を1日で訪れるのはかなり厳しいですが、現地ツアーであればそれも可能です。
いちいち時刻表とにらめっこしたり、電車の時間を気にする必要もないのでかなり楽。現地での移動が不安な方は、ぜひ現地ツアーを利用してみてください。
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